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10/25/1999 |
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リッキーちゃんの先輩?! 元祖ラテンの貴公子
LUIS MIGUEL |
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こんなに強烈なラテン・ブームがやってくるまえ、「ラテンの貴公子」っていえば、ルイス・ミゲルって、だいたい相場は決まってた。メキシコの元祖スーパー・アイドルだった彼は、1982年、12歳でデビュー。10代前半からインターナショナルに活躍し、弱冠14歳でシーナ・イーストンとデュエットまでしちゃった。80年代は万国共通なアイドルの正道、つまり西城秀樹みたいなことをやってたんだよね。が、徐々にアーティストとしての自我に目覚め、90年代に入ってからは、音楽性もグーンと高まった。 そんな彼のひとつの頂点は、1991年に発表したアルバム "ROMANCE(ロマンセ)"。伝統的なボレロ(甘々なラテンのラブソング、バラード系)の名曲を、しっとりとしたアレンジをバックに歌い上げ、当時、女のコたちは目がハートになりまくった。あんまり切々と、濃く歌われちゃうと疲れたりするんだけど、決してムード歌謡になることなく、それでいてラテン・フレーバーは充分に残して、愛も情熱もほどよく熱く仕上がっている。これは絶対!お薦めの一枚。彼の声って、やや中性的でソフト。とっても好みなの! そんな彼も、ここ2年ほど、ほとんどニュースがなかった。彼とつきあってた女優の「破局の真相、わたしは前向きに生きていく…」みたいな告白記事を見かけるくらい。巷はこんなにラテンブームなのに、ルイス・ミゲルは何してるの?って思ってたひとも多かったはず。しかし、遂に彼のニューアルバムが発売されたのだ!!!(一番上の写真がこのアルバムのジャケット) タイトルは、"AMARTE ES UN PLACER"(君を愛することは喜び)。「バラードを中心にアップテンポなものを絡ませる」って、ラテンの男性シンガーの基本構成なんだけど、とにかく聴きやすい! 何年か前、日本でも "SUAVE" っていう彼の曲がヒットした。とっても軽快、入りやすいラテンポップだったけど、今回のアルバムは、更に万人受けする、ソフトなイメージに仕上がってる。歌詞がスペイン語じゃなかったら、ラテンって気がつかなかったりして…。常日頃、「ラテンは濃すぎる…」って思ってるひとにもお薦めです。 このアルバムからは "SOL ARENA Y MAR"(太陽、砂、そして海)がシングルカットされ、世界のそちこちで大ヒット中。日本でもブレークか??? で、私生活では、マライア・キャリーとつきあってるっていうウワサ。すっごい組み合わせ、どんなところで食事するのかしら…。彼って、女性のウワサは絶えないほうで、5年くらい前、「ルイス・ミゲルの隠し子発覚!」なんて記事を、タブロイド紙で見かけたことがある。ホントじゃないと思うけど…。 ところで彼は、プエルト・リコ生まれのメキシコ育ちで、父はスペイン人、母はイタリア人。年齢も近くて、同じプエルト・リコ出身のリッキー・マーティンと比較されることも多い。ただリッキーちゃんはメヌード解散後、しばらく下積みな日々を送っていたけど、ルイス・ミゲルはデビュー以来、ほぼずっとトップの座をキープしてる。そういう自負とか、自信は持ってそうな感じ…ね(個人的には、リッキーちゃんの顔のほうが好みだけど)。 それにしても最近のキーワードはプエルトリコ!
あんなに小さい島から、こんなにいいオトコたちが、続々生まれてくるなんて!!!
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最新CD AMARTE ES UN PLACER ジャケ写真 ちょっと若いころのルイスミ -ROMANCE- ジャケ写真(日本盤) |
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