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好きだった曲たち(外国曲)独断で選ぶ!この年のウルトラTOP20

1 DOLCE VITA / RYAN PARIS
いったい何者? この曲以外、なんにも知らないんだけど、超メロディアス、ベースがはっきりしてるヨーロッパな曲。それも当時、イタリアあたりが好んで作っていた音なんだよね。ダンス系じゃないんだけど、後のユーロビート大ブームを予感させる雰囲気…。

追記 3/17/2007
この四半世紀近く、ずーっと「ライオン・パリス」だと思っていたら、思わぬとこで、発覚。彼の名前は「ライアン・パリス」。今はすっかり便利な世の中になり、www.youtube.com で、ryan paris dolce vita と入力して検索すると、彼のライブ映像が見れます。当時のビデオと、欧州版「あの人は今」すっかり恰幅がよくなった現在の彼、どちらもアップされていました(今日現在)。

また、WIKIPEDIAで検索すると、彼の詳しいインフォメーションもあり(ドイツ語だけど)、オフィシャルサイト www.ryan-paris.de では、お仕事の依頼もできます ^ ^ ちなみに彼は、1953年ローマ生まれだそうです。

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REFLEX / DURAN DURAN
ニューロマンティック・ブームが終わっても、生き残ったやつらデュラン・デュラン。彼らの曲でいちばん好きなのがこれ! 今、聴いたって、ホント、カッコいいんだから。この年の彼らのヒット曲は、UNION OF THE SNAKE、NEW MOON ON MONDAYなど。

3 BLUE MONDAY / NEW ORDER
うねうねしたベース、打ちこみのバスドラ、無機質なボーカル、ピコピコ・キーボードのコンビネーションが、ドキドキするくらいカッコよかった。インディースの香りを残しつつ、メジャーにぶっぱなした名曲。

99 RED BALOONS / NENA
邦題は『ロックバルーンは99』だったっけ? ドイツのバンドが世界に放った大ヒット! この曲聴くと、ビルの屋上で、空に浮んでるたくさんの風船を見てる風景を連想しちゃう。ボーカルが女のコで、ネーナって名前だったんだよね。解散後、80年代後半に出した彼女のソロアルバム、ウチにあるけど、その後はどうしているんだか…。

MY EVER CHANGING MOODS / STYLE COUNCIL
このグループの中心人物は、元ジャムのポール・ウェラー。彼の曲って、そんなに好きじゃなかったんだけど、この曲は時代を超えた美メロの極み! 今でも、J-WAVEあたりで、たまーにかかってます。

OWNER OF A LONELY HEART / YES
1970年代に活躍したプログレッシブ・ロックの雄イエス、彼らが再結成して出した曲です。プログレッシブ・ロックってわけわかんなくてパスしてたけど、この曲は好きだった。聴くとなぜか、環八の馬込のガソリンスタンドのあたりを思い出す…。

TALKIN' IN YOUR SLEEP / ROMANTICS
きゃあ、懐かしい! そう、ロマンティックスなんてバンドがありました。ほとんど一発屋だったんだけど、この曲はメロディもベースもカッコよかった。TALKIN' IN YOUR SLEEPが「寝言」って意味だってこと、この曲で覚えたんだっけ。

I FEEL FOR YOU / CHACA KHAN
R&B界の…シーラカンスじゃ申し訳ないか…。長いキャリアを誇る彼女が、いきなり飛ばしたDANCING!なナンバー。グルーブがぐるんぐるんしてて、とりこになりました。この曲、ニューヨークで初めて聴いたんだけど、街の雰囲気とピッタリだった。

LET'S GO CRAZY / PRINCE
プリンスが主演した映画『パープル・レイン』、本人にとっては暗い過去かもしれないけど、けっこう気に入ったんだよね。とにかく音楽がどれもこれもカッコよくて…。やっぱこのころのプリンスがいちばん好き!, "PURPLE RAIN", "WHEN DOVES CRY"もよかったよね。

10 THE GLAMOROUS LIFE, /SHEILA E.
ここからしばらくは、プリンス・ファミリー特集。この曲のプロモ・ビデオで、シンバル蹴っ飛ばすところがあって、一度やってみたいもんだと思った。女性パーカッショニストとしては、後にも先にもこんなにカッコいい人はいない。90年代に入ってからもアルバム出してるし、ときどきブルーノート東京でライブやってるみたい。"THE BELLE OF THE ST.MARK"って曲も好きだった。

11 SEX SHOOTER / APOLLONIA 6
このグループの中心メンバー、アポローニアは、『パープル・レイン』のプリンスのお相手役。ちょっとラテンなブラック系で、好みな雰囲気でした。でもこれ一発だったよね。縁の切れめがすべての切れめ、小室と篠原涼子or華原朋美みたいなもんか?!

