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今週の「な〜に言ってんだか」(1) 98年分


98年9月9日(水)VOCAL SAMPLINGのライブ

もう先週のことになってしまいましたが、VOCAL SAMPLINGというアカペラ・グループのライブに行ってきました。久しぶりのラテン系ライブ!

グループ名は英語ですが、キューバものです。後援がキューバ大使館だったので、アメリカに住んでるキューバ人じゃなくて、キューバ在住のキューバ人グループだと思います。

そんなわけで、詳しいことはあんまり知らないんだけど、彼らのコーラス・テクニックはホントにすごい! ただのアカペラだと思うことなかれ!状態で、声と体でいろーんな楽器の音を作りだしてしまうのです。見えないところにリズムボックスがあるんじゃないか…なんて疑っちゃうくらい、とっても楽器な音なんですよね。ベースやパーカッションはもちろん、管楽器系の音も見事に「声」でつくってしまう。

楽器を超えた!というか、「人間」が持つ底力を見せつけられたというか、心底感慨の巻です。CDだけじゃなくてライブでああいうテクニックを披露できちゃうっていう実力もすごいし、何てったって人間の力だけでつくりだす音の暖かみが気持ちいい! ライブの終盤には、全員汗だく。特にテノールの男のコ、ジャケットまで汗がしみてた。あれってすごいカロリー消費量だ…。

彼らのCDは日本盤も出ています。イーストウエスト・ジャパンより 『彩声<ア・カペラ>』、『ヴァケーション』の2枚です。CDショップで見かけたら試してみてね! どうも最近心地よい音がみつからない…って思ってるならお薦め!
At "Club Quattro", Shibuya 3, Sep. 1998

8月28日(金)松雪泰子のライブ

なぜ、松雪??? 彼女の声と歌いかたが好き、すっごく好きな曲がある、近所でのスタンディングライブ、魔性の女と呼ばれた彼女を生で見たいetc.,etc.,

ライブはいきなり「ロック」で始まりました。けっこう懐かしい70年代くらいの、もろ「アメリカン・ロック」(メタルじゃなくて)。例えばREO SPEEDWAGONとか、GRAND FUNK RAILROADの音の感じ・・・。

そういえば彼女、ロック・ギタリストと結婚したんだっけ。旦那のGAKUは、彼女の隣りでスポットライトを浴びて、ガンガンにギターを弾きまくっている。これって一種の「小柳・ケンヤ」状態!?

彼女の声は、やや甘めだからロックよりは、ピチカート系のポップスのほうが合ってるんじゃない?って思うけど、歌ってる彼女の楽しそうなこと!意外に音程はしっかりしてるし(ゴメン!)、ちょっとした表情がホントに魅力的で、ひきずりこまれました。

インターバルで軽くキーボードの弾き語りを2〜3曲、あとはガンガン、ロックで飛ばしてた。正味1時間45分くらい、あれだけ飛ばすのは体力+情熱+愛情が必要だ。とにかく「旦那が好き!ロックを歌うのが好き!」って、にじみでてるんだよね。キーボードの弾き語りは、まだ練習中状態なんだけど、新しいことに一生懸命取り組んでる姿勢に、すっごく好感が持てちゃうの。

ドラマとかコマーシャルの仕事をしてれば、そこそこいけちゃうんだろうけど、じゃなくて、ガンガンに汗をかいて歌いまくる彼女は新鮮。気持ちよさそうに歌う「松雪」と、何年かまえの「松雪」のイメージが、ステージを見ながらダブったりして・・・。

会場は95%くらい女のコ、それも20歳前後の若いコたち。呼びかけるのも、「マツユキ」じゃなくて「マツユキさん」。そうか、そういう存在だったんだ。

すっごく好きな曲は、アンコールの1曲めにやってくれた。イントロが始まってすぐわかったから、思わず"YEAH"って叫んで手をあげたら、「松雪」と目が合った(スタンディング、前から3列めくらいにいたからね)。で、その曲は、ザ・ピーナッツのカバー『ふりむかないで』です。
At "On Air East", Shibuya 26, Aug. 1998

