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ジャングルを走るマレー鉄道に乗ろう! | |
<マレー鉄道のシンガポール駅>
この駅で「10日間マレー鉄道フリーパス」を購入、US$55。このパスを持っていれば一等車も乗れるし、追加料金は寝台料金だけ(二等寝台 シンガポール→クアラルンプールで860円くらい)。 クレジットカードはアメックスと、ダイナースしか使えません。ビザとマスターしか持っていなかったので、現金で払おうとしたらシンガポールドルもなくて、両替することになった。そしたら両替のレートもよくなくて(空港では1シンガポールドルが78.7円、ここでは83.3円)、踏んだり蹴ったり状態。チェックポイント! なぜ、ダイナーズなのか? ダイナースの会員誌をみかけたとき、「マレー鉄道大特集」が載ってた。関連ありか?
<マレー鉄道に乗ったルートと予約>
予約なしで乗ってOK!だったけど、ホントは予約しなくちゃいけない、と車掌さんが言っていた。特に一等車と、日曜日の夕方の列車は予約しておいたほうがいいと思います。一等車は席数が少ないし、日曜日は週末を過ごした家族連れなどが大挙して乗り込んできます。
<夜行列車>
<マレーシアの車窓から>
SUNGKAIという小さな駅で、キチンとした制服を着た駅員さんが、プラットフォームに赤と緑の旗を持って立ち、発車の合図に緑の旗を大きく振った。窓から身を乗り出して外を見てたけど、ひとり乗っただけ??? のんびりした風景。
そうそう、列車のお手洗いの蛇口には、日本語で「押す」って書いてあった。むかし日本で使っていた列車が第二の人生を歩んでいる?
で、このお手洗いのドアはちゃんと閉まらない。列車のドアも半開きなまま走っていた。
<一等車はすごくゴージャス>
そんなゴージャスな一等車なんだけど、ミネラルウォータの大ボトルをぶら下げて乗り込んできたオヤジがいたし、隣りに座ったおばさんもお弁当とミネラルウォータを持参していたりして、かわいい。
一等車は、二等車の倍くらい高い。
今回、クラスに関係なく乗り放題な、外国人観光客用の10日間マレー鉄道フリーパスを購入し、シンガポール〜イポー間を寄り道しながら往復。一等車のゴージャスな雰囲気が味わえたのはよかったけど、一等車に興味がなくて、マレー鉄道をちょっと体験したい…くらいなら、普通にチケットを買ったほうがいいでしょう。 ところで、わたしが持ってたフリーパス、日付が間違ってた。車掌さんが「学生?」って尋ねるから、「仕事してる」って答えたら、ヘンな顔した。「仕事しててよく1か月も休みが取れるね」って言うから、「おかしいな…」と思ってフリーパスの日付をよくよく見たら、あと20日間有効だった。 滞在できるもんならもっとしたかったけど、これが逆に有効期間が短く書き込まれちゃうことだってあるんだろうから、ちゃんとチェックしたほうがいい。
<車掌さんたち>
特に、タンピン→シンガポールで席がみつからなかったとき(日曜日の夕方、マレーシアで週末を過ごしたシンガポール人で、車内は大混雑)、ブッフェでボーッとしてたら、インド系の車掌さんが寄ってきて、世間話なんかしちゃったりした。 「日本人はどうして英語が喋れないんだろう? ボクは日本人のともだちと文通してて、彼女は英語を書けるし、読めるんだけど、喋れないんだよね。読み書きより、もっとずっとカンタンな喋ることができないのは不思議だよ」 「日本人の女のコはなんで結婚しないんだろう? ボクのともだちのなんて、もう25歳なのにまだ結婚してないんだよ!」(きっ、きつい…) マレーシアでは結婚年齢が若いので(だいたい20歳くらい???)、日本の女のコがいつになっても結婚しないのは、けっこう気になるらしい。 「日本人はどうしてそんなにマラッカが好きなんだろう? 名所旧跡があるわけでもないタンピンで、日本人観光がまとめて列車を降りるのは、マラッカに行くためなんだよね」
そんな世間話をしているうちに、もうひとりの車掌さんが通りかかり、ひとつだけ残っていた二等の座席をキープしてくれた。
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