12 JUNGLE LOVE / TIME
『パープル・レイン』でプリンスのライバル役を演じてたのが、このグループの中心人物モーリス・デイ。ちょっとひょうきんなタイブで、けっこう好きだったんだよね。歌もダンスもカッコよかったんだけど、いま何処?

13 COOL IT NOW / NEW EDITION
声変わりしてなかったころのボビー・ブラウン、なんか感慨深いわ…。80年代の後半には、街にボビ男くんが溢れたこともあったっけ。その後、けっこう長いこと、冴えない状態だよね、彼って。ホイットニーにエキスを吸い取られたか?!

14 SHE BOP / CYNDI LAUPER
彼女が歌った"TIME AFTER TIME"は、いろんなミュージシャンにカバーされまくり、今世紀を代表する名曲だと思います。でもヘンな曲"SHE BOP"のほうが好きだったの。"GIRLS JUST WANT TO HAVE FUN"がはやったのも、この年。

15 DO YOU WANNA FUNK / SYLVESTER
最近も誰かがカバーしてたよね。今、オリジナルを聴くと、BPMが遅くって間が抜けてる…。この曲はなぜかゲイくんたちをそそっちゃうらしくて、ゲイソングとしても有名。FUNKのところが、FUC・・・って聞こえちゃうの。このころは青山にあったTOKIOってディスコで、お立ち台に上がり、ブリブリさせてました。

16 RELAX / FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD
ほぼ一発屋で終わりました。グループ名はインパクトあったんだけどね。この曲って、始まりを予感させる雰囲気なんだけど、どこか前途多難さが漂う…。やっぱ、ベースが好き! わたしが好きになる曲って、ベースがひとつのポイントなのね。

17 BREAK MY STRIDE/MATTHEW WILDER
邦題は『思い出のステップ』だったかな? ポップでメロディアス(これも好きになる大ポイント)な曲で、ベネズエラ人の女性歌手NATUSHAが"MOVIENDO LA SINTURA(腰を動かして)"ってタイトルでカバーしてた。このタイトルの付け方の違い、国民性が出てるような…。

18 I WANT YOU / GRARY LAW
いま聴くと、BPMは遅いけど、ユーロビートのはしり的な音してる。メロディアスだし!経過音が気持ちいい。ホント、わたしってユーロビート好きだったのね。書いてて気づいた。歌ってる本人のことは、全然わからん。

19 SUNSHINE RAGGAE / LAID BACK
その名の通りレイドバックした、のんびり系のいい曲。トリニダードの楽器、パンの音色が心地いい!

20 HANG ON TO YOUR LOVE / SADE
わたしが初めてシャーデーを聴いたのが、この曲。当時は、彼女のジャジーな雰囲気がものすごーく新鮮だった。あれから早や15年、初志貫徹でスタイルを守りとおしてるのはえらい! ところで彼女って、あんな上品そうな雰囲気してるけど、スピード狂ってウワサ。ジャマイカ(?)で警官と映画みたいなカーチェイスした挙げ句逃げちゃって、入国不可な状況らしい。

番外 その1 LA BAMBA / ANTONIA RODRIGUEZ
あの!ラテンの古典、ラ・バンバを80年代風ディスコ・サウンドにアレンジ。82〜84年あたりに、よく六本木や青山のディスコでかかってた。あのころ行ってたのは、まずTOKIO。その昔はWHISKY A GO GOっていう大時代的な名前だったらしいけど、さすがにそのころのことは知らない。レキシントン・クイーン(今でもまだあるらしい)、ネオ・ジャポネスク。あとパシャってのもあったっけ。

番外 その2 S.O. / DEE D. JACKSON
これも80年代のディスコヒット。でも音は70年代ぽいんだよね。ドナ・サマーの"HOT STUFF"に似てるかな。ベースにはテイスト・オブ・ハニーの"BOOGIE WOOGIE WOOGIE"の名残りがあるし…。

他にもあるある好きだった曲
WOULDN'T IT BE GOOD / NICK KERSHAW
I.O.U ./ FREEEZ
LET THE MUSIC PLAY / SHANNON
POINTLESS / RE-FREX
CATCH ME I'M FALLING / REAL LIFE
SEXY GIRL / GLENN FREY
ROUND AND ROUND / RATT
ハードロック/メタルも1曲入れときましょう。