8月17日(月)

ワールド・カップにハマっていたときだから、もう2か月くらい前のことなんだけど、あるとき突然クルマが動かなくなった。藤沢バイパスの途中で、アクセルを踏んでも踏んでも前に進まなくなり、ついに止まった…。

藤沢バイパスは、どのくらいかなあ…4〜5キロ(?)ほとんど民家も何もない高速道路状態の道がばーっと続いているんだけど、クルマが止まっちゃったのは、出口まであとちょっとってところだったのが、まあ不幸中の幸い。

クルマを停めて、いちばん近いガソリンスタンド(300メートルくらい)歩き、ちょっと上り坂だったので、ふたりの若い男のコにお願いしてクルマをガソリンスタンドまで押してもらった。で、JAFを呼んだけど、原因不明でディーラーまで牽引することに…。

結局、ガソリンポンプとかいう、ガソリンをエンジンに運ぶポンプが動かなくなったのが原因だって言われたけど、いまどきのクルマがそんなカンタンに動かなくなるなんて、とっても不本意。「古いですからね…」ってディーラーは言うんだけど、6歳なんて、キューバやペルーのクルマたちに比べたら、ひよっこみたいなもんなのに(?!)。

ちょっと交渉して(!)、修理代はディーラー持ちになったけど、実はわたしのクルマ、買ってすぐにクラッチ板がすべってギアが入らなくなったり、ガソリンタンクに穴があいてガソリンが流れちゃったり、けっこうトラブルが多いのね。今度はハンドルがとれるとか(そんなことないか)、またヘンなことになったらどうしよう…と思いつつ、乗ってるうちに慣れてきちゃった。

そろそろ新しいの買えば?ってハナシもあるけど、やっぱモノは大事にしないとね…。さて、モノを大事にしすぎて、ワリ食ったハナシは次回に続きます。

7月27日(月)

さっき、赤坂BLITZでMISIAのライブを見てきました。ホントに感動したライブ!!!

今回がワンマンでは初めてという彼女、だけどとにかく歌がうまい! 彼女がナビゲータしているラジオの番組で「風邪気味」って言ってたから、ちょっと心配してたんだけど、バッチリ出てました(本調子じゃなかったかもしれないけど)。

彼女が登場するまでダンサーが出てきたり、彼女の子供時代の写真が映し出されたり…。そして遂に!スクリーンに彼女の横顔が映ったとき、なぜかそれだけでウルウルしてしまいました。そう、前兆を感じちゃったのかもしれない。

こないだ初めてのアルバムを出したばっかりで、20歳になったばっかりのMISIA。喋ると天然ボケ系なとっても普通な女のコなのに、歌っているときの存在感がすごい! 音域の広さとか、声量とか、歌のうまさとか、リズム感とか、日本人離れしたソウルフルな歌い方(クサい…)とか、そういうことだけじゃなくて、とにかく歌に「こころ」がある。

歌が好きで、歌える自分を心底楽しんでいる彼女のライブ、ホントに見れてよかったです。しかも照明やステージのデザインが、またまた素晴らしかった。

だって、チケット取るの大変だったの。1回目の先行予約でつながらなくて、2回目でやっとつながったらキャンセル待ちで、追加公演が決まってやっとGET! リダイヤルしまくった甲斐があった(最近、まれに見る努力)。

いい年して、ライブ中、何度か泣きそうになりました。で、ライブが終わって、隣りの女のコとふと目が合ったら、彼女も泣き顔…。超満員の会場にいたひとたち、みんながMISIAに魂を揺すられたって感じがした。彼女、何年かしたら世界的なシンガーになるかも…。今日は「歴史的瞬間に立ち会っちゃった」、そんなこと思っちゃったりして…。

ホントにホントに、これからも自然体でがんばってね、MISIA! 応援してます。

7月21日(火)

