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罰金の都!? シンガポール |
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ゴミを捨てたら罰金S$1000(77000円)
同じ「ゴミ捨て」でも、バスだと罰金S$1000だけど、地下道だとS$500だったりする。バスの中でゴミを捨てるほうが重罪ってことなのね。 ちょっと緊張気味にお散歩し始めたが、道端、バス停など、ところどころに灰皿があるし、吸い殻が地面に落ちてたりもする。「罰金がこわくないの?」って思っちゃうけど、ゴミだって落ちている。 聞いたところによると、灰皿が置いてあっても、「この線より内側なら吸える、外側では吸えない」とか、細かいルールもあるらしい。タバコを吸うときは、よーく気をつけたほうがいいでしょう。エアコンの効いた公共の室内では、タバコは絶対吸えません。 で、バス停ではズルできないように、柵に沿って並ぶようになっているんだけど、乗り込む寸前に横から入ってきて乗っちゃうヤツはいる。 まさか、世界一オーガナイズされてる(と言われる)シンガポールで、40分以上も並んでタクシーに乗れないなんて…。 夜行列車に乗るために、かなり余裕を持って、オーチャード通りのタクシー・スタンドに並びました。 列に並んだときは5番めくらいで、「楽勝!」って思った。でもタクシーは15分に1台くらいしか来ない。夜行列車の出発時間はどんどん迫ってくる。気が動転したわたしは、せっかく次の次まで順番が来ていたのに、「別のタクシースタンドのほうが早いかもしれない」なんてアホなことを考え、近くのホテルのタクシースタンドへ向かって走り出した。 もちろんホテルのまえも長蛇の列、その列の長さを見て、ハッと我にかえったわたしは、オーチャードロードを逆方向に、疾風のように駆け戻りました。こんなこともあるから体力は大事だけど、カラダ鍛えるまえにアタマを鍛えたほうがいいかも…。 息をきらして最初に並んでいたタクシースタンドに戻ると、わたしのまえに並んでいたゲイっぽい男性二人組みが、やっと来たタクシーに乗ろうとして、乗車拒否されたところ。「乗っていいわよ」って言ってくれたけど、次に待っていた女のコに状況を説明しなくちゃいけない。 45分くらいここで並んでいたこと、夜行列車の出発時間が迫っていること…などなどを必死の形相で説明すると、彼女は身を引き、1歩下がりながら、「わかったわ。譲るわ」と言ってくれました。わたしの必死の形相が恐かったんだと思う、きっと…。
タクシーをゲットして、夜行列車にも間に合いそうだ!と安心したら、すっかりハイになってしまったわたし…。車中でも喋りまくってたら、降りぎわ、タクシードライバーのおじさんが言った。"You're
so funny!" さてさて、ゲットしたタクシーのドライバーくん、シングリッシュ(シンガポールのざっくばらんな英語)で喋る、喋る、喋りまくる! この狭いシンガポールで空港まで行くお客さんを乗せてゴキゲンだったからかもしれないけど、携帯電話のこと、カラオケのこと、ラッフルズホテルのこと、アパートやクルマのこと…喋る、喋る。ちなみに彼の母国語は福建語。 シンガポールでは、カラオケをKTVというそう(ベトナムでもそう呼んでいたような気がする)。日本のカラオケボックスと同じシステムなんだけど、1部屋借りて1時間S$50〜60(3900〜4680円)だっていうから、まあ部屋の大きさにもよるだろうけど、高めかなあ…。 ラッフルズ・ホテルで一番高い部屋は一泊S$4000(31万2000円)だそうで、彼が乗せたアラブ人のお客さんが泊まったらしい。 シンガポールってクルマの税金が高いことで有名だけど(マーチクラスで500万くらい?)、アパートもすごーく高いらしい。いくら…って言ってたけど、あんまり高くてよくわからなくなっちゃった。
ところで、お巡りさんと喋ってたとき、「シンガポールのタクシーは政府がコントロールしてるから、絶対安全だし、料金をぼったくったりすることもない」って言ってた。確かにみんな(っていっても2人しか知らないけど)感じがよくて、良心的だったけど、あの乗車拒否は何だったんだろう???
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