わたしを、ぎゅっと強く抱いて メキシコ/テレビサ製作 2000-2001年
主役の４人+１。左の写真：（左から）アラセリ・アランブラ、フェルナンド・コルンガ。
右の写真：（左から）ヴィクトリア・ルッフォ、セサール・エヴォラ、そしてロッサーナ・サン・フアン
PHOTOS: TELEVISA http://www.esmas.com
農場主の娘クリスティーナは、明るくかわいく美しく、みんなに好かれるアイドル的存在。そんな彼女は、農場の雇われ労働者と激しい恋に落ち、身ごもってしまう。事実を知った彼女の父は、激怒の嵐！愛しあう二人の仲を引き裂き、クリスティーナと召使の女性ラケラを遠く離れた町に旅立たせ、生まれた赤ちゃんをラケラの子供として育てるよう、取り仕切ったのであった。
その後、クリスティーナは父の策略でフェデリコと結婚することに・・・。しかし彼は、野心家で、暴力的、女好きな危険な男だった。ある日、彼が運転する車が事故を起こし、同乗していたクリスティーナは失明してしまう。そう、彼はクリスティーナを完全に支配したのだ。
＜そして・・・＞
月日は流れ、舞台は現代へ。危険な男フェデリコは、悪女デボラという愛人がいる。召使ラケラの子供として育てられたクリスティーナの赤ちゃんマリア・デル・カルメンは、もちろん美しい娘に成長し、カルロス・マヌエルという若き医者と恋に落ちる。
で、ここからが愛憎と骨肉の大本番。カルロス・マヌエルは、フェデリコの甥ってことになってるけど、実は息子。しかも最初に彼が結婚した相手は、フェデリコの愛人デボラ。本当に愛しているのは、マリア・デル・カルメンだったことにようやく気付き、デボラと離婚しようとするが、そうは問屋が卸さない。ヘビのように執拗で粘着質なデボラは、ありとあらゆる手段を使って、彼の心を繋ぎとめようとする。
一方、マリア・デル・カルメンは、愛しきカルロス・マヌエルがデボラと結婚したことに深く傷つき、別の男性のプロポーズを承諾。いざ、結婚式というときになって、相手の男性はクリスティーナの父が浮気してできた子供、つまりマリア・デル・カルメンの叔父にあたることが発覚する。真実は隠蔽されたまま、破談になって・・・。怨念、情念、因縁の三つ巴対決は、今日も続くのであった。
＜出演者たち＋α＞
主人公クリスティーナ役は、ヴィクトリア・ルッフォ Victoria Ruffo。彼女の危険な旦那役を演じるのが、セサール・エヴォラ Cesar Evora。そしてクリスティーナの娘・マルア・デル・カルメン役が、アラセリ・アランブラ Aracely Arambula。そのお相手の若き医者・カルロス・マヌエルが、フェルナンド・コルンガ。
つまりこのノベラでは、主役カップルが２組いるわけです。「わたしがヒロインよ！」と主役の座をめぐる女優同士の水面下の攻防があった・・・な〜んて噂もあったけど、格としてはヴィクトリア・ルッフォが上になってます。
この４人の主役で、特筆すべきはやっぱフェルナンド・コルンガでしょう。ある時期、かのタリアとも浮き名を流した、テレノベラ界のプリンス。タリアと共演した"Maria
La Del Barrio"をはじめ、"ESMERALDA"、"NUNCA
TE OLVIDARE"など、人気テレノベラの主役の座を次々と演じています。最近、ちょいとオヤジになって、いい味でてきたかなって思います。ただ、顔が将棋の駒っていうか、ホームペース型なんだわ。 
物語の最初に殺されてしまう、ヒロインの許されざる愛のお相手は、オスワルド・リオス（写真左）。テレノベラの歴史上、一番多くの国で放映されたという伝説の作品"KASSANDRA"（日本ではスカパー/スーパーチャンネルで現在も放映中）の主役として、世界的に有名です。彼はいま、コロンビアのテレノベラ"RAUZAN"に、主役として出演中！ あと、ヒロイン役のヴィクトリア・ルッフォ（写真右）は、３月にご結婚予定です。
ヒロイン クリスティーナ役、ヴィクトリア・ルッフォ。
ヒロインの夫役、セサール・エヴォラ。迫真の悪役演技！
ヒロインの夫に横恋慕する悪女役、ロッサーナ・サン・フアン。
ヒロインの夫の愛人でありながら、彼の息子と結婚する邪悪な女役、ナイレア・ノルビンド。
左：フェルナンド・コルンガ 右：ナイレア・ノルビンド
左：アラセリ・アランブラ 右：彼女と結婚しようとしたら実は叔父だった役 パブロ・モンテーロ 彼、けっこうカッコいい。
旅行して、どんな人たちと会った? どんな体験をした? 何を感じた?
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