2度めの上海も、毎日違うホテルに泊まりまくりました。今回もすべて現地に入ってからの予約です。これだけ泊まっても、まだ泊まりたいホテルはあるし、隠れた名ホテル?もありそう。上海って、深い・・・。
関連リンク 2003年のホテルリスト
<1泊め〜和平飯店>
★★★ 空港のホテル・インフォで予約して、780元(約9900円)
デラックス・スイート 朝食なし
この際、一泊めはゴージャスにいくことにした。ま、実際は、空港のホテル・インフォで、意を決して「和平に泊まりたい!」って言ったら、「そしたら、デラックス・スイートがあるんだけど、いかが?」ってお薦めされただけなんだけど。インフォの女のコは「スイート」「スイート」って繰り返す。とっても感じがいい女のコだったんだけど、話半分で聞き流してました。
しかし!ホントにその部屋はゴージャスだった。正式な呼称?を
DUPLEX SUITE といい、メゾネットになっている。1階がサロンで、2階にベッドルームがあるのね。こういうお部屋に泊まるのは、ベネズエラのマルガリータ島以来。
ひとりでこんなところに泊まることに意味があるかどうかはともかく、幸先がいいのは確か。寝るのがもったいないほど贅沢なんだわ。冷蔵庫だとか、ケーブルTVとか、そういったモノはもちろん揃っている。バスタブもきれいで、それとは別に、ボックス状態で仕切られたシャワールームがありました。1階のサロンには、書斎チックで、エグゼクティブなデスクがあったりして・・・。ちなみに、ドライヤーもついてます。
ゾルゲ事件にかかわった尾崎秀美が、女性新聞記者スメトレーと初めて会ったのも、ここのロビーだそうです。オープンは1906年、100年近い歴史を持つこのホテルには、さまざまな有名人が訪れているんだってね。最近だと、クリントンとか。誰が泊まったか、細かいことは忘れちゃったけど、豪華ラインナップ!でした。階段には、宿泊したたくさんの政治家たちの写真が貼ってあります。そう、このホテルに泊まったら、階段で下まで降りてみるのも、お薦め!
わたしが滞在したのは、旧館の南楼。後から建てられた北楼は4つ星で、南楼は3つ星なんだそうです。外観も重厚だけど、内装もいちいちクラシックで、お部屋、照明、廊下、階段、どれをとってもカッコいい。ロケーション的にも、外灘沿いで、超便利です。難を言えば、フロントの対応が超事務的だったことくらい。
関連リンク 和平飯店の写真
2004年2月現在、1元は、約12.7円です。
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