関東地方はまだ梅雨明けしません。なんだかとってもうっとおしい今日このごろ。

さてさて、今回はワールドカップ関連の最終回です。

ワールドカップが終わってから、まだ1週間しかたってないのに、もうずいぶん昔のことみたい・・・。日本ではすっかり「過去のこと」状態ですが、ブラジルではまだまだ収まっていないようで、例のロナウドくんの決勝戦のこと、いろいろ取り沙汰されています。「昼食後に突然けいれんが起きた」ことから、昼食に毒が入っていたんじゃないか・・・なんて説まで飛び出してます。

妙に納得してしまったのは、ナイキがロナウドを試合に出すように迫ったっていうウワサ。もちろんナイキは否定しているけど、すごい契約金を払ってるからね、なんかとっても真実味があったりして・・・。

こんな世界の大イベントワールドカップが、今度は韓国・日本の共同開催・・・、えらいことです。今回のフランス大会でもチケット問題で大モメしたけど、世紀のイベントをオーガナイズするなんて大変だあ・・・。それにしてもこのチケット問題、フランスの優勝で「シャンシャン状態」になっちゃってません??? 納得いかないわ・・・。

おしまいに。日本の選手たち、いろいろあったけど、今度のワールドカップは「はじめの一歩」、これからどんどん世界に出て活躍・・・できればいいけど、できなくても、いろんな国でプレイしてほしい。特に中田くん、外でもまれたほうがいいんじゃない? 彼のホームページを読んだとき、「いいコなんだな」って感動したけど、ふだんの態度がデカ過ぎる。

で、わたしたちにできることは、Jリーグを応援すること! まずはここから始めましょう。

それにしても、大好きな川口くん、どんどんいいオトコになっていく・・・。

7月13日(月)

ついに終わってしまいました、ワールドカップ。昨日(っていうか今朝)のフランス−ブラジルの決勝戦は生で見ました。そう、今日は仕事休みにしておいたんです。

それだけ!気合を入れて臨んだ(?)決勝戦だったんだけど、うーん…、ブラジルは元気なさすぎた。

よくわかんないのは、調子がとっても悪そうなロナウドくんを最後までメンバーチェンジしなかったこと。城のときも同じこと思ったんだけど、監督はどんなことを考えてああいう作戦をとったんだろう…。もうぜったいブラジルを応援してたもんだから、何だかとっても納得できないわ。

それにしても、フランス人の熱狂ぶりはすごかった。シャンゼリゼに150万人が集まったんだって!? なりふり構わず盛り上がってるフランス人って、微笑ましい感じ。

決勝戦は不完全燃焼だったけど、1か月間のワールド・カップはホントに楽しませてもらいました。今はかなり気が抜けています。サッカーを通じて、いままで馴染みがなかった国が、とっても身近に感じられるようになったし、特にクロアチアあたり、すごーく親しみが持てるようになった。今度のワールドカップは韓国と日本の共同開催。いろいろたいへんなことがたくさんありそうだけど、仲良くやっていけたらいいと思う。

さてさて、今回のワールドカップには魅力的な選手がたくさんいたけど、敢えてベスト3を挙げるなら、デルピエロ、チラベルト、バティストゥータかな。

ベストな試合は、フランス−イタリア、ベルギー−韓国、そしてアルゼンチン−日本。

うれしかったのは、日本のサポータがマナーを評価されて、FIFAのフェアプレイ賞候補になった(らしい?)こと。

7月3日(金)

今日の東京は「梅雨明けか!」って感じの、すごい暑さでした。夏!は大好きなのでうれしいんだけど、もう1年の半分が終わっちゃったんですよね。この調子だと、あっという間に1年が終わりそうで、こわい・・・。

日本 - ジャマイカ戦は、終わってまだ1週間しかたっていないのに、もうずいぶん昔のことみたいです。でも、中継終了後のラモスのコメントに対する批判や意見は、まだ見かけるし、わたしもまだ「あの試合」の話になると燃えちゃったりして・・・。

