ホームテレノベラGata Salvaje〜ワイルド・キャット 久しぶりに登場のベネ・ノベラ

03/09/2003

Gata Salvaje 久しぶりに登場のベネ・ノベラ!
Gata Salvaje (ワイルド・キャット) ベネズエラ/ベネビシオン 2002〜2003年 


New! 8/18/03
ルイス・マリオ役のMario Cimarroが
以前ケッコンしていた女性とは?
そして、第23週めはこんな展開になってます。


主人公のふたり
左:ロサウラ役Marlene Favela、右:ルイス・マリオ役Mario Cimarro

photos: www.venevision.net
www.modelosvenezuela.com

政治や経済が混沌とした情勢のベネズエラ・・・。それでも、テレノベラは永遠に不滅です! 久しぶりに見るベネ・ノベラは、やっぱり濃かった・・・。

ルイス・マリオ役 Mario Cimarro ホントはもっとカッコいい名家の農場主の息子ルイス・マリオ(Mario Cimarro)は、前妻カメリアに裏切られた喪失感と、仕切りたがり屋の姉エドゥアルダに対する当てつけのため、庶民の娘ロサウラ(Marlene Favela)と結婚する。ロサウラは、「野良ネコ」と呼ばれるお転婆な女のコ。名家の家族との同居生活に戸惑いながらも、ルイス・マリオとの愛を貫こうと努力する。やけっぱちでロサウラと結婚したルイス・マリオも、彼女の純粋さに惹かれ、本気で彼女を愛するようになる。

が、そうカンタンに平穏な日々が訪れるはずはなく、超意地悪なルイス・マリオの姉エドゥアルダ、ルイス・マリオを狙うこれまた超意地悪な第3の女エヴァ、ついでに超個性的なお手伝いさんのパンチータまで、寄ってたかって、ロサウラをいじめまくる。

時を同じくして、ルイス・マリオの前妻女カメリア(Marjorie De Sousa)は、財産目当てでパトリシオと結婚、彼の財産を乗っ取ろうと策略を練りまくる。一方、カリーナ(Adamari Lopez)と、彼女の母は、大金持ちの老婦人ドニャ・クルースに、カリーナを孫のロサウラと偽って接近。ドニャ・クルースの財産を乗っ取ろうと、こちらも策略を練る。

で、彼らの関係はというと、パトリシオはドニャ・クルースの側近(?)、ドニャ・クルースに接近したカリーナと母は、ロサウラの姉であり、母なのね。実はこのノベラ、3週め、6週め、9週めしか、ビデオが入手できなくて、飛ばし飛ばし見ているので、前後関係がちょいと不明だったりするんだけど、ロサウラがドニャ・クルースの実の孫である・・・というのは、事実。

ロサウラ役 Marlene Favela 彼女もホントはもっとかわいいハナシは戻って。ルイス・マリオと(本物の)ロサウラは、愛を育み、ロサウラはめでたく妊娠する。しかし、エドゥアルダとエヴァが仕掛けた罠にはまり、流産してしまう。このことで彼らは破局し、(どういう経緯かはよくわからないんだけど)ロサウラは、ドニャ・クルースの家のお手伝いさんになり、ドニャ・クルースの娘クラウディアの指導のもと、教養を身につけるべく、レッスンを受ける。ちなみに、ドニャ・クルース家のお手伝いさんになったロサウラは、ガブリエラという名前になっていた・・・。

ルイス・マリオとロサウラの破局に絡んでいるのは、前妻で悪女なカメリアと、超意地悪な姉エドゥアルダ、そしてルイス・マリオを狙うこれまた超意地悪なエヴァ。カメリアは、パトリシオと破局し、記憶喪失のフリをして、ルイス・マリオの元に舞い戻ってくる。で、そんな彼女のヒミツを知っているのは、悪女のエヴァ・・・。

で、第9週めを見たら、ロサウラがいきなり!ある企業の経理担当になっていた・・・。それまで、町娘なシンプルなキャラだった彼女が、いきなり!自立したキャリア・ウーマンに変身し、ルイス・マリオと再会。「あんたなんか、メじゃないわ!」と、キッパリ撥ねつけた。そう、深い愛は、燃え滾る憎悪に変わってしまったのである。さてさて、ふたりの運命はいかに!?

