好きだった曲たち(外国曲) ベスト10 1 LAMBADA / KAOMA
ま、やっぱこの年の大当たり!といえば、ランバダでしょう。翌年にかけて、社会現象ともいえる大ブレークを記録しました。ランバダ・キャバクラとか、できちゃったんだよね。振り返ってみれば、お気楽な時代だったよね。ノー天気っていうか。
2 LOVE TRUTH AND HONESTY / BANANARAMA
わたしにとって、ある意味で、1980年代の象徴だったりする彼女たち。楽しく遊んでたとき、いつもお側にバナナラマ。有終の美、最終回の今回は、あえて高順位ランキング!
3 VOX / SARAH McLACHLAN
今では天下の大歌手サラ・マクラクランのソロ・デビュー・アルバム
"TOUCH" に入っている名曲。身が清められるような、フロー系です。
4 EVERY LITTLE STEP / BOBBY BROWN
このころ、街にはボビ男くんたちが溢れてました。チャイドル・グループ、ニュー・エディションからソロへ、滑りだしは上々、明るい未来が開けていると思ってたころ。人生はわからない・・・。
5 FUNKY CALLED MEDINA / TONE LOC
ルーズなファンキーさが妙に耳に残った1曲。リズムも間延びしてて?、さほどカッコいいわけじゃないんだけどね、なんか好きだったな。
6 BIRTHDAY SUIT / JOHNNY KENWOOD
いまとなってはどこの誰かもわからない、ジョニー・ケンウッドの曲。ノリいいポップなロック系。こういう曲聞くと、理由もなく、さあ行くぞ!って気になる。
7 CIRCLE / エディ・ブリュッケル&ザ・ニュー・ボヘミアンズ
FAIRGROUND ATTRACTION系のグループ。「もうやめるわ、もうあきらめる。すべては一時的なもの。わたしって、大勢のともだちのひとりだったのね」って感じの失恋ソングなんだけど、じーんとしみるものがありました。
関連リンク FAIRGROUND ATTRACTION
8 IF YOU DON'T KNOW ME BY NOW / SIMPLY RED
シンプリー・レッドは、1980年代、いっぱいいい曲出しました。これもじーんとしちゃう系。クルマ停めて、夕陽なんか見ながら、聞くといいかも・・・。
9 SLEEP TALK / ALISON WILLIAMS
上記ジョニー・ケンウッドの女性版? 踊って楽しい、パワータンシングR&B。テイラー・ディーン系でカッコよかったんだけど、メジャーにはならなかった。
10 BAFFALO STOMP / NENE CHERRY
お父さんはドン・チェリー、弟はイーグル・アイ・チェリーです。J-WAVEの「パズ・アンド・ジョップス」っていう番組でよくかかってたんだよね。この曲って、あの時代を象徴してるような気がする。勢いあってね、上昇していく感じ。
ラテンもの ベスト5
1 MARCIA BAILA / LES RITA MITSOUKO
実際には1985年のヒット曲だそうです。フランスものを聞くようになったのは、「パズ・アンド・ジョップス」の影響。J-WAVEで、ヨーロッパの音楽や情報を流す番組がなくなっちゃったのは、とっても残念。
2 ジュ・レイタン・エイメ? / アール・マンゴ
これもフランスもの。色気あって、セクシーな、ぶじゅぶじゅウィスパー系。そうそう、アール・マンゴは男性です。コンスタントに何枚もアルバムを出していました。
3 ARRIBA EL MORAL / CAMALEON
ジプシー・キングスがカリブに行っちゃったような、イケイケドンドンラテン系。
4 SUDAR RESINA / REI LUI
スペインのバンド。おとぼけロカビリー的な音で、大好きだった。このころのスペインって、なぜかロカビリーっぽいグループが多かったの。
5 CIAO PA / EROS RAMAZZOTTI
今も現役バリバリ・・・っていうか、更にパワーアップ、スペイン語圏の国々でも快進撃を続けるイタリア人歌手エロス・ラマゾッティ。この曲は彼の真骨頂ともいえるバラード系。何言ってるのかぜんぜんわからないのに、ホロっときちゃうのね。
オマケ イッヒ・リーベ・ディッヒ / イブジーベルリン
ホントにこんなバンドだったのか、こんな曲のタイトルだったのか、ラジオから録音したから、今となってはすべて謎。80年代前半のテクノ+超キッチュなメロディ+女のコボーカル。もしかして、旧東独のグループだったりしてね。
流行っていた曲たち
ALL SHE WANTS IS... / DURAN DURAN
THE LOOK / ROCKSET
ETERNAL FLAME / BANGLES
PLEASE DON'T GO GIRL / NEW KIDS ON THE BLOCK