ラモスのコメントには、適切じゃない表現はあったにしても、彼が言いたかったのは、「もっと気迫のある試合をして欲しかった」ってことじゃないかと、思うんですよね。あの試合が終わって、すごーく不完全燃焼だったのは、負けたからじゃなくて、1勝をもぎとろうとする意欲が感じられなかったから・・・。予選の韓国 - ベルギー戦とか、こないだのアルゼンチン - イングランドみたいなファイト一発がみなぎってる試合を見たかったなあ。

>きっと一部の選手はたたかれるでしょうが、これを乗り越えて
>2002年にはひとまわり大きくなって欲しいものです。
>サポーターもJリーグから盛り上げなければいけませんね。
>たまには競技場に行ってやろうかなと思う今日この頃です。
>人気絶頂期以来行ったことなかったし。

メールともだちの坂井さんから、こんなコメントをもらったんですが、ホントに同感です。わたしもJリーグの試合は、もらったチケットで1回見ただけ・・・。イベントになると燃えちゃうんじゃなくて、いつも見守るこころのサポーターにならなくちゃ。

さあ、ワールドカップもあとわずか、いよいよ今日から準々決勝です。大好きなチラベルト(パラグアイ)と、けっこう好きだったエルナンデス(メキシコ)は負けちゃったけど、デルピエロ(イタリア)がんばれ!

追記(7/6) 残念、イタリア負けちゃった。PK戦10本目のボールは、ゴールの枠に当たってしまいました。それにしても、本当にすごい試合…。全体的にはフランスが押し気味だったけど、イタリアのディフェンスは信じられないほど。こういう試合だと、(見ているほうは)勝ち負けは重要じゃない!って思えるんだけど…ね。バティちゃんのアルゼンチンも負けちゃったし、残る楽しみは、肌がきれいなロナウドくん(ブラジル)!

6月28日(日)

ジャマイカ戦、負けちゃいました。クロアチア戦に負けたときは、体から力が抜けていったけど、今回は「怒り!」がフツフツ涌いてきた。点を取れないストライカーが何でいつもスタメンなんだ! 選手交代のアクションが遅い! 気合が入ってない! 何でゴールをハズして笑うんだ!とか、エトセトラ、エトセトラ…。テレビなんかでも、みんなそんな話をしてたけど…。

金曜日の深夜に試合を見て、昨日の土曜日は、もう冴えない一日…。不完全燃焼だったし、『なぜの嵐』(そういえば、むかし、おニャン子の曲でこんなタイトルのがあった)状態でした。ベルギー-韓国戦の韓国みたいな、気合を感じさせてくれたら、負けてもこんな後味の悪さはなかったのに…(ちょっと精神主義かなあ)。だいたい、ゴールをハズし過ぎ。

まあ、それでも日本チームがワールドカップに出場したことで、ずいぶんワクワクさせてもらったし、ワールドカップがキッカケで、ふだんはあんまり情報が入ってこない国のことも知れたし、2002年に向けてがんばろう!って感じで締めましょう。そう、ゴンがゴールを決めてくれた喜びを抱きしめて!

あっ、ワールドカップはこれからが本番だっけ…。大好きなリッキー・マーティンのパフォーマンスも残ってる!(決勝戦で歌うらしい)。

6月22日(月)

残念、ワールドカップ予選突破できませんでした。土曜日の夜、クロアチアに負けた瞬間、全身から力が抜けていった・・・。試合が終わってすぐ、ともだちが電話くれたんだけど、出るのはため息ばっかり。ため息状態は翌日も続き、こんなことしててもしかたないので、ボディボードしに出かけました。

海に着いたら雨が降り始め、波は50cmくらい・・・。やっぱ、「ダメなときは、何してもダメなのね」と思いながら波待ちしてたら、少しづつサイズが上がってきて、まあまあ気持ちいい波(それでもセットで腰くらいかな)になった。で、けっこう乗って、楽しめました。

ボディボードは、波があんまりなくても、お手軽に楽しめるので大好きです。今年は燃えようっと。

さてさて、話は戻ってワールドカップ。今週の金曜日はいよいよ!日本の最終試合、対ジャマイカ戦です。わたしの願いはふたつ、日本チームが蹴ったボールが相手のゴールに突き刺さることと、試合に勝つこと。

日本チームが予選突破できなかったのは残念だけど、ワールドカップで勝つってすごーく大変なこと。あのスペインだって苦戦してるくらいだしね。日本は本当によくやったと思う。まだジャマイカ戦が残ってる!