カリーナ役 Adamari Lopez 母と共謀して、老婦人ドニャ・クルースの莫大な財産を乗っ取ろうと企むカリーナ役のアダマリ・ロペスは、2001年に大ブレークしたメキシコのテレノベラ "Amigas Y Rivales" の主人公のひとり。健気にエイズと闘ういいコ役から一転、小悪魔的、奔放な魅力で迫ります。アダマリ・ファンのわたしとしては、もっと彼女の演技が見たいんだけど、物語の伏線なので、(今のところ)出番が少なくて、ちょいと物足りない。そうそう、アダマリちゃんの母役Sandra Itzelは、シェールをちょっと若くような感じで、存在感強し。

数多い出演者のなかで注目!なのは、個性的なお手伝いさんパンチータ役のLiliana Rodriguez。ルイス・マリオの意地悪姉エドゥアルダといっしょに、ヒロイン ロサウラをいじめまくるんだけど、ユーモアたっぷりな演技が笑えます。超ド迫力ボディな彼女、お掃除しながら鼻歌を歌えば、武道館でもマイクなしでOKじゃない?ってな勢いでございます。歌がまた上手なんだ。エプロンつけたままプールに飛び込み、背泳ぎしながら腹の底から声出して歌いまくり、おぼれそうになってもまだ歌い続ける豪快さ!

カメリア役 Marjorie De Sousaあと、記憶喪失のフリをして、ルイス・マリオの元に舞い戻る、前妻カメリア役のMarjorie De Sousa。古典的な性格キツそう系な顔立ちなんだけど、けっこう好みだったりします。で、もう、いっかにも!ミス・ベネズエラ出身って感じだったので、チェックしてみたら、1999年のMiss Dependencias Federalesだそう。ベネズエラでも、ミスコンの危機は囁かれているようだけど、そこはお国柄、現在も、いろいろなミスコンが開催されているようです。ちなみに、ミスター・ベネズエラって、男性バージョンもあるんだよね。

まあ、とにかく登場人物が多くって、謎の女がときどき顔を出したり、「えっ、この人誰だっけ?」って人もけっこういる。もうひとり、気になるのは、ルイス・マリオの従姉妹ルイサーナ(Ana Karina Casanova)。数年前、一世風靡したコロンビアのテレノベラ "Betty La Fea"のベティのような眼鏡をかけて、普段はフツーなんだけど、実は彼女もルイス・マリオにぞっこん・・・。

このテレノベラは、ベネズエラでもまだ放映しているようなので、かなりの長丁場になりそう。どんな展開が待っているのか、お楽しみ! 生まれて初めて見たテレノベラがベネズエラものだったせいか、なんか、ベネ・ノベラって、懐かしさがあったりするし、ベネズエラのスペイン語のアクセントって、大好きなんだよね。

8/18/03
ルイス・マリオ役のMario Cimarroが以前ケッコンしていた女性とは?
そして、第23週めはこんな展開になってます。

このところ、テレノベラサイトは全然更新できなくて、フラットな湘南の海のような状態ですが、このノベラだけは静かに、せっせと、少しづつ、見続けています。ただいま23週めに突入! この期に及んで!登場人物が続々増えているので、クラクラしてきました。視聴率がいいと、登場人物増やして、放映延長するっていうのは、よくあるパターンだもんね。しかも、主人公ルイス・マリオの出生のヒミツまで明らかになって・・・。

そのハナシを書く前に、ルイス・マリオ役のMario Cimarroの実生活での前妻について。このページに載せた写真を見てもピンとこないかもしれないけど、彼ってカラダもガッチリしてて、けっこうカッコいい。それに、彼のスペイン語のアクセントが気持ち独特だったので、The Internet Movie Database でチェックしてみた。そしたら、キューバのハバナ生まれってことがわかっただけじゃなくて、彼は1999年にNatalia Streignardとケッコンし、その後、離婚していたことを発見!?しちゃいました。

