ホームテレノベラPERRO AMOR
8/09/99

PERRO AMOR 犬愛??? コロンビア カナル1製作 1998-99年

去年から今年にかけて、コロンビアで話題沸騰、空前の大人気だった"PERRO AMOR"。ベネズエラ、ペルー、メキシコなどなど、ラテン圏各国へも輸出され、これまた話題になりました。普段はテレノベラなんて見ない、男性まで虜にしたというこのノベラ、さて、どんなお話???

 

<物語の始まり>
主人公アントニオは、自分の結婚式直前だっていうのに、従姉妹のカミラとこっそりHしてる。それをお母さんに見つかったりして、嵐の予感。彼は結婚なんてしたくなかったの。なぜなら、親が決めた政略結婚だったから…。

彼のファミリーは大きな建築会社を経営する上流階級なんだけど、実は財政破綻してる。親は彼をホントのお金持ちの娘と結婚させて、なんとか乗り切りたかったわけ。でも結婚式で、「永遠の愛を誓うか?」と尋ねられた彼は、きっぱり答える。「ノー!」。彼は、結婚式のお手伝いをしてたソフィアに、一目惚れしちゃったのだ。

<PERROってなんだ?>
 
スペイン語で、PERROは(オスの)犬。でも誰かに向かって、"ERES UN PERRO!"なんて言ったら、「あんたって、サイテーだわ!」って感じの意味になります(あんまりよくない言葉。日本語のサイテーよりも強い)。
人生はゲーム、本気で愛するなんてバカバカしい、ちょっと遊んでやろう…って、のらくら生きてきたのが、主人公アントニオ。まあ、一言で言っちゃうと、そんなサイテーなヤツの「本気な愛」を描いたのが、このテレノベラ"PERRO AMOR"。

でもそんな彼が、ソフィアを真摯に愛するわけがない。一目惚れっていっても、最初は遊びのつもりだったし、「愛してる」って100万回言いながら、彼女を何度も何度も裏切り続ける。

主人公ふたりの行ったり来たりの恋愛にプラスして、大ショッピング・モール建設計画にまつわる詐欺事件、お金を騙し取られた老人の自殺、復讐に燃える息子…なんて話も絡んでいきます。で、この息子も主人公のソフィアを愛しちゃうんだわ…。

このノベラ、最初のほうだけ見て、やめちゃった。主人公アントニオ役の JULIAN ARANGO がどうしても好きじゃない! ストーリー展開も大切だけど、顔も大事。あと、仕草や、目つきなんかも…。

<そして悪が正義に勝った>
最終的に、アントニオとソフィアは結ばれる。勧善懲悪がモットーのテレノベラ業界で、この最終回はかなり話題になったみたい。また登場人物のキャラクターも、一般的なテレノベラの枠を飛び超えてる。まあ、賛否両論あったらしいけど、テレノベラの「新しい波」になったことは確かでしょう。あと音楽がいいんだよね。サルサ系で、ホントにカッコいい。それにカメラワークっていうか、画面の色がビビッドですごくきれい。

ところで、このテレノベラにカミラ役で出演してたイサベラ・サントドミンゴ、バランキージャのホテルで見かけちゃった!彼女の夫役ディエゴ・トルヒージョ、(たぶん)彼女の子供、そしてメイドさんといっしょに、プールサイドでゴハン食べてました。

「あっ、あそこにいるの、テレノベラに出てる女優だわ」

いっしょにいたコロンビア人がそう言ったとき、わたしの目は輝きまくった。でもけっこう地味だったし、言われなかったらわかんなかった。彼女たちは、バランキージャのカーニバルに出演してたの。写真の彼、これじゃただのオヤジだけど、「タダ者じゃない雰囲気」ありました。

 


主人公のふたり!
ソフィア役のダナ・ガルシア、
アントニオ役のフリアン・アランゴ

このテレノベラのキャラクター犬。かわいいでしょ!
このノベラのキャラクター犬。
ノベラは濃いけど、犬はかわいい系。

ソフィア役 ダナ・ガルシア好きじゃないの!この顔!!! アントニオ役 フリアン・アランゴ
左  ソフィア役 ダナ・ガルシア
右  アントニオ役 フリアン・アランゴ
好きじゃないの、この顔・・・。

カミラ役 イサベラ・サントドミンゴカミラの夫 ゴンサロ役 ディエゴ・トルヒージョ

左 カミラ役 イサベラ・サントドミンゴ
コロンビアのホテルで見ちゃった!
実際はもっと地味。

右 カミラの夫役 ディエゴ・トルヒージョ
彼もコロンビアのホテルにいました。
実際は、もっとタダ者じゃない雰囲気。

 

関連リンク
バランキージャ

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