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世紀末な???中南米旅行〜あらまし


メキシコ
パナマ ベネズエラ コロンビア

とにかくメキシコ(10日間)
メキシコは2回目。前に行ったときの印象がすごーくよかったし、見きれなかったところもあったし、テレノベラも見たかったし…。てなわけで、メキシコから始めてみることにしました。ホント、メヒコ・リンド(メキシコは美しい!)の言葉通り、いいところざんす。

1)メキシコシティ
コヨアカン ヘンな名前?! いやいや、フリーダ・カーロゆかりの地で、アーティスティック、ちょっと魔術的な雰囲気があったりするところ。

テオティワカンのピラミッドとグアダルーペ寺院〜グアダルーペ寺院は昔々、キリスト教でいう「奇跡」が起きたところです。そしてローマ法王フアン・パブロU世も訪れた、メキシコ人の熱い!熱い!宗教心のよりどころ。

ソナロサあたり〜東京でいうと青山か銀座か…って感じで、お散歩にピッタリ。ここにある旅行代理店で、ベネズエラやコロンビアへのコパ航空チケットをゲットしました。

ソカロ周辺の旧市街〜歴史がズドーンとのしかかってくるようなソカロ(中央広場)をはじめ、重厚な建物たちに圧倒されます。

2)グアナフアト(メキシコシティからバスで約5時間
世界遺産に指定された(最近、世界遺産が増えすぎって感じもするけど)メキシコでも一番美しいといわれるコロニアルな町。中世のヨーロッパっぽい感じに、メキシコ的コロニアルなイメージが重なってエキゾチック! 特に路地に色気があるんだよね。夜になると超ロマンチックで、「夜の町を歌い歩くツアー」なんてのにも参加してみました。それにしても、この町の屋台で食ったタコスはうまかった。

3)プエブラ(メキシコシティからバスで1時間ちょっと)
ここは「青いタイルの町」として有名。わっと息飲んじゃうくらいきれいな教会もあって、とにかく街並みがグー! この町に行く途中、世界最大のピラミッド、チョルーラにも寄りました。このピラミッド、敵から身を守るため保護色状態になっていて、遠くから見るとただの丘にしか見えない。中に入ると迷路みたいな通路があるんだけどね。

4)オアハカ(メキシコシティから飛行機で1時間弱)
メキシコの代名詞!? 先住民人口が多いことでも知られるメキシコ南部の街。思ったほどディープじゃなかったけど、お散歩してて気持ちいいところでした。近郊にあるミトラやモンテ・アルバンの遺跡もちゃんと見てきた。


気に入っちゃった、パナマ!(1週間)
なぜパナマ???と思うでしょ。今回の旅行では、パナマのコパ航空を利用して、メキシコ→ベネズエラ→コロンビア→メキシコとまわったので、パナマでトランジットすることになったのね。せっかくだから寄ってみることにしたんだけど、けっこう楽しめちゃったんだ、これが。

1)パナマシティ
パナマと聞いて思い浮かぶのは銀行、ノリエガ将軍、運河…かな。カタチになってはっきりとは表れてくれないんだけど、どことなくエキゾチックなところなの。たとえばホテルのレストランでまわりを見回すと、007の世界だったりするのね、雰囲気が…。観光ポイントは運河、海賊ヘンリー・モーガンに滅ぼされた旧パナマ市、旧市街サン・フェリッペあたり。

2)ボカス・デル・トロ(パナマシティから飛行機で1時間弱)
「牛の口」って意味の島。パナマの観光地っていうとサンブラス諸島っていうのがとっても有名で、次がコンタドール島。で、このボカス・デル・トロ島はただいまプロモーション中! 機内誌(コパ航空)の特集記事で、この島のすごーくきれいな写真を見て行くことにしたんだけど、まだまだ観光客も少なくて、ゴージャスなホテルもないし、素朴でいい雰囲気!


