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好きだった曲たち(外国曲)独断で選ぶ!この年のウルトラTOP20

1 JUST WHAT I ALWASYS WANTED / MARI WILSON 
ソフトクリーム状態に盛り上げた髪型と、天地真理のようなピンボケした声が衝撃的だった彼女。アルバム"SHOW PEOPLE COMP 2"は泣ける曲から、弾んじゃう曲まで、名曲揃い! 80年代後半にカムバック、ベストアルバムも出してたけど、近況は謎・・・。

2 THE STORY OF THE BLUES / WAH!
この年爆発したジョージ・マイケルのWHAM!とよく似たグループ名だったのが災いしたのか、脚光を浴びることなく消えちゃった。この"THE STORY OF THE BLUES"は名曲。イギリスの田舎の駅、夜明けのプラットフォームで電車を待ってたとき、アタマのなかで鳴っていた。

3 BEST YEARS OF OUR LIVES / MODERN ROMANCE
ファンカラティーナ(ニューウェイブ系ファンク+ラテン)ナンバー1といわれたモダン・ロマンス。でも絶頂期は短く、早くも終わりのときを迎えてた。この年に出した"AFTER ALL THIS TIME"も、ちょっと切なくてよかったっけ・・・。

4 NEW YEAR'S DAY / U2
今はもうすっかり大御所だけど、このころは、アイルランドの(政治的な)匂いがぷんぷんしたローカルなバンド。"BLOODY SUNDAY"も衝撃的だった。

5 SIGN OF THE TIMES / BELLE STARS
イギリスの女のコグループ。ほとんどこれ1曲で、その後はぱったり。ポップでメロディアスないい曲つくってたんだけど…。

6 FIELDS OF FIRE / BIG COUNTRY
このグループもあっという間に消えました。この"FIELDS OF FIRE"のほかに、"IN A BIG COUNTRY"ってサイコーな曲もあったんだけど、それでおしまい。実は彼ら来日もしてて、チケットいただいて見に行った。

7 SWEET DREAMS / EURHYTHMICS
ユーリズミクスは、デイブ・スチュワートとアニー・レノックスの(今でいう)ユニット。80年を代表するグループのひとつだと思う。いい曲、いっぱいあったんだよね。この"SWEET DREAMS"は、彼らの名前を一躍有名にしました。

8  LIES / THOMPSON TWINS
彼らってそんなにたくさんヒットがあったわけじゃないんだけど、妙に印象に残ってる。"LIES"を聴くと、青山のTOKIO!

9 IT'S MY PARTY / DAVE STEWART & BARBARA GASKIN
ユーリズミクスのデイブ・スチュワートとは別人です。レスリー・ゴーア(60年代前半?)のオールディーズをキッチュにリメイク、イギリスで大ヒット! わたしにとっては、80年代前半を象徴する1曲。

10 TOO SHY / KAJA GOO GOO
あの!リマールがボーカルだったバンド。ほかには特にヒットもなく解散しちゃったけど、その後リマールは、映画"NEVER ENDING STORY"のテーマ曲を歌って注目された。

11 CAN'T GET LOSING YOU / BEAT
このグループのことはほとんど知らない。けっこう音楽性高くて、「知る人ぞ知る」系だったような気もするけど…。スカっぽい刻みのギターがカッコいい、浜辺の木陰で聞いたらキマりそうな曲。

12 ROMEO / DONNA SUMMER
70年代のディスコ・クイーン。このころもちゃんと歌ってたし、このあともまだ歌ってた。キワモノ的イメージもあったけど、意外と息が長かった。蘇えるか、ドナ・サマー???

13 HE'S A DREAM / SHANDI
本人のことは覚えてないけど、この曲は、映画『フラッシュダンス』のサントラ盤に入ってた。

14 CHEERS THEN(バナナ・ドリーム)/ BANANARAMA
ニューウェイブもめっきり下火、このへんで彼女たちもおしまいかな…って思ってた。この"CHEERS THEN(バナナ・ドリーム)"もそんな感じの曲だしね。ところがどっこい、彼女たちは生き抜いていったのです。この年の他のヒット曲は、"NO FEELING"(SEX PISTOLSのカバー)、"NA NA HEY HEY KISS HIM GOOD-BYE"(これもオールディーズのカバー)など。

15 LITTLE RED CORVETT / PRINCE
プリンスという名前は捨てた!と宣言してから、何て呼んでいいのかわからなくなってしまった彼。映画『パープル・レイン』前後がいちばん好き!かな。この年には"1999"っていう曲もブレークしました。ああ、あのときの未来が、すでに過去・・・。