好きだった曲たち(日本の曲)独断で選ぶ!この年のウルトラ TOP20


1 時間の国のアリス/松田聖子
もしかしたら松田聖子の曲のなかで、いちばん好きかも…。間奏のギターもいいよね。メルヘンチックな歌詞は、今聴くと「笑える」を通り越して、感慨深い。西にマドンナあり、東に松田聖子あり…。『ピンクのモーツァルト』、『ROCK'N ROUGE』なんて曲もあった。

艶姿ナミダ娘/小泉今日子
アイドル道アクセル全開だったころのKYON2。ポップなメロディ、当時としては緻密なアレンジ、妙に耳に残る歌詞と鼻にかかった声…。80年代アイドルポップスを代表する1曲だと思います。『クライマックス御一緒に』や『渚のはいから人魚』なんて曲も捨て難い!

モニカ/吉川晃司
彼のデビューは衝撃的でした。水球やってた…っていうのも、インパクトあったしね。今でもたまーにカラオケで歌います。"THANKS THANKS MONICA"のところが、「SEX SEXもう2回」って聞こえたなんてのも懐かしい。『サヨナラは八月のララバイ』も好きだった。

LOVE IS OVER/欧陽菲菲
泣ける…。最近のJ-POPもいいけどね、こういう大人の「歌謡バラード」が激減しちゃったのは、かなり悲しい。あとは、つんくにがんばってもらいましょう。

いかが/速水陽子
昭和30年代のザ・ピーナッツ系の曲を前衛的?にアレンジ、80年代風歌謡曲に仕上げ、いい味だしてたんだけど売れなかった。ベースは後藤次利。『ウナセラディ東京』もカバーしてました。

時をかける少女/原田知世
この年だっけ?前の年だったような気もするけど、80年代の絶対的名曲! 彼女が浴衣着たポスター(角川書店?)、透明感があってよかったなあ。一昨年あたり、トーレ・ヨハンセン(カーディガンズで一世を風靡)のプロデュースで出した曲もよかった。

悲しみがとまらない/杏里
これはやっぱはずせない。高校生のときに『オリビアを聴きながら』でデビューしたけど、いまいちメジャーになりきれなかった彼女、ここで一気に大歌手になりました。『気ままにリフレクション』なんて曲もあったっけ…。ちなみに彼女って、横浜の希望ヶ丘高校出身だったと思うよ。

十戒/中森明菜
彼女の「キッパリ、ハッキリ路線」は、この曲あたりから始まったような気がする。迫力もあり、歯切れがよくてカッコよかった。『北ウィング』、『サザンウィンド』もヒットしました。

恋をアンコール/おかわりシスターズ
当時関東地方に住んでいた、現在30代の人たちにとっては、懐かしい響きだと思います。女子大生ブームの火付け役になった深夜番組『オールナイトフジ』から飛び出した3人組。一番人気があった山崎美貴は、その後文学座に入り、ずーっと杉村春子さんの付き人をしてたんだよね。杉村さんが亡くなったとき、山崎美貴ちゃんがちょっとテレビに出てたような…。

10 東京カンカン娘 '84/おあずけシスターズ
これもオールナイターズ、井上明子と片岡聖子の2人組。なんでこんなにちゃんと名前覚えてるんだろう。だからもっと大事なこと、みーんな忘れちゃうのね。懐かしい…って思ってたら、今週号の週刊宝石に片岡聖子のその後が出てた。今は舞台女優をやってるそう。ちゃんと芸能活動してるなんて、すごい! 誰か井上明子のその後、知ってる?

11 君たちキウイ・パパイヤ・マンゴーだね/中原めいこ
今にして思えば、ちょっとラテンなアレンジもカッコいいし、歌謡曲的だし、好みです。ちなみにこの曲、化粧品のコマーシャルソングだったんだけど、出演してたモデルは小学校の同級生。今はどうしているのやら…。

12 渡り鳥 はぐれ鳥/沢田研二
「ジュリー」には特別な気持ちがある。うまく説明できないんだけど…。『危険なふたり』を歌うと、心が落ち着く。そういえば、80年代にシリーズで放映してたドラマ『危険なふたり』(演出:久世光彦 主演:桃井かおり、竹下景子)も大好きだった。

13 DON'T島初夏/平山みき
この夏、彼女が出した"EMISSION"ってアルバムのB面の1曲め。摩訶不思議な平山みきワールドが大展開されてて、好きなアルバムだった。でも今、レコードプレーヤーがないから、聞けないの。やっぱ、プレーヤー買おう! シングルカットされたのは『サイレンSIREN GIRL』。

