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好きだった曲たち(外国曲)独断で選ぶ!この年のウルトラTOP20

TURN ME LOOSE / LOVER BOY
イントロのカッコよさは、ハードロックの鏡。このころからメタルが本格的に台頭してきたんだけど、ハードロックが好きだった。LOVER BOYは軽いグループ名のわりには、上手で長持ちしたバンドだったけど、いまはどうしてるの? 『それ行けウィークエンド』なんて曲もあったっけ。

OUR LIPS ARE SEALED, WE GOT THE BEAT / GO GO'S
70年代だと RUNAWAYS、80年代はこの GO GO'Sが女のコバンドの中心的存在だったけど、いま聴くと、よくレコード出せた?! ベリンダ・カーライルはこのグループの出身です。

THE BREAKUP SONG / GREG KIHN BAND
83年に出した" JEOPARDY"もいい曲だった。でもグレッグ・キーンのことは、オヤジ顔だったことくらいしか記憶にない。この曲は、今は亡き沖田浩之がカバーしてました。

FOOL IN LOVE WITH YOU / JIM PHOTOGLO
AORムーブメントの一員。当時は最先端に洒落てた。

SHE'S A BAD MAMA JAMA / CARL CARLTON
ちょっと前にAVEX系のDANCE MANってユニットが、これをパロってリメイク。『背の高いヤツはジャマ』ってリフレインが元曲にピッタリあってて、妙におかしい。版権を確認するため本人(CARL CARLTON)を探したけど、行方がわからなかったらしい。

HARDEN MY HEART / QUORTER FLASH
このグループも一発屋さん。ミディアムテンポな切ない系の曲です。サックスがむせび泣いちゃったりして…。

NINE TO FIVE, MODERN GIRL / SHEENA EASTON
ちょっとまえ、懐メロ番組に出てました。あらまあ・・・。

BETTY DAVIS EYES / KIM CARNES
長い金髪、派手めな化粧。印象的に濃いおばちゃんだったような…。この曲は夏に大ブレイクしました。

KIDS IN AMERICA / KIM WILDE
いたよね、イギリスのアイドル系。日本のコマーシャルにも出演するくらい売れました。今はどうしてるんでしょう。そういえばこの曲、こないだジムでかかってた。

10 FOXY / SUSAN ANTON
アメリカのテレビシリーズ『チャーリーズ・エンジェルズ』に出演してたよね。エアロビクスブームともあいまって日本でも人気者になりました。この系統では、シェリル・ラッドの『ダンシング・アメリカン』なんて曲もあった


11 EYE SPY / DOOLEYS
こういうお子ちゃま・ファミリー系コーラスグループがけっこう元気だった。欠かせないのがノーランズ。あとトリックス、バックスフィズ、ドリードッツなんてのもあった。こういうグループの日本語タイトルは『キラメキなんとか』『ときめきなんとか』『夢見るなんとか』ばっかりで恥ずかしい。

12 TROUBLE AHEAD / ランディ・マイズナー
ランディ・マイズナー この人のことは全然覚えてないんだけど、この曲はディープにしんみりしちゃうバラード。

13 BECAUSE THE NIGHT / PATTY SMITH GROUP
長いこと、パティ・スミスとパティ・スマイスは同一人物だと思ってた。これはパティ・スミスの代表曲。10 THOUSAND OF MANIACSなどがカバーしてます。

14 SUKIYAKI / TASTE OF HONEY
21世紀に語り継がれるベースライン『今夜はブギウギウギ』ってすっごい曲がある女性二人組。"SUKIYAKI"はいろーんな人たちがカバーしてるけど、彼女たちのバージョンがいちばん好き!

15 CRYING / DON MACLEAN
60年代後半に"AMERICAN PIE"を全米大ヒットさせた人。古いカセットをひっくり返して聴いてたら、この曲が出てきたんだけど、最近、誰かカバーしてたよね。誰だっけ…、K.D.ラング???

16 PLANET EARTH, GIRLS ON FILMS / DURAN DURAN
80年代、ビジュアル系の幕開けは彼らから始まりました。サイモン・ル・ボンは、1年の半分くらい(?)、東京に住んでるらしい。ある深夜、青山の自動販売機で何かを買っている姿を目撃されたとか…。

17 RUNAWAY BOYS, ROCK THIS TOWN / STRAY CATS
金髪のリーゼントがセクシーだったブライアンが印象的なロカビリー系バンド。彼はブライアン・セッツァー・オーケストラを率いて、現在も活躍中!スウィング・ロックの大ブームを巻き起こした。