16 JEOPARDY / GREG KIHN BAND
1981年に"BREAKUP SONG"をヒットさせた彼ら、まだこのころもヒットを出してました。声は甘くてかわいかったけど、顔はオヤジそのものだった。

17 GOODY TWO SHOES / ADAM 
ニューウェイブのあだ花ADAM & THE ANTS解散後、ソロとなって放った踊れるヒット曲。でもほどなくフェード・アウト。

18 CUM ON FEEL THE NOISE / QUIET RIOT
アメリカのメタルハードロック系。この曲のオリジナルは、70年代前半にイギリスで活躍した「スレイド」。QUIET RIOTは、売れなくなった演歌歌手のドサまわり状態、このヒット1曲ひっさげて、全米中ツアーし続けてるっていう噂…。

19 MY SIMPLE HEART / CAROL DOUGLAS
彼女って70年代に"DOCTOR'S ORDERS"をヒットさせた、あのCAROL DOUGLAS??? 声が似てるような、似てないような…。この曲はかわいい系のディスコ・ヒット。

20 EVER SO LONELY / MONSOON
シタールなどインド楽器を取り入れ、60'Sが入り、でもアレンジは(当時の)いまどきっていう魔化不思議系グループ。"EVER SO LON-LON-LON-LON-LO-LOLNELY"ってリフレインを延々繰り返すあたりが妙に耳に残った。"TOMORROW NEVER KNOWS"もよかったね。

まだまだあるある好きだった曲

SHE BLINDED ME WITH SILENCE / THOMAS DOLBY
ドイツ人だったっけ??? DOLBYなんていかにも音楽っぽい名字なんて思ったりして…。彼っていまでも活動してるみたい。こないだラジオで新曲???("BUDAPEST BY BLIMP"ってタイトル)が流れてた。

ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME / NAKED EYES
いったい何者だったんでしょう。この"ALWAYS SOMETHING THERE TO REMIND ME"は、93年にESPIRITUっていうベネズエラ系の女性歌手がリメイクして、ちょっとヒットした。

DON'T TELL ME YOU LOVE ME / NIGHT RANGER
気がついたら首をグルグル振って踊っていた系のアメリカン・ハードロックバンド。このころ好きだった曲ってイギリス系が圧倒的に多かったけど、この"DON'T TELL ME YOU LOVE ME"は今聴いても燃える。

IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW / DURAN DURAN
ニューウェイブもニューロマンテイックも下火となり、それでも彼らはがんばった。この"IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW"のほかに、"UNION OF THE SNAKE"もヒット!

BLIND VISION / BLANCMANGE
妙に力強い男性ボーカルが印象的だったイギリスのグループ。野太く男性的なボーカルって、イギリスにけっこうあったんだよね。そしてリック・アストレーへと至る。

CANDY GIRL / NEW EDITION
まだ声変わりもしてなかったボビー・ブラウン(ホイットニー・ヒューストンの旦那)が歌ってたお子ちゃまグループ。ジョニー・ギルもこのグループの出身だし、他にも誰だっけ…いた。

PUTTING ON THE RITZ / TACO
確かイタリア人。TACOなんてヘンな名前!って思ったけど、しばらくして会ったイタリア人がやっぱTACO。あっちではポピュラーな名前らしい。キワモノっぽくて好き。

DON'T TAKE MY COCONUTS / THE COCONUTS
キッド・クレオール&ザ・ココナッツのココナッツが独立! キッド・クレオールの音楽って、ラテンやカリブ海あたりのフレーバーが気持ちよくちりばめられてて大好きだった。

GOOD THING GOING / SUGAR MY NOT
そういえばいたなって感じ。この"GOOD THING GOING"はレゲエの名曲だよね、いろんなひとが歌ってる。

好きだった曲たち(日本の曲)独断で選ぶ!この年のウルトラTOP10

1渚のライオン/早見優
優等生なイメージが強かったから??? 振り返ってみても印象に残ってることがあんまりないんだけど、『渚のライオン』はジャングルビートでとってもカッコよかった。

2まっ赤な女の子/小泉今日子
彼女のアイドルとしての頂点は『なんてったってアイドル』だと思います。その頂点へ向かってダッシュしてたのが、このころ。この年だと『まっ赤な女の子』と『半分少女』が好き!

