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男子禁制女性的旅ROOM5号室 恥ずかしかった系 メール


perro amor ナラちゃんの投稿 8/23/99掲載
初めてラテン世界に足を踏み込んだのはもう十数年前国境の町「エル・パソ」で橋を渡ってメキシコ側に入ったのが最初だったと思う。スペイン語のスの字もわからない頃で、「地球の歩き方」の巻末に載っていたスペイン単語帳で単語を切り紙細工のようにくっつけて話していた。

「そうか これはいくらですか?ッーのはクアント・クエスタ?か・・・」そう相棒と話しながらなんとなくメキシコ・マリアッチ調に「♪〜クアント・クエスタ セニョリータ〜」などと鼻歌を歌いながら上機嫌で見るものすべて珍しい町をぶらついていたら「オニイサン、シャチョウ、オンナイルヨ。イラナイカイ?」(それも見事な日本語で)と怪しいおとっさンの群れに声をかけられ取り囲まれてしまった。

ヤバソウだったし、恐かったのでダッシュで走って逃げました。相棒からきっとおまえが意味も考えずに、「♪オネエチャン ナンボ〜」みたいな事を連呼していたからに違いないといわれメチャメチャ恥ずかしかった。

それから大学に戻り選択教養課程にスペイン語を加えたのは言うまでもない・・・・・・・。

またまた!Kさんからの投稿 8/23/99掲載
冬山の山小屋で一泊したあと、気持ちのいい朝日を浴びながら外で朝食を食べていると、西洋人の女の人が前を通っていった。彼女はすこし離れたところで上の服を脱ぎ体を拭きだした。おおっ! こっちから見えているってことは知っていると思うんだけど?

そのまま朝食を食べていると、もう一人女の人がきて、なんと今度は下も脱いで拭きはじめるではないか! むむむ!その西洋人の女の人はヌーディストビーチなんかで慣れていたのかもしれないけど、なんだか私のほうが恥ずかしくなった。

そうそう、料理関係で一番の恥ずかしい話を思いだしました。

-- フライパンを壊した真相 --

安宿で鋳物のフライパンを落として壊してしまった。「ごめんなさいっ」といって弁償しようとしたんだけど、宿の人は「手がすべったのなら仕方なかったのよ」と許してくれた。

手がすべったのは本当なんだけど、友達に鹿肉をもらった嬉しさのあまり、フライパンを持って踊っているときに手をすべらせ落してしまったのが事の真相。誰も見てなかったけど今でも思い出すだけで恥ずかしくなる。今度、行くときはフライパンを持っていこうっと。

Kさんからの投稿 8/9/99掲載
アメリカでレンタカーを借りて生まれてはじめて左ハンドルの車を運転することになったんだけど、日本でもあまり運転してないのでドキドキものでした。本当は運転したくなかったのに免許を持ってたのは私だけだったんです。

エンジンをかけてちゃんと前に進むとホッとしたのもつかの間、本車線に出るときにウィンカーを出そうとしたらワイパーが元気よく動きだしてびっくり。もちろんそのときは雲ひとつない気持ちのいい晴天だったので、あたりには恥ずかしい空気が充満してました。左ハンドルだとウィンカーとワイパーが逆になってるんですね。知らなかった。

そうそう! わたしも何度も間違えました。いきなりワイパーが動き出したときの、あのなんともいえない間抜けな感じが…たまんない。

恥ずかしい系の話って、思い出すとボロボロ出てくる。料理関係でもたくさんありました。旅行に出るまでは自炊ってしたことがなかったしね。でも恥ずかしいというよりちょっと笑える失敗話かな?

