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10/3/1999 |
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パナマなリゾート その2
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3日め~自転車を借りる この食堂のレジの女のコは、ナオミ・キャンベル系なんだけど、ふだんは愛想がない。なのに、明らかに北アメリカ人(アメリカかカナダ)ってわかる観光客に対しては、妙に照れながら英語使ってた。こういうのって、日本人だけじゃないんだよね~。 そうこうしてるうちに晴れてきたので、自転車を借りた。自転車で走ると、豊かじゃないけど、なごむ風景が広がった。 木造高床式のペンキが剥げた南国風の家々、手を振る地元のおばさん、曇り空、雨雲が来る、海に波がたつ、熱帯植物が見下ろす浜辺、ただ外を見ているおじさん、挨拶すると微笑む、海帰りの子供たち、砂山の上で2匹並んで寝ている犬たち、どこからか流れてくるサルサやメレンゲ、海の家兼ディスコから流れてくる低音をきかせたソカやラガ、波打ち際でボディボードしてる子供たち、いきなりやってくるスコール、流れていく雨雲、生暖かい風、すれ違う外国人観光客、古いホテルの入口で揺れている"VACANCY"の看板、ホテルの回廊から聞えてくる笑い声、走るにわとり、揺れる夏草…。 スコールが終わると、また太陽が顔を出した。しばらく、浜辺に寝転がる。人工的なリゾートより、こういうところがいい。でもホントは観光客なんて、存在しないほうがいいのかも…。そんな罪悪感にちょっとさいなまれながら、ちょっと遠慮しながら、自転車で走るのは、ワクワクする。 夜、再び食堂へ。トウモロコシをすりつぶしたオレンジ色のペーストにチキンがくるまれている、「ちまき」みたいなのを食べてみた。けっこういけた。 4日め 船着き場の前には、ガラーンとしたレストランが一軒。真っ青な水のタンクと旗が2本、PANAMAと書かれた大きなステッカーが貼ってある。で、しばらく島を散歩。人気のない貸し別荘地帯、かわいい犬がいるレストラン。このレストランでお昼を食べようと思って、主人の帰りをしばらく待ってたけど、「来月オープン」ってあっさり言われたり…。 今度こそ!と海上レストランへ向かう。お客さんはいなかったけど、ここは開いてた。魚を頼むと、ちょっとためらったので、「古いのしかないのかしら…」などと疑ったが、面倒くさかっただけらしい。出てくるまで、約45分、出てきてビックリ! 皿からはみだすほどの、鯛みたいな白身のデカいサカナが、まるごとさっぱりフライになっている。トッピングは、山盛り状態のバナナ揚げとサラダ。揚げものコンビだけど、どちらも衣はほとんどついてなくて、あっさり風味。これで何と!6ドル50セント…。しかもサカナの端っこは、おせんべみたいで、これまたおいしい。 今日もスコールが降ってきたりして、雨宿りをしたり、散歩したりしてるうちに、ボートが迎えに来る時間になった。 20分くらい待ったけど、迎えは来ない。ちょうど帰る方向に向かって走って来たボートを見つけたので、乗せてもらう。ライフジャケットを返しに船着き場に戻ると、ビルヒリオくんが「ヘッヘッヘッ…」と照れ笑いしながら、なぜか英語で「ソリー」と言ってから、「すっかり忘れちゃった」と付け加えた。彼の隣りで受付のおばさんも、いっしょに照れ笑いしている。 「さっき、あなたが別のボートに乗って、こっちに向かってくるのを見て、迎えに行く約束だったことを思い出したんだ。でもさ、一番大切なのは、今、あなたがここにいるってことだよね」とか何とか言って、憎めないビルヒリオくん。笑ってごまかすパナマ人って、ちょっとかわいい。 で、そのあと、また自転車を借りて走った。昨日と違うのは、スコールがなくて、よーく晴れていたこと。走れば走るほど、どんどん好きになっていく。こういう町で、外で走って、遊んで、生活するのが自然でよい生き方なんだろう。豊かさを手に入れちゃったから、思うのかもしれないけど…ね。 そういえば、昨日も今日も、馬に乗ったオヤジがビーチにいた…。 5日め 彼女とは握手して、笑顔で別れた。旅立ちにふさわしい朝だ…って、いい気持ちで歩いてたら、彼女が追いすがってきた。実は空港とは逆の方向に歩いてたわたし…。あんなに自転車乗り回したのに、キマんないよね、どうも。怪訝そうなメリル・ストリープの顔が忘れられない。 乗る飛行機が小さいもんだから、空港では体重を計られた。そういえば行きにも計ったっけ。でも今日のは重りをズラして計る、天秤みたいなタイプ。前時代的っていうより、時代を超越してる…。わがままかもしれないけど、変わんないでいてほしいな、この島。 BOCAS DEL TORO パナマからの飛行機代(往復)、ホテル4泊朝食付き、約1時間のボートツアー代込みで、374アメリカドル
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