3チャイニーズ・キッス/松本伊代
自分の世界を持ったアイドルの走りかもね。今だとアイドルの大学・短大進学なんて全然珍しくないけど、彼女が戸板短大に行ったのはけっこう新鮮でした。『チャイニーズ・キッス』を聞くと、この年のゴールデン・ウィークを思い出します。『オトナじゃないの』も好きだった。

4君に胸キュン/YMO
こないだTVで『君に胸キュン』のビデオが流れてた。細野晴臣、坂本龍一、高橋ユキヒロの3人が、「君に胸キュン、キュン」って歌いながら、首をかしげたてたのが妙にかわいかった。『以心電信』っていう曲もヒットしました。

5いつも片思い/小林千恵
NHKのクイズ番組に出て、大阪弁しゃべってるのを見かけたことがある。「レッツ・ゴー・ヤング」出身だったかも…。『いつも片思い』っていい曲だったんだけどね、売れなかった。

6エスケイプ/稲垣潤一
知り合いの同級生。彼の結婚パーティにゲストで登場、歌ってくれました。でももうずいぶん昔のこと、何を歌ったのか忘れちゃった。


7恋は春感/山口美央子
『月姫』ってアルバムがよかったんだよね。アレンジは当時、一風堂の土屋昌巳でした。この『恋は春感』のアレンジは後藤次利です。

8夏の雫/三田寛子
天然ボケ・アイドルのはしりだった彼女も、今では中村橋之助夫人、立派な奥様です。知名度のわりにヒット曲に恵まれなかった彼女だけど、この『夏の雫』はコード進行が大胆で好き。

9めだかの兄妹/わらべ
倉沢淳美、高部知子、(名前忘れた)ぽっちゃり系の3人組。この曲、今でもときどきアタマのなかで流れ始めることがある。子猫の兄妹が大人になったらトラになる!って言ってるのが、好き。

10 GOOD-BYEから始めよう/佐野元春
『GOOD-BYEから始めよう』は80年代に輝く永遠の名曲。カラオケで歌ったら、本気で泣きそうになって大変だった。

まだある好きだった曲

1/2の神話/中森明菜
来生たかおの名曲『セカンド・ラブ』で、ただのアイドルじゃなく、バラードもこなせる上手な歌手ってことが証明されました。そして彼女の絶頂期へと突入する・・・。

マルガリータ・ガール/岩崎良美
70年代、KID CREOLE & THE COCONUTSの母体になったORIGINAL SAVANNA BANDっていうラグタイムなラテン系グループがあったんだけど、この曲『マルガリータ・ガール』は、ちょっとその系統。

う・ふ・ふ・ふ/EPO
そういえば最近、彼女のニュースはあんまり聞かないけど、80年代にはたくさんいい曲を書いていた。彼女って、確か体育大出身。

恋はサマーフィーリング/石川秀美
『恋はサマーフィーリング』『バイバイ・サマー』なんて、もうタイトルだけで80年代アイドル歌謡道まっしぐら!

支那の夜/畑中葉子
『カナダからの手紙』『後から前から』が有名ですが、『支那の夜』なんて戦時中(戦前かも)の歌もリメイクしてました。妖艶、エキゾチックな雰囲気でよかったんだけどね…。

クスクス笑って/イミテーション
記憶の底に眠っていたグループ。『春風駘蕩』って曲で祭りばやしを使ってたのが新鮮だった。ボーカルの女のコが派手でカッコよく、名うてのスタジオ・ミュージシャンが集まったスーパーユニットだった(と思う)。

夢見るシェルター人形/ジューシー・フルーツ
1980年に大ブームを巻き起こした彼ら。最盛期は短かかったけど、まだこのころも活動してました。でもこれでホントにおしまい。『夢見るシェルター人形』はフランス・ギャルの『夢見るシャンソン人形』のリメイクだけど、歌詞はかなりシュール。

 


好きだったアルバム

SHOWPEOPLE COMP2 / MARI WILSON 
シングル曲もアルバムもサイコーで、見事二冠達成!