6月15日(月)

ワールドカップ、アルゼンチン戦が終わりました。惜しかった!

ところで、日本の選手たち、たくましくなったと思いませんか? メンバーたちは顔も引き締まり、とっても男っぽくなっちゃって、ほれぼれ…。すっかり「世界を相手に戦ってる顔」になってきました。人間って、中味が顔にでるから…ホント。

今朝買ったスポーツ新聞は、「日本1点涙」って見出しだったけど、試合終了後のインタビューを見てたら、ウルウルしてたのは岡田監督だけで、「選手たちは戦い終わってさわやか」って感じ。あのアルゼンチン相手に1点差は立派! (引き分けに持っていければ、サイコーだったけど…)

アルゼンチンはヨーロッパで行われる開幕戦に弱い!って、ニュースで言ってたけど、確かに昨日の試合を見ていても、「アルゼンチンの底力」は、まだまだ発揮できていないみたい。「日本を相手に1点しか取れないなんて、お前らたるんでるぞ!」って、監督に怒られたんじゃないかしら。アルゼンチン人たちは、3-0で勝つつもりだったらしい。

ブラジルでは、サッカーが下手な人のことを、「日本人のようだ」と比喩するそうです。そう、ことサッカーに関して、日本はいつも問題外状態でした。でも最近の日本は違います。まだまだ予選は始まったばかり、次は6月20日のクロアチア戦だっ!

6月9日(火)

いよいよ明日はワールドカップの開会式! カズのことはもうずいぶん昔のことみたい…アルゼンチン戦に向かって、日本は一丸状態、ガンガン盛り上がってきています。

さてさて、初戦はアルゼンチン。フランスもそうだけど、わたしにとってアルゼンチンも同じように、「嫌い嫌いも好きのうち」の筆頭株。アルゼンチン人とは一時期、ホントに縁があって、いろいろとすったもんだした「思い出」もあるし、アルゼンチン人の歌うようなスペイン語も大好きなんだけど…。

南米ではアルゼンチン人って、「浮いてる存在」っていわれてます。アルゼンチンは「南米」じゃなくて、「ヨーロッパ」だって思ってるフシがあり、他の南米諸国をちょっと見下してるようなとこもあって、あんまり評判がよくない。でもって、「ゴーマン(プライドが高い)」「頑固」「ケチ」の三拍子揃ってるのが、アルゼンチン人って、言うひともいます。で、つらつら思い起こしてみると、これがけっこう当たってるような…。

今回のワールド・カップだって、アルゼンチンは日本のことなんて「ヘ」でもないと思っていて、「日本のことは研究してないし、する必要もない」って言ってたのは、アルゼンチンの監督だったか、選手だったか…。確かに今のアルゼンチンと日本は、「うさぎとカメ」だけど、日本がブラジルに勝ったことだってあったし、勝負の世界は何が起こるかわからないでしょ?

6月4日(木)

さて、いよいよワールドカップまであと1週間! リッキー・マーティンが歌う開会式が楽しみ! 日本も調子が上がってきてるから、もしかしてもしかして勝つかもしれない…楽しみ! とか、お気楽してたら、最終メンバー22人が発表になり、カズがはずれたことで、<日本のムード>がなんとなーく重くなっているような気が…(一時的だと思うけど)。

岡田監督のコメント「3人がハズれた理由」は、素人にもわかりやすい、合理的な説明だったと思います。で、あのコメントを聞いたときは、「これで日本も世界的を相手に戦える、戦略的なチームになったんじゃないか。こういう重要なことを、こんなにわかりやすく説明したひとは、いままでいなかったんじゃないか」って感じで、「これなら日本もホントにひとつくらい勝てるんじゃないか!」って思ったんです。

