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LAS JUANAS フアナたち コロンビアRCNテレビ 1997年
今までに見たテレノベラで、独走ぶっちぎりナンバー1が、これ!!!    

「テレノベラ」の枠を超えた「テレノベラ」です。基本的には喜劇なんだけど、魔術的なエピソードあり、コロンビアのカリブ海沿岸地方の音楽あり、そしてとにかく登場人物たちが魅力的!このノベラがラテン各国に輸出されたことで、「麻薬とテロの国 コロンビアのイメージが変わった」って意見さえあるの。ロケ地見たさに、コロンビアまで行っちゃったくらい大好き!

<物語の始まり>
小さな村で静かに暮らしていた初老の男性カリストのもとに、ある日突然、彼の娘を名乗るフアナ・バレンティーナが現われた。証拠は彼女のお尻にある「魚の形をしたアザ」!彼女にはカリストと同じアザが、同じ場所にあったのだ。

「不倫の結果」は、彼女を入れて計5人。 20数年まえ、妻の不妊治療のために、妻といっしょにコロンビアのカリブ海沿岸地方を旅したカリストは、行った先々で土地土地の女たちと関係、「フアナ」の名を持つ5人の娘たちが生まれていたのであった…。

<魅力的な主人公たちが繰り広げる大騒動>

しっかり者でモテモテの長女フアナ・バレンティーナ、神秘的な占い師フアナ・バウティスタ、元修道女フアナ・カリダ、ボクサー志願フアナ・マニ、歌手志望フアナ・マティルデ…。突然現われた5人の娘たちを中心に物語は進んでいく。

「昔は肉体に悪魔が宿っていた」と自分の浮気をあっさり認め、娘たちを認知するカリスト。夫の裏切りが発覚し、怒りに燃えたぎる妻ドニャドニャ。フアナ・バレンティーナを射止めようと狙う村の若い男のコたち…。フアナ5姉妹をはじめ、登場人物はとにかく明るくコミカル!それぞれみんなキャラクターがはっきりしてて、コントラストがサイコーにおもしろい。

ストーリーの軸は主役フアナ・バレンティーナと、カリストの息子ルーベンの禁断の恋!「異母姉弟の道ならぬ恋」に悩みながらも、ふたりの情熱は止まらない(でも実はこのふたり、血のつながりはないの)。

天災で莫大な借金を背負ってしまう父カリスト。彼を救うために、悪戦苦闘するフアナ5姉妹とルーベン。そんな彼らを陥れようと間抜けな罠を張りまくる恐怖のストーカー・マヌエルの出現。ルーベンの婚約者の涙がガラスになったり、恋愛できない病が蔓延したり、小さな村に次から次へと大騒動が起こる!

<懐かしの『寺内貫太郎一家』テイスト>
大勢の登場人物が、しょっちゅういっしょに朝