HEAVY MOON / アン・ルイス
70年代のCHARの名曲"NAVY BLUE"をリメイク、カッコよかったわん。 あと"CINDERELLA"もサイコーでした。同じ年にリリースした、"I LOVE YOUより愛してる"に収録されている『女・tonite 』は、早見優が歌ってヒットした。

DEEP SEA SKIVING / BANANARAMA
初期のバナナラマのベスト盤的アルバム。"SHY BOY" "REALLY SAYING SOMETHING" "CHEERS THEN" "AIE-A-MWANA" "NA NA HEY HEY KISS HIM GOODBYE"などヒット曲満載ざんす。


NORTH MARINE DRIVE / BEN WATT
彼は後にトレーシー・ソーンと組んでEVERYTHING BUT THE GIRLを結成、現在に至ってる。この年、トレーシー・ソーンも"NIGHT AND DAY"などのヒットを出した。ニューウェイブ系が終末を迎え、ボサノヴァなごみ系アコースティックものが台頭したころ。

リ・インカネーション / 松任谷由実
『リ・インカネーション』では、『星空の誘惑』と『川景色』が好きだった。このころのユーミンはだいたい年に2枚アルバムだしていて、この年のもう1枚が"VOYAGER"。でもいまいちだったんだよね、このあたりから離れはじめた。

DRIVE / SON HOUSE
シーナ&ザ・ロケッツの前身になった伝説的なバンド、サンハウス。このときにはすでに復刻盤で、オリジナルは70年代後半??? 粗削りで、ゴツゴツした過度期のロック、歌詞は笑えたりするんだけど、地獄谷温泉の吹き出し口みたいなドロドロしたすごいパワーがあった。『レモン・ティー』も入ってます。

4 SEASONS / 秋本奈緒美
歌手としてはパッとしなかったけど、あの!『オールナイトフジ』の司会に抜擢されたことで、首都圏での知名度はグーンとアップしました。彼女って松商学園の出身なんだよね、確か。

SIGNIFIE / 大貫妙子
最近、ナチュラリストとしてのイメージが強くって、音楽活動のニュースはあんまり入ってこない。このアルバム"SIGNIFIE"には、ドラマの主題歌にもなった『夏に恋する女たち』が入ってる。ほわっとした彼女の音の世界、好き!

TUTU / 越美晴
70年代後半、自作曲『ラブ・ステップ』でデビュー、天才少女の出現か!?と大注目された。でも才能がありすぎて、もて余しちゃったみたい。このアルバム"TUTU"もおフランスの香りかぐわしい洒落た1枚だったんだけど、先に行きすぎてた。彼女は今も活躍中! 今月(98年12月)、三軒茶屋でパフォーマンス・ライブをやってた。

MY GIRL FRIDAY / SALON MUSIC
ピコピコした音にそろそろ疲れてきたみんなを気持ちよくさせてくれたなごみもの。MIKADO とか RITA MITSUOKOを彷彿とさせちゃうフランス系だけど、日本のグループ。

BUILT FOR SPEED / STRAY CATS
なぜか80年代初頭に台頭したロカビリー・バンドたち、その筆頭がストレイ・キャッツ! このアルバム"BUILT FOR SPEED"は彼らのヒット曲満載! "ROCK THIS TOWN" "RUNAWAY BOYS"もちゃーんと入ってます。

MELODIES / 山下達郎
このアルバムでいちばん好きだったのは『悲しみのJODY』なんだけど、『クリスマス・イブ』も入ってる。この曲って発売当初はそんなに評判にならなかったけど、じわじわ広がり、1990年ごろ、牧瀬里穂のJRのコマーシャルに使われて爆発した。

牧瀬里穂っていえば、世界で一番有名なモデル事務所「エリート」の日本ブランチが、外国人モデル一直線からの脱却を狙い、日本人を育て始めて成功した最初のタレント(今もそのまま所属してるのかはわからないけど)。

デビューしたころの主演映画で『東京上空いらっしゃいませ』っていうのがあった。『ゴースト』ブームに便乗したようなアイドルものだったけど、彼女の魅力がキラキラしてて印象的だったっけ・・・。しばらくして伸び悩んじゃったのは、本人に欲がないからかもね。芸能界で生き残ろう!って気迫が感じられないもん。ちょっともったいないような気もする。


当時のヒット曲

松田聖子
スイート・メモリーズ、秘密の花園、ガラスの林檎、瞳はダイアモンド

MICHAEL JACKSON
BILLY JEAN
BEAT ITHUMAN NATUREWANNA BE STARTIN' SOMETHIN'PYT、SAY SAY SAY

KARMA CHAMELEON / CULTURE CLUB
CLUB TROPICANA
WHAM RAP / WHAM!
LET'S DANCE / DAVID BOWIE
EVERY BREATH YOU TAKE / POLICE
FLASH DANCE / IRENE CARA
MANIAC / MICHAEL SEMBELLO

MARCH 1999



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