14 その気XXX mistake/大沢誉志幸
「自分で歌うのはやめた!」と宣言しちゃったんだよね、確か。彼のハスキーな声とセクシー系な歌詞がたまんない。夏、真昼、焼けた肌に浮ぶ汗、白い砂浜、青い海って連想ゲーム状態。

15 ジェントルじゃいられない/秋本奈緒美
オールナイトフジの司会で一躍名を上げた彼女、歌のほうもそれまでのジャズ系世界からポップスへと転身しました。

16 SUMMER EYES/菊地桃子
80年代のアイドル・サマーソングのなかでは、かなりイケてるほうだと思います。歌のほうはともかく、コード進行とさらさらしたアレンジが好きだった。

17 八月のエトランゼ/郷ひろみ
『ヤクシニー』のB面で、これも夏歌。彼独特な歌い方が笑えるけど、サンバ調のアレンジ、リゾートな歌詞、やや南佳孝なメロディライン…こういうのに弱いの。『2億4000万の瞳』なんて曲もありました。

18 TRANSIT/小林麻美
この年、彼女は『雨音はショパンの調べ』で大ブレーク! よく"JJ"とかに登場してたよね。ユーミンと仲がよく、15歳くらいから飯倉のキャンティに出入りしてた…なんてエピソードもあったっけ。で、林真理子が「自分は15歳のころ、山梨の畑を自転車で走ってた。だからどうした」みたいなこと書いて、反撃してた。
この曲は『哀しみのスパイ』のB面で、詞がユーミン、曲が井上陽水の隠れた名曲。空港でのトランジット、時計の針を目的地の時間に合わせる…って感じの内容なんだけど、今でもトランジットするとき、この曲が横切ることがある。
そういえば彼女、全然出なくなっちゃったよね。

19 顔に書いた恋愛小説/田原俊彦
メロディは昭和40年代系なんだけど、アレンジが80年代風。ベース、ホーン、パーカッションがカッコいい。途中で長いブレークが入るのもおもしろかった。

20 涙のリクエスト/チェッカーズ
まあ、これはホントに懐かしい!お揃いのチェックの衣装着て、歌ってたんだよね。『哀しくてジェラシー』なんて曲もあった。

他にもあるある好きだった曲
くちびるヌード、上海エトランゼ/高見知佳
素直になりたい/ハイ・ファイ・セット
誘惑光線・クラッ、ME★セーラーマン/早見優
モーニングベル鳴らしてよ/山下久美子


当時のできごと

『昨日、悲別で…』(脚本:倉本聰 出演:雨宮良、布施博、石田えり)っていうドラマ、覚えてる人いる? ミュージカル・スターを目指す若者の恋と挫折と故郷の思い出と…って感じの青春ドラマ。センチメンタルで好きだったんだよね。確か、この年だったと思うんだけどなあ。

はやってた外国曲
THRILLER/MICHAEL JACKSON
FOOTLOOSE/KENNY LOGGINS
GHOST BUSTERS/RAY PARKER JR.
WHAT'S LOVE GOT TO DO IT/TINA TURNER
UNDERCOVER OF THE NIGHT/ROLLING STONES
JUMP, PANAMA/VAN HALEN
RADIO GA GA, BREAK FREE/QUEEN
DANCING IN THE DARK/BRUCE SPRINGSTEEN
CARELESS WHISPER/GEORGE MICHAEL


はやってた日本の曲

お久しぶりね/小柳ルミ子
桃色吐息/高橋真梨子
ワインレッドの心/安全地帯
STARSHIP/アルフィー
2人のアイランド/石川優子&チャゲ
少年ケニヤ/渡辺典子
本気でONLY YOU/竹内まりや
夏のフォトグラフ、スターダスト・トレイン/石川秀美

鈴木保奈美がホリプロのオーディション受けたとき、歌ったのが確か『夏のフォトグラフ』。歌手じゃなくて、モデル→女優の道を歩んだのは正解ね。彼女ってすごく魅力あったけど、芸能界向きじゃなかった。ちょっともったいない。
メインテーマ/薬師丸ひろ子
THE THEME FROM "BIG WAVE"/山下達郎
ケジメなさい/近藤真彦
ミス・ブランニューデイ/サザンオールスターズ

26 APRIL 1999


旅行して、どんな人たちと会った? どんな体験をした? 何を感じた?
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