でも次の日になって、世間の反応をみてみると、重いんですよね。ある選手は、「(カズをはずしたことに関して)よくやってくれたって思いますよ。途中で帰すくらいなら、最初っから連れていかなきゃいい」って吐き捨てるように言ってた。

日本サッカー協会(だっけ?)には、抗議の電話が殺到。70通送られてきたファックスのうち、賛成はたった2通だったとか…。

ニュース番組では、超有名キャスターが、岡田監督のコメントと「リストラにあえぐ最近の日本」を関連付け、憂いてました。「企業はホントは50代ばかりじゃなく、40代もリストラしたいと思っている。でも<会社のために>貢献してきたひとを、いとも簡単に切るような世の中になってしまっていいのか? それで幸せな生活が送れるのだろうか?」

確かに、今回のカズの落選と(カズみたいに活躍した過去なんて持ってなくても、若くないひとは特に…)自分の将来を重ねあわせたひと、これからの日本を暗示してるのではないか…って思っちゃったひとって、多かったはず。でも、岡田監督はワールド・カップで「いけるとこまで、いかなきゃいけない」っていう使命があって、そのための「決断」だから、「企業とサラリーマン」とはいっしょにできないよね。違う?

もし「貢献したという履歴」を重視して、カズを最終メンバーに残したとして、うまくいかなかったら、それはそれで批判の嵐になるわけだし…。

でもインタビューされていたゴンが、いつもあんなにお喋りなのに、沈痛な面持ちでほとんど声を出さずに立ち去ってた姿を思い出すと、「チームのムードも落ち込んじゃってるんじゃないか?」ってちょっと心配。でも岡田監督は、いろーんなことを計算して結論を出したわけだから、信頼するしかないと思う。

コロンビアでも同じようなことが起きていて、ただあっちでは反対に監督が不調のメンバーを入れちゃったもんだから、国中ですごいブーイング状態。で、もし悲惨な成績で帰ってきたら、ふたりとも殺してやる!って殺人予告が出ているそうです。そういえば、何年かまえ、自殺点を入れたコロンビアの選手が、帰国して殺されちゃったもんね。すごいなあ…。

でもでも今までずっとワールドカップを目指して、サッカーひとすじがんばってきたカズと北澤くん。想像もつかないような気持ちでいることを考えると、やっぱりウルルンしちゃったりして…。<続く予定>

5月24日(日)

5月14日(金)に、赤坂BLITZでMONDO GROSSOのライブを見てきました。前座はATTICA BLUES。J-WAVEとかよく聴いているひとなら、"OH LA LA LA"のフレーズが繰り返されるあの曲!でお馴染みです。MONDO GROSSOの大沢さんとコラボレートしてる関係で、今回のライブ出演となりました。

彼らの音は、いまどきのアンビエントなブラック系で、ボーカルの女のコの声もだるくて気持ちいいです。意外だったのは、彼女の見ため。線が細いセクシー系を連想していたのですが、カラダは大柄、かお小顔、メガネをかけてて、図書館司書してそうなインテリ系でした。

ライブは盛り上がりに欠けたけど、彼女の声はけだるくてホント好き。ただライブで見るより、枕もとで歌ってくれたら最高!って感じかな。DJとボーカルが中心のユニットなので、迫力が足りないていうか、ちょっと眠くなるの巻。

で、本命のMONDO GROSSOの登場! キーボードとボーカルの女のコ3人組はBLACK系で、サウンドは超ソウルフル! さて、「3人組の女性ボーカルグループ」ときいて、他にどんなグループを想像しますか? TLC? EN VOGUE? ETERNAL? これでけっこう年代がわかります。ちなみにわたしはスリーディグリーズを連想してしまいました。シュープリームスじゃなくて、よかったかもしれないけど…。

サウンドも70年代の影響が色濃くて、フィラデルフィア・サウンド系をベースに、80年代後半のSOUL TO SOULから脈々と続くground beatっぽさをかぶせつつ、とってもいまどきな、ファンキーでジャジーな世界をつくりだしていました。