18 ANT MUSIC / ADAM AND THE ANTS
一世を風靡しそうになったけど、しなかったADAM ANT。83年にソロとして"GOODY TWO SHOES"ってシングルを出したけどね、後が続かなくて、ニューウェイブのあだ花となってしまいました。

19 TO CUT A LONG STORY SHORT, REFORMATION / SPANDAU BALLET
無機質な声と(ちゃちい)シンセのコンビネーションが、当時は衝撃的だったSPANDAU BALLET。 ニューロマンティックの代表格で音楽性が高かったの。84年には"COMMUNICATION"って曲もヒットしました。あと"TRUE"って曲もあったよね。

20 CARS / GARY NUMAN
アンドロイドみたいだった彼、この曲を聞くとニューウェイブが流行りはじめたころのことを思い出します。この曲がヒットしたのは80年だったかも???


まだまだあるある好きだった曲

DO YOU LOVE ME / PATTI AUSTIN
この年のブラック系でいちばん好きだったのが、この"DO YOU LOVE ME"。特に間奏に入るところ、ボーカルにギターがかぶさるあたりが、たまんない!

GIVE IT TO ME BABY, SUPER FREAK / RICK JAMES
ブラック系ではちょっとキワモノだった彼、でも"GIVE IT TO ME BABY"と"SUPER FREAK"、この2曲はホントにカッコよかったわん。

LET'S GROOVE / EARTH WIND AND FIRE
"LET'S GROOVE"は、アースのベストな1曲。リアルタイムで流行ったのは、この年だと思う。

CONTROVERSY / PRINCE
ファンケデリックって言ったっけ??? ファンク+サイケデリック系の流れがあって、『パープル・レイン』でポップになる前のプリンスは、マニアックな音楽を作ってた。PARLIAMENTやROGERもこの系統。


IT'S A LOVE THING / WHISPERS
ブラック系の超ベテラングループ。このころは時流に乗って、ディスコしてました。

TOO HOT / KOOL AND THE GANG
70年代にデビューしたときは、ただのダンス・バンドだと思われてたんだけど、その後いろいろいい曲を出した。今でも活動してるんだっけ???

FUNTIME / PEACHES & HERB

この曲聞くと、渋谷のスペイン坂を思い出す。よくかかってたんだわ、あのころ。

FANTASTIC VOYAGE / LAKESIDE
BURN RUBBER / GAP BAND
PARADISE,HOLD TIGHT / CHANGE
TOO TIGHT / CON FUNK SHUN
LAKESIDE, GAP BAND, CHANGE, CON FUNK SHUN このころ、六本木ではこういうファンク・バンドの曲がかかりまくっているディスコがあった。MAGICとかね…。そういえば、バーケイズなんてグループもあったっけ。

DOUBLE DOUCH BUS / FRANKIE SMITH
一発屋。この"DOUBLE DOUCH BUS"ってニューウェイブとファンクがあわさったような、何言ってるんだか全然わかんない、ヘンな曲だったんだけど、けっこう好きだった。こないだラジオでかかって、ビックリ!

LATELY / STEVIE WONDER
この 後世に残るバラードの名曲がリアルタイムで流行ったのも、たぶんこの年。

JUST THE TWO OF US / GROVER WASHINGTON JR.
何年か前にAROUND THE WAYってユニットがカバーしてて、とってもキレイに仕上がってた。当時は『なんとなくクリスタル』がブームだったもんだから、『クリスタルな恋人たち』とかなんとか、恥ずかしい日本語タイトルがついてしまいました。

 

好きだった曲たち(日本の曲)独断で選ぶ!この年のウルトラTOP10

1 スローなブギにしてくれ/南佳孝
『スローなブギにしてくれ』は曲も好きだったけど、映画もカッコよかった。浅野温子と古尾谷雅人が主演で、第三京浜とか福生なんかがでてきちゃうやつ。監督は故藤田敏八です。原作者 片岡義男もこのころ一世を風靡しました。いまになってみると、ちょっと恥ずかしいけど…。南佳孝の他の曲で好きだったのは『回転扉』、泣けます。

2 十中八九NG/ジューシー・フルーツ
彼らの全盛期って、ほんの一瞬だったんだよね。この『十中八九NG』が出たころにはもう黄昏に入ってました。一大ブームを作ったバンドが終焉を迎えるころ、いい曲を出すんだけどヒットしないってことがあるけど、この曲はまさにそんな一曲。