Natalia Streignardは、ルセーロが主演したMi Destino Eres Tu (2000年)で「悪女な女医」を演じたスペイン出身の女優さん。ふたりは La Mujer De Mi Vida (1999年)での共演がキッカケで結婚したんだってね。Mario Cimarro は、他にも Casa En La Playa (2000年)、La Usurpadora (1998年)など、メキシコのテレビサで何本かのテレノベラに出演していたこともわかりました。

さて、23週めの展開。まず、主人公ルイス・マリオとロサウラは、愛憎がグルグル渦巻いた挙句の果てに?ふたたび深い深い愛を交わすようになります。久方ぶりの二人っきりの逢瀬、そのときのファッション!が強烈。ルイス・マリオは上半身ハダカ(筋肉もりもり)に白いコットンパンツ、ロサウラも全身白づくしで髪のアクセントのスカーフまで純白! そんないでたちで、ふたり長距離走り、駈け寄って抱き合っちゃう。ああ、このクサさ、だからテレノベラはやめられない!?

以降、グルグルな人間関係。

ロサウラはなんと!超悪者パトリシオとケッコン!
殺人罪で刑務所に入るハメになった義理の妹カリーナに有利な証言をしてもらった見返りに、パトリシオと結婚したロサウラ。ドメスティック・バイオレンスに脅かされながらも、運命のひと、ルイス・マリオへの永遠の愛を決意する。

ロサウラの義理の姉カリーナとそのまわりの人々
ストーカーに襲われ、はずみで彼を殺してしまい、半年ほど刑務所で服役。襲いかかってくる不幸の数々を受けとめているうちに、いったんは「いい人」になったんだけど、やっぱり性は変わらない。出所すると、ゴージャスな生活を求め、お金に執着する元のキャラにすっかり戻る。

そんなころ母マリア・フリア(ロサウラの義理の母)の永遠の心の恋人ラファエル(カリーナの実父でもある)が、超悪女でロサウラの恋敵エヴァの父であることが発覚。母と自分を捨てた彼を絶対許すまじ!と心の底では憎みながらも、彼の苗字と財産を受け継ぎ、念願のお金持ちになることだけを目的に、彼を許したフリをする。

で、ラファエルはといえば、20数年ぶりに再会したマリア・フリアに、一時、心は傾くが、結局、ロサウラの叔母クラウディアとのケッコンを決意。となると、ロサウラと、彼女の宿命の恋敵で超悪女なエヴァは親戚になっちゃうわけで、エヴァの壮絶な抵抗がはじまる。しかし、ラファエルとクラウディアの愛は意外なことで終止符が打たれる。

ルイス・マリオの邪悪な姉エドゥアルダ
超悪者パトリシオとの結婚が破局、しかも彼が宿敵ロサウラと結婚したことで、ロサウラへの憎しみは天まで届く炎のごとく燃え上がり、ラファエルの結婚式で、ロサウラの毒殺を企てる。しかし、ロサウラのために用意した毒薬入りワインは、ひょんなことからラファエルが飲んでしまい、彼は呆気なく死んでしまう。友人ラファエルを殺してしまった罪の意識にさいなまれながらも、ロサウラに対する憎しみはますます増幅し、そして孤独も深まる。

ロサウラの宿敵エヴァ
他の男との間にできた赤ちゃんをルイス・マリオの子供だと偽って、無理やり彼とケッコン。義務感だけで結婚したルイス・マリオの心をなんとかつなぎ止めようとする。しかし、ますますロサウラに傾いていく彼をどうすることもできず、ロサウラへの憎しみは募るばかり。

そして!ルイス・マリノの出生のヒミツが明かになる
彼は名家の長男役だったんだけど、実は捨て子だったことが発覚(80年代の大映ドラマじゃないんだから!)。実の母も登場し、混沌?に拍車がかかる。

ってなところがメインな人々の23週め。でも、他にも、登場人物は山ほどいて、毎度のことながら、あっちゃこっちゃでむちゃくちゃ絡みあいながら、物語は続いています。このぶんだと、今年は GATA SALVAJE で暮れそうな予感・・・。

関連リンク 
Amigas Y Rivales El Pais De Las Mujeres
 Betty La Fea Mi Destino Eres Tu