自然がすごいぜ、ベネズエラ!(10日間)
メールともだちのHENRYくんに会ってみようと思い立ち、ベネズエラに行くことにしたんだけど、自然の偉大さにノックダウンをくらってしまいました。しかもベネズエラ人のオトコって、セクシー系が多かったりして(女のコものけぞるくらいキレイなコが、けっこういる。さすが「ミス・ベネズエラ」の国だ…)。

1)カラカス
現代的な街で、けっこう垢抜けた雰囲気。まあ、見どころはそんなに多いほうじゃないんだけど、地下鉄があるから好きなときに好きなところに行けるのがいいよね。観光ポイントは旧市街に集中してます。

アティージョ カラカス郊外のコロニアルな町。とにかく「コロニアル」に弱いわたし…、コロニアルを追いかけまくりました。死語で申し訳ないけど、ここは「おしゃれ」なところです。小さな町なんだけど、アンティーク屋があったり、おしゃれなカフェもたくさんあるしね。中南米では「派手!」「豪快!」「キレイ!」って思うことはたっくさんあるけど、「おしゃれ」ってほとんどないから、感激!(カラカスから路線バスで1時間弱)

アグアス・テルマーレス ベネズエラの温泉保養地です。お湯の色は深い、ふかーい緑色で、最初入るときはちょっとためらった。しかも水面にクラゲと藻が合体したような浮遊物が浮んでる…。たぶん、温泉の成分が固まったものだと思うけど、ちょっと不気味。といいつつも、すっかりリラックスしてしまったのでした。(カラカスから路線バスで2時間半くらい)

2)テーブル・マウンテン<ギアナ高地>
(カラカスから飛行機で1時間40分)
地球最古の大地といわれるテーブル・マウンテンは、2000億年たってるらしい。で、ここには「エンジェルの滝」っていう神秘の滝もある。朝4:30に起きて、ボートで川を突っ走り、空には満月が浮んでて、だんだん夜が明けていき、ほの明るいなかにテーブル・マウンテンが徐々に浮んできたときは、ここには神様がいるんだなって思った。人間の力なんてちっぽけなんだって、ホントに思い知らされちゃいました。

3)ロス・ロケス諸島(カラカスから飛行機で30分くらい)
飛行機が壊れ、出発が遅れ、空港で待つこと5時間以上…。すったもんだの挙げ句にたどりついたロス・ロケスはパラダイスでした。いままで見た海のなかで、もしかしてここが一番キレイだったかも!? まだまだ観光客が少なくて、エコツーリズム系、素朴なのがよかった。


メインイベント、コロンビア!(10日間)

今回の旅行に行くキッカケは、ハマりまくったテレノベラ "LAS JUANAS"のロケ地コロサルという小さな町に行きたい!と思い立ったことでした。コロンビア人の知人に「あそこはゲリラ地帯だから行かないほうがいい!」言われたんだけど、現地に入っていろんなひとに尋ねまくったら、「まあ昼間なら90%はだいじょうぶでしょ」というのが大方の意見。で、行っちゃいました。コロンビアはいろーんな意味でディープだったし、いちばん印象的だった国です。ここじゃ、ちょっと書ききれない。

1)バランキージャ
カリブ海にほど近いところにある人口100万人の都市(コロンビアでは4番目に大きい)で、記者時代のガルシア・マルケスが、処女作『落葉』を執筆したところ。この街に滞在しながら、コロンビアのカリブ海沿岸地方をあちこちまわりました。ちょうどカーニバルだったので、フェスティバルやライブを見れちゃってラッキー!

2)サンタ・マルタ
カリブ海の海辺の街。近くにはリゾート地や、水族館つきのキレイな島もあります。あと南米解放の父シモン・ボリーバルが最期をとげた家とか…。缶コーヒーとは関係ないみたい。そうそう、ガルシア・マルケスはこの近くのアラカタカという村で生まれたそうです。

3)コロサル
バランキージャから路線バスで4〜5時間くらい内陸部に入ったところにある小さな町で、テレノベラ "LAS JUANAS" のロケ地。現在、コロンビアではゲリラの活動が活発になっていて、この町がある地域はゲリラに掌握されていると言われています。行ってみたら、ただの小さな町??? いやいや、一見静かなその町には何かが隠れているような…。

4)カルタヘナ
城壁に囲まれた旧市街はコロニアルの嵐! こりゃ、見る価値あるざんす(世界遺産に指定されてます)。で、キレイなだけじゃなくて、街が熱い! っていっても気温だけじゃなくて、活気があって、どことなく魔術的だったりするの。あとボートで1時間ほど行ったところにあるロサリオ島ってのも、超キレイ!

 

関連リンク テレノベラ

 


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