3 真夜中のドア/松原みき

『ニートな午後3時』など何曲かヒット曲があります。今はどうしているんでしょう。それにしても『真夜中のドア』は名曲! 今度カラオケで歌ってみよう。

4 バイバイ・ララバイ/桃井かおり
この曲は彼女が主演していたドラマの主題歌でした。市川悦子が「つきよママ」っていう役名で共演してた、ちょっと不思議なドラマ。タイトルは確か・・・『ダウンタウン物語』。桃井かおり大好きだったし、いまでも好き!

5 まちぶせ、三枚の写真/石川ひとみ
作者はもちろんユーミン! 曲もいいけど、詞がユーミン・ワールドしてていい。この曲、三木聖子っていう歌手が75年or76年に出したときは売れなかったんだよね。で、石川ひとみは二匹めのどじょうを狙い、同じく三木聖子の隠れた名曲『三枚の写真』もリメイクしたけど、どじょうはいなかった。

6 夏の扉、チェリー・ブロッサム/松田聖子
彼女が超ブレイクしたのがこの年。他にも『風立ちぬ』『白いパラソル』『風は秋色』などなど、ヒット曲の嵐! 特に『夏の扉』が好きだった。

7 スニーカーぶるーす/近藤真彦

『スニーカーぶるーす』がデビュー曲。『金八先生』でスターダムにのしあがり(!!!)、このころから数年間が絶頂だった。

8 MILK LADY/五十嵐浩晃
80年に『愛は風まかせ』がヒット、この『MILK LADY』もいい曲だったんだけどね、後が続かなかった。

9 恋はアミ・アミ/倉田まり子

そういえばいたよね、倉田まり子。『恋はアミ・アミ』の「アミ」って、もつれちゃってる「網」かと思ったら、フランス語の「ともだちAMIS」でした。ところで彼女って、いまどうしてるの?

10 ガラスのイエスタディ/倉橋ルイ子
昔つくったカセットを聞いてたら、『ガラスのイエスタディ』が入ってた。すっかり忘れてたんだけど、いま聞いてもいい曲! 泣けるバラードです。

まだまだある好きだった曲

DO YOU REMEMBER ME/YUKI
1970年ごろ『奥様は18歳』に主演してた元アイドル岡崎友紀が"YUKI"と称して歌を出しました。で、この『DO YOU REMEMBER ME』もユーミンの曲。歌い方もユーミンそっくり。

J.I.from Hamburug, Genmanyさんより 12/26/2001
HP上で扱っていらっしゃるYUKIさんのDo You Remember Me? という曲ですが、ユーミンの作品ではなく、加藤和彦さんの作曲で作詞は奥さんの安井かずみさんでした。老婆心ながら、気になりましたので。


というメールをいただきました。チェックしてみたら、その通り! 歌い方やメロディラインがユーミン的だったので、すっかりユーミン作品だと思ってました。ところでこの曲、今年(2001年)の始めごろ、キタキマユがカバーしたよね、いい曲なんだけど、なぜか大ヒットしないの。

守ってあげたい、星のルージュリアン/松任谷由実

それまでマイナーな存在だったユーミンが、『守ってあげたい』でブレイクしたのがこの年。そう、ユーミンの輝ける歴史はここから始まりました。マーケティングに目覚めて『守ってあげたい』をヒットに結びつけたんだろうけど、この曲の大ヒットの前にも、もっとずっといい曲がいっぱいあった。

春咲小紅/矢野顕子

いまではすっかり大御所となってしまった矢野顕子。『春咲小紅』は化粧品の春キャン(これも懐かし響きだ)ソング。NHKホールで彼女のコンサートを見たとき、優しさと強い母性がホールを満たしてて感動した。音楽ってすごい。

若さのカタルシス、もういちど思春期/郷ひろみ

確か作詞は阿木燿子。歌謡曲の詞の世界を変えた彼女、わたしにとっては「カリスマ」でした。一時、TKの席巻でこの世の終わり状態になっちゃったJ-POPの詞の世界。でもこのところ、UA、COCCO、山崎まさよし、スガ・シカオなどなど、いい詞を書くアーティストがどんどん出てきてうれしい。あっ、郷ひろみのハナシをしてない。彼の運命の女は松田聖子です。

