今年５月、彼が歌う"LIVIN' LA VIDA LOCA"が、アメリカのナショナルチャートで１位になった。アメリカのチャートって実はとっても保守的だから、マイノリティなラテン音楽がナショナルチャートの１位になるなんて、とっても歴史的なできごと！ しかも!!!彼は"TIME"の表紙にもなったの。これは、彼が「アメリカの顔のひとり」になりつつあるってことを示してる。

去年のワールドカップのオフィシャル・テーマソング"LA COPA DE LA VIDA"を歌ったことで、世界的にはひと足お先にブレークしてた彼。ここに来て、アメリカ本土でも本格的にはじけはじめた。

リッキー・マーティンは、1971年プエルトリコ生まれ。６歳でテレビコマーシャルに出演したのが芸歴の始まり。その後、80年代に「メヌード」というアイドルグループに参加、ラテンな若い女のコたちをトリコにした。

「メヌード」は、ラテンのジャニーズ系と呼ばれ、美形少年ばかりを集めたグループ。メンバーは18歳くらいになると「卒業」するので、常にピチピチにした男のコがてんこ盛りだった。日本にも来たことあったけど、最前列一列しか観客が入らなかった…って話を聞いたことがある。

「メヌード」を脱退後は、メキシコなどでソロ活動を開始。一時は芸能界を離れたり、つらい時期もあったらしい。でもラテン圏の国々では徐々に人気を拡大！1996年にペルーに行ったとき、「アルゼンチン発。リッキー・マーティンのコンサートで20万人が熱狂！」って、ニュースでやってたっけ…（最近、日本じゃ、GREYが20万人集めて話題になったよね）。そうして、彼はスーパースター街道一直線、ガンガンに加速していった。

で、先月、プロモ来日したんだよね。ダウンタウンの「ヘイ！ヘイ！ヘイ！」や、「めざましテレビ」など、いろんなテレビ番組に出演、積極的にプロモーションしてた。スター然としてなくて、すっごく感じよかった。そういえば、「ヘイ！ヘイ！ヘイ！」で彼、「10月に日本でコンサートやる！」って言ってた。10月なんてもうすぐ。情報知ってるひと、教えてね！

プロモーションっていえば、HIROMI GOが"LIVIN' LA VIDA LOCA"をカバーしてくれたのは、彼にとっても、まあ…曲の知名度上がったって意味では、いいことだったかも…。最近、どうもサビの「アッチッチ、アッチー！」が耳について離れない。口ずさんだりする自分もこわい。

さてさて、右上の写真は今年１月にメキシコで買った雑誌に載ってたリッキーちゃん。マイアミ・ビーチに新しく自分のサルサ・レストランをオープンしたときの、パーティの写真なの。これ見たときどうしようかと思ったけど、来日したときには、ちゃんと髪の毛伸びてた（よかった、よかった）。フェイ、ソフィア・ベルガーラ、カルロス・ポンセ、エミリオ・エステファンなど、ラテンな有名人も集まって、すっごく盛り上がったんだって。ヒット曲にちなんだ、"LA COPA DE LA VIDA"っていうオリジナル・カクテル、ぜひ！飲んでみたい…。

リッキーちゃんにまつわるウワサで、最近いちばんだったのは、マドンナを振ったこと。デュエットして、すっかり彼が気に入っちゃったマドンナ。でも、リッキーちゃんは、「彼女はすばらしい女性だ」とか何とか言って、謙虚に辞退したらしい。カッコいい！！！ あと、ぜひ！見たいのが、もうすぐアメリカの雑誌に掲載される、彼のスッポンポン・ヌード。ベッドでチワワ（犬の）といっしょに写ってるらしいよ。