J-WAVEでよくかかる数曲しか知らないままライブに行っちゃったけど、ビシッとキマったタイトな音、すっかり気に入ってしまいました。

次のライブの予定は、スマッシュ・マウスか、UA。マッシブ・アタックは追加公演が決まったけど、どうしようかなあ。あと、松雪泰子の"渋谷ON AIR"っていうのも捨てがたいし…ね。

5月10日(日)

ストレスがたまらないタイプじゃない?って言われることが多いけど、知らないうちにストレスはたまります。ストレスをためないようにすると、かえってストレスがたまるので、たまったストレスはさっさと発散するのがいいみたい。

わたしの一番のストレス解消法は、カラダを使うこと、つまりエクササイズです。何年もまえからフィットネス・クラブに行っているのですが、もう今ではエクササイズなしでは生きていけない(?!)カラダになってしまいました。

でも、実際のエクササイズの量はたいしたことないです。週にだいたい3回、20〜40分くらい自転車こいで、ストレッチするくらい。あとはときどきヨガやったり、泳いだり…って感じ。

カラダ動かしてるときも楽しいけど、ホントに気持ちいいのは、エクササイズが終わって、サウナ入って、シャワー浴びてからする「耳そうじ」。綿棒を使って耳そうじするのは批判もあるようですが、取れた耳アカを確認するのは、なんともいえず気持ちいい。だけどまわりを見回すと、公衆の面前で「耳そうじ」してる女のコって、あんまりいないの。これって他人に見せちゃいけない姿なのね、たぶん。

まあ、それはともかく、「最近、どうもスカーッしない」と思ってるなら、エクササイズをお薦めします。うまくいけば、ダイエットもできます。続く秘訣? がんばり過ぎないこと、目標を高くし過ぎないこと…かな。

4月25日(土)

最近、またカラオケしています。今年になってからぜんぜん行ってなかったのですが、先週、今週で3回も行ってしまいました。

収穫は何といっても、セガカラのフリーメドレーです。知ってる人はずっとまえから知ってると思うけど、初体験して感動しました。

フリーメドレーは自分の好きな曲を5曲インプットして、お好みのメドレーを作れる機能です。今までは、お仕着せというか、決まった曲がメドレーに組み込まれていたから、必ず歌えない曲が1曲くらい入っていて、シラけたりしました。が、このフリーメドレーなら、自分の好きな曲を選んでオリジナルのメドレーが作れます。

もちろんワン・アーティストから選ぶ必要はなく、例えば1曲めがTMレボリューション、2曲めはRCサクセション、3曲めに島倉千代子…なんて組み合わせも自由自在です。まだtryしてないカラオケ好きのひと、いっぺんやってみる価値あり!

レパートリーを知りたい

歌うと燃える曲〜相川七瀬『SWEET EMOTION』、JUDY AND MARY『ラブリー・ベイベー』
去年の曲ですが、やっぱこれを歌うとやたらと燃えます。ホームページではラテン系ですが、むかしはバンドとかやってたので、根はロックです。

初めて歌って何とかなりそうな曲〜PUFFY『愛のしるし』、相川七瀬『彼女とわたしの事情』

初めて歌ったけど、もう歌わなそうな曲〜UA『ミルク・ティー』聴いてるとホントにいい曲なんだけど、メリハリがないので、勢いでごまかせない…。

歌ってみたかったのに、なかった曲〜スガ・シカオ『ドキドキしちゃう』セガカラにはありませんでした。

今度挑戦したい曲〜MISIA『つつみ込むように』これもなかったんだけど、あっても歌ったかどうか…。なんせ相当むずかしい。

懐かしい曲〜郷ひろみ『よろしく哀愁』例の事件で話題の彼の100年まえのヒット曲。このあたりを知っていると、年齢がわかる。

日本の心だ、演歌〜美空ひばり『柔』とにかく気合が入る。

飲みに行くだけじゃなくて、カラオケとか、CLUB系で、歌ったり、カラダを動かすほうが好きだし、ストレス発散にもなるみたい。やっぱ、カラオケ大好きです。