ホーム音楽・映画系 ラテンもの インデックス SENTIDOS OPUESTOS
12/13/1999
進化するメキシカン・ユーロビート系 SENTIDOS OPUESTOS


1960年代後半の視点で見た、クールな未来的イメージ・・・。そんなジャケ写真に惹かれてCD買ったら、思いっきりユーロビート…だったのが1年前。ふと思い出して聞き直してみたら、「世紀末的なユーロビート」がミレニアムなこの季節にピッタリあったみたい。最近、毎日聞いてる。

メロディ絶品なバラードも入ってるし、ボーカルの女のコの声はほんの少しクールが入ったなごみ系で気持ちいい。80年代っぽくて、懐かしい音。スペインで一番有名だったMECANO、アルバム2〜3枚出して消えちゃったALEX Y CRISTINA、あのころを思い出させる。

冬のヨーロッパ系の音なのね。寒い夜にクルマで出かけた帰り道、しーんと静まった交差点で信号待ちしてたら、雪がちらついてきた・・・とか、雪が5cmくらい積もって、はしゃぎながらドライブしているって風景をイメージしちゃうような…。

メキシコって、(ラテン的音楽以外で)意表をつく音が続々出てくる。最近、新しいアルバムを出したミクスチャー系の雄 "CAFE TACUBA"、ロンドン系な女のコバンド "AUROLA Y LA ACADEMIA"、比較的聞きやすいロックの"MANA"、ハードコアものだってあるし、エトセトラ、エトセトラ。みんな、言われなかったら、メキシコなんて想像できないような音。ラテンアメリカ産のロック、ポップスって、戻りながら進んでいるような摩訶不思議ワールドを展開してるから、聞き出すとけっこうハマる。

で、SENTIDOS OPUESTOSは、すでにアルバムを4枚出してるメキシコの中堅ユニット。大人気青春ドラマ("SONADORAS")の主題歌を歌っちゃうような存在なのね。男女2人組っていうのも今どきだし、ルックスも(特にボーカルのアレサンドラは)北方系めいてて、ラテンの濃さはにじみでてない。

彼女のクールさとかわいさがほどよく混ざりあった声が、ヨーロピアン80'S系、無機質なサウンドに乗り、しかも歌詞はスペイン語! 一度聞くと、けっこう頭のなかグルグルまわる音です。試してみる???

そうそう、アレサンドラはそのクールな美貌(!)を生かして、今度女優としてテレノベラに主演するってハナシ。また新しい情報を入手したら、お知らせします。



-VIENTO A FAVOR- ジャケ写真
CD -VIENTO A FAVOR-
ジャケ写真

ボーカルのAlessandra

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最近結婚したCHACHO
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60'SのAGT映画みたいな・・・
60'SのAGT映画みたいな・・・。


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