WHAT'S ON YOUR MIND / INFORMATION SOCIETY
ORINOCO FLOW / ENYA
元祖癒し系エンヤは、バブル真っ只中なこのころにブレークしました。予兆ともいうべきか?なーんちゃって。
好きだった曲たち(日本の曲)この年のウルトラトップ10
1 GET CRAZY / PRINCESS PRINCESS
こういう曲は理由なく好きです。プリプリのなかでも、いちばん好きかも。この曲は、野島伸司脚本のドラマ『君が嘘をついた』の主題歌。三上博史、麻生祐未、鈴木保奈美、工藤静香、大江千里、布施博などが出演してました。当時、トレンディ・ドラマのなかで、いっちばん好きだったのも、これ!
2 涙の太陽 / 田中美奈子
むかーし(1973年らしい)安西マリアがヒットさせた曲のカバー。ホントのオリジナルは、エミージャクソン(1965年)なんだってね。これもまた、反射的に大好きなタイプの曲です。田中美奈子って、甘夏の誘惑(だっけ?)のコマーシャル、そそる感じでよかったっけ。
3 YOU'RE MY SHINING STAR / 中山美穂
角松敏生の絶品バラード。いい曲だったよね。思わずこみ上げちゃったりして。
4 世界でいちばん熱い夏 / PRINCESS PRINCESS
プリプリで次の好きなのが、この曲。さあ、行けるぞ!って気分になれるでしょ。イメージとしては暑〜い砂漠なんだけど、この曲にまつわる思い出は、首都高湾岸線の下を走る一般道だったりする。
5 ALL AROUND ME / CHAR
空が高い、秋晴れの日にピッタリなミディアム・テンポ系の曲。名人Charの抑えた技が光ります。間奏のギターの骨っぽい音が、大好き。この曲ね、生ギターで弾いてもらったりしたら、で、ネックをすべる彼の指さばきなんか見ちゃったら、もうクラクラでしょ。
6 17才 / 森高千里
言わずと知れた(知らないって?)南沙織のカバー曲。このころから、森高はオタクの心のアイドルを脱していって、メジャー路線へと突き進んでいきました。
7 だいすき / 岡村靖幸
最近、奇跡の復活を遂げた岡村靖幸! あのままの路線で、うれしいような、それならもっと早く活動再開してもよかったような、複雑な?心境だったりして。
8 BE MY BABY / COMPLEX
吉川晃司が組んだグループ。彼って曲はストレートでカッコいいロック系だし、ルックスもよくて、かなり好きだった。なんてったって、『モニカ』の衝撃はすごかったもんね。しかし、ボビー・ブラウンもそう、彼もそう、人生順風満帆に行くとは限らなかったりして、せつない。
9 おねがい天国 / 大江千里
大江千里ってあんまり聞かなかったんだけど、この曲は歯切れがよくて好き。歌詞はちょっとヘンだったりするんだけど。
10 リゾ・ラバ / 爆風スランプ
このころ、爆風スランプは、その名の通り爆風を吹かせてました。好きな曲、いっぱいあったな。『大きなたまねぎの下で』とか、カラオケで歌ってて、泣きそうになっちゃったことあったもん。この曲も、ときどき歌ってた。
やっぱこの年といえば、これ! 愛が止まらない
/ ウィンク
当時はぜんぜん好きじゃなかった。でも、いま聞くと、ああ、ひとつの時代の象徴って(こればっか)。この曲のオリジナルは、はい、カーリー・ミノーグでございます。
ベスト・アルバム
JIL CAPLAN / A PEINE 21
L'AFFAIRE LOUIS' TRIO / LE RETOUR DE L'AGE
D'OR
このころはフランスものをよく聴いていました。なかでも、ジル・カプランと、ラファエール・ルイ・トリオは、究極に好きだった双璧?です。1960〜70年代のいわゆる「フレンチ・ポップス」が進化して、1980年代っぽい味が加わり、極めつけにポップで洒落た音になったって感じ。ジル・カプランはいまも現役で歌ってます。ラファエール・ルイ・トリオは、ちょっと前にベスト盤を出したような気がする。
MECANO / ENTRE EL CIELO Y EL SUELO, DESCANSO
DOMINICAL
ALASKA Y DINARAMA / NO ES PECADO
1988年の後半、初めてスペインに行き、しばらく滞在しました。そのとき、初めてスペインのポップスとかロックを聞いたことが、その後の音楽人生?に絶対的な大影響を与えることになりました。なかでもメカノとアラスカ・イ・ディナラマは、いちばん好きなグループ。メカノはフレンチ・フレーバー系のポップス。アラスカ・イ・ディナラマは、1980年代初頭テクノの発展系。
関連リンク MECANO
LIANE FOLY / THE MAN I LOVE
MYLENE FARMER / AINSI SOIT JE...