その1: ごはんを炊く
ニュージーランドの安宿って自炊できる所が多かった。外食してもイギリス流のあんまりおいしくなくって、しかも高くつくものばかりだから、ほとんどのバックパッカーは自炊していたんです。

旅行に出る前は、ラーメンを作るかホットケーキを焼くぐらいしか料理ってしたことがなかった。初めて自炊することになって何をどうしていいのやらさっぱり。はじめてつくる自分の晩ごはんを何にしようか迷っていたら、ステーキが簡単だと教えてもらったので、それで決まり。

ステーキはあまり問題なかったんだけど、ごはんは...
「ちょっと教えてくれへん? ごはんの炊き方って、はじめちょろちょろ中ぱっぱ。赤子泣いても蓋とるな。なんて言うから最初は弱火でしょ?」

「ちゃうちゃう、ちょろちょろは強火やで。沸騰するまでは強火で、それから弱火にするんや」と、まあこんな感じでした。

沸騰すれば蒸気が出てくるだろうと思いフタをしたまま待ってたけど、その気配はない。かなり待ってから「赤子泣いても蓋とるな」の禁をやぶってフタをとってみると、ごはんがバリバリのスナック菓子のようになってた。ごはんだと思わなければ、そこそこおいしかったのが唯一の救いでした。ステーキとはあわなかったけど。

その2:ごはんと炊く
料理ってなるべく簡単にすませたいときってありますね。そんな時によく使ったのが、ごはんと一緒に炊いてしまうワザ。乾燥グリーンピースを入れれば、豆ごはん、ジャガイモとバターなら、北海道風味?ごはん、ニンジンなら、色鮮やかなβカロチンごはん、でも、その時は乾燥ピーもジャガイモもニンジンもなくって手元にあったのは、キャベツが半分。試しにごはんと炊いて「キャベツごはん」を作ってみたけど、表現できないほどまずかった。きっと試さないほうがいいと思う。

その3:カボチャのスープ
親がたまに作っていたカボチャのスープを自分でも作ってみようとチャレンジしたことがありました。もちろんレシピはなかった。材料は適当にあるものを使って、カボチャだけでなくタマネギやニンジンも入れたと思う。

野菜をどんどん煮るとドロドロになってスープになると思ってたんだけど、煮れば煮るほど変なものになってきた。グツグツ、ボコッ、ボコ、ボコッ、ベチャその様子は、まるで魔女があやしい薬でも作っているようでした。

それでもって使い方を知らないハーブを適当に入れたものだから、とんでもない味になりました。材料は健康的なものばかりなので、きっと体にはいいと思って全部食べたけど、とってもまずかった。

料理関係の話は、恥ずかしい系の話として使えるかなって書いてみたんだけど、ちょっと恥ずかしさ度が足りないかな? (笑)

わたしも野菜の煮っころがしで、大失敗。スペインって、とっても野菜が安くて、おいしくて、市場行って、キロ単位で買う。でもって、買った野菜を思いっきり刻んで、煮込んだら、ものすごい量になって、1週間くらい食べ続けた。しかも!お醤油で味つけたはずなんだけど(向こうでもお醤油は普通のスーパーで売ってる)、なんとも面妖なお味。どうやったらあんな味になるんだか…。

Gooseさんからの投稿 8/9/99掲載
海外に住んでいた頃、ちょっとショックで日本人として恥ずかしくなることがありました。私は、自宅でCNNを見ていました。そこには今日本では4WDが大流行していると言うニュースを放映していました。

名○屋の河原で我が物顔で4WDを走らせているシーンが映り、その後ある若者にCNNのキャスターがインタビューをしていました。日本の放送とは逆で、英語が大きく聞こえ、後ろで小さな日本語が聞こえてました。以下はその会話です。

CNN「あなたは河原を走ってどう思いますか?」

若者「とっても気持ちが良いです。それに河原などを走れない普通の車にザマアミロ、出来ないだろうと思います。」

ガーン! 本当にこう言ったんです。これCNNだよね。世界にこのニュースが配信されているんだろうか? ということは、このわがまま勝手な日本人が、日本の若者として世界に紹介されている事になる。その日からしばらく、町を歩くのが恥ずかしかったです。

旅行に行くと一人一人が日本の代表になっているという意見は最もだと思います。"旅の恥は書き捨て"なんてわがままな考え方は良くないです。でも、だからと言ってそんなに固く考えることないんだけど。

とっても別の視点から、恥ずかしかった系を捉えた投稿です。こういう方面から考えてみると、免税店あたりでは、日夜恥ずかしい光景が繰り広げられてるような…。今はそうでもないかもしれないけど、バブルのころは、札束ビラビラ状態のオヤジなんかが、妙に偉そーにお買い物してました。特にアジアの国々で…。

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