キッスは目にして!/ヴィーナス

ほぼ一発屋で終わっちゃったけど、ボーカルのコニーは懐かメロ番組でみかけたことがある。


E気持ち/沖田浩之

竹の子族から生まれたアイドル、ヒロくん。山本陽子とのロマンス後、いつのまにか消えちゃって、久しぶりに聞いた彼のニュースが、自殺なんて残酷過ぎる。


ブギ浮ぎI LOVE YOU/田原俊彦

ヘンな曲だけど、好き!の典型。特にコード進行、いいよね。


青空オンリー・ユー/ひかる一平

彼ってNHKのアイドル番組『レッツ・ゴー・ヤング』のレギュラーだったよね。タイトルが思い出せないんだけど、映画かドラマで主演もしてました。路線としてはトシちゃん系。あっさり消えちゃったのは、芸名のせい?! 長持ちしそうもない名前。

好きだったアルバム
ロング・バケーション / 大滝詠一
この夏はどこへ行っても『ロング・バケーション』がかかりまくってました。今でもほとんど全曲歌えるくらい、いっつも聞いてた。特に好きだったのは、『雨のウェンズデイ』『カナリア諸島にて』、もちろん『君は天然色』もね。曲を聞いて「カナリア諸島って行きたいなあ。白い砂のビーチが延々続いてるんだろう」って想像してたんだけど、行ってみたら岩だらけ。火山の噴火でできた島なんだって。

BLOODY MARY, HELP / ブラッディ・マリー

ポップなロック系。ボーカルのEMIちゃんはセクシーで、歌謡ロックのハシリみたいなバンドだった。プロデュースは天下の後藤次利! 特に上手なわけでも、個性があったわけでもないんだけど、後藤次利の音ってすごく好きなせいか、よく聴いてた。アルバム2〜3枚出して、消えちゃったけど…。


CHAKRA / チャクラ

オリエンタルで、エキゾチック系な日本のバンド。上々台風は、このバンドの音を引き継いでいる感じ。小川美潮は個性あるし、歌はうまいし、パフォーマンスもよく、上手なボーカルでした。彼女はいまも音楽活動しているはず。このアルバムには入ってないけど『ちょっと痛いけどステキ』って曲が大好きだった。

SEXY ELEGANCE / 麻倉未稀

『SEXY ELEGANCE』というタイトルもすごいけど、曲の歌詞もすごい。薔薇の花しきつめて眠りたい、なんてのが続々出てきます。『今夜だけ恋人』って曲、好きだったんだよね。彼女って、いつだったか忘れたけど(そんなに昔じゃない)脱いでたような・・・。

IN THE NIGHT / CHERYL LYNN
出ました、ディスコ・クイーン! このアルバム"IN THE NIGHT"には、タイトル曲のほかに、スマッシュヒット"SHAKE IT UP TONIGHT"も入ってます。

REAL / PRETENDERS
"MISTERY ACHIEVEMENT"って曲が好きだった。このアルバムには、彼らの出世曲"BRASS IN POCKET"も入ってます。とにかくクリッシー・ハインドのカッコよかったこと!

水の中のアジアへ、昨晩お会いしましょう / 松任谷由実

『水の中のアジアへ』は4曲入りのミニアルバム。最初に聴いたときは、「地味だ」と思ったけど、4曲中3曲(『スラバヤ通りの妹へ』『大連慕情』『わき役でいいから』)が大名曲。『わき役でいいから』を聞くと、「南半球のどこかの国では、年度末になると、オフィス街でいっせいに古い書類を窓から投げる」って話を思い出す。そんなことがホントにあるのか、どこの国なのかもう全然覚えてないけど、真夏の12月、青い空を背景に白い紙がひらひら舞う・・・ってイメージ。

当時のできごと

『なんとなくクリスタル』とエアロビクスが大ブーム。

伊藤つかさが『少女人形』でデビューし、対極な横浜銀蝿もはやりまくる。

イモ欽トリオの『ハイスクールララバイ』が大ブレーク!(長江健次は中目黒でよくパチンコしてるらしい)

カーステレオから流れていたのは、『ルビーの指輪』!!!

その他のヒット曲

悪女/中島みゆき
ハローグッドバイ/柏原よしえ
セーラー服と機関銃/薬師丸ひろ子
ギンギラギンにさりげなく/近藤真彦
シンデレラ・サマー/石川優子

7 DECEMBER 1998+MARCH 2000


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