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01/22/2001 |
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またまたキューバから、本格的なラテン・バンド登場 シエラ・マエストラ! |
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「まずは、キューバの伝統的な音楽から演奏するよ」。メンバーのコメントと共に始まったのは、確かに古典的なラテン歌謡。ある程度の年齢の方々ならピンと来る、『コモエスタ赤坂』の世界。観光ホテルのラテンバンドっていうか・・・。このまま終わったらどうしよう。 な〜んて心配をよそに、テンポがどんどん上がり、加速度がついて盛り上がり始めた。特に圧巻だったのは、彼ら流のラテンジャズ。ジャズのアドリブがラテンをクールにしてる、とってもカッコいい。ギターに似た楽器(コンパイ・セグンドのギター系自作楽器「アルモニコ」のようなもの?)の音色は、目を閉じて聴いたらまるでピアノ。鍵盤を叩くようなタッチまで表現しちゃうんだから、のけぞった。 楽器編成はいたってシンプル。コンガ、ボンゴ、ギター、ベース、トランペットなどなど、電気を通す楽器は、ベースだけだった。いまどきのサルサよりも、ちょっとプリミティブで、のんびり系。洗練されたサルサより、こういう緩めのほうが、わたしは好き。このころには例によって、じりじりと前方に進み、ステージの真ん前で踊ってました。 ライブが佳境に達したころに、じゃーん、流れてきたのは聞き覚えのあるイントロ。映画『サルサ』の主題歌です。でもこの曲、叶美香が『サルサ!アマイエクスタシー』ってタイトルでカバーしてたもんだから、「キューバ」っていうより、「ゴージャス」な印象になってしまいました。お尻まで背中が開いた、叶美香のゴールドなドレスが目に浮かんできちゃう。ワイドショーの見過ぎ??? 「ステージの上に上がって、みんなで踊ろう!」。メンバーの呼びかけで、観客がドドドッとステージに上がった。わたしたちも、トランペット担当のオスリン君に吸い寄せられるように、ステージへ。そして踊った。彼は「メンバーで一番セクシーだと認定された男」なのね。もちろん決めたのは、わたしたち。ともだちのひとりは、またまたキスしてもらってたっけ。彼は、かわいくセクシー、当然フレンドリー。名前だけは聞いとかなくちゃ・・・と、いきなりスペイン語で訊ねたら、ビックリして、「どこでスペイン語習ったの?」と反応した。 どこに行っても、いつまでたっても同じようなことしてるような気もするけど、ま、いいでしょう。これが人生・・・ASI ES LA VIDA。ところでシエラ・マエストラは、1976年に当時の大学生たちがキューバで結成した、ベテラン・バンドです。 2001年1月16日(火)at 渋谷AX |
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関連リンク コンパイ・セグンド | ||
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