PAULINE ESTER / LE MONDE EST FOU
この3枚はフランスの女性シンガーたち。ミレーヌ・ファーメール、リアヌ・フォリーは、独特の香りがあって、ちょっとミステリアスで魔法使いっぽい系。ポーリーヌ・エステルは、どちらかというとモラーヌ的な雰囲気で、エディット・ピアフを1980年代に蘇らせたような力強さがあった。最初のふたりは、最近も活動してる。ポーリーヌ・エステルは、もう歌手、やめちゃったらしい。
JOU OUVE / MALAVOI
ワールド・ミュージックのブームに乗ってブレークしたのが、このマラヴォアや、カリ、ズーク・マシンなど、「熱帯のフランス」と呼ばれる、カリブ海のマルティニーク島やグアダルーペ島出身のアーティストたち。バブルのおかげ?で、今まで聞いたこともない地域の、いろーんな音が聞けるようになったころ。マラヴォアは、カリビアンとフランスの香りが微妙に混じりあい、弦楽器が彩っちゃうステキな音。いま、聞いてもぜんぜん古びてない。っていうか、新鮮なくらい。
OLE OLE / CUATRO HOMBRES PARA EVA
ALEX Y CRISTINA (SELF TITLED)
またまたスペインのグループがふたつ。あの!マルタ・サンチェスが、イケイケ・ピンナップガールボーカルしてたのが、オレ・オレ。当時は、ちょっと聞くと、キワモノみたいなポップロックをやってました。ま、彼らのことも、いずれ
音楽・映画系ラテンもの で紹介します。アレックス・イ・クリスティーナは、超ポップな男女デュオだったけど、アルバム2枚くらい出して、消えちゃった。
B-52'S / COSMIC THING
ベストアルバムに唯一入った英語のアルバム。B-52'Sって、1980年代前半に一世を風靡したニューウェイブ系グループ。そんな彼らがひさしぶりに集まって作ったのが、これ。同窓会的雰囲気あり、昔を懐かしむような曲もあり、落ち着いた音がちょっと切なかったりもする。でもキレがよくてサイコーにカッコいい音! "Deadbeat
Club"が特に好き。
番外
CLEMENTINE / CONTINENT BLEU
日本でいちばん有名なフランス人シンガー、クレモンティーヌのデビューアルバム。このころ彼女は、フレンチ・ジャズやってました。正直言って、歌のインパクトとかあんまりないし、こんなに長く活躍する歌手になるなんて、思わなかった。
SUGAR CUBES / HERE TODAY, TOMORROW NEXT WEEK
シュガー・キューブスは、泣く子も黙る、あの!ビョークが在籍してたグループです。音は、なんていうか、アヴァンギャルドっていうか、よくわからなくて好きじゃなかったけど、なんとなく予感がして?売らないで、とっておいた。実は今や幻の名盤、高値がついてる・・・なんてこと、あると思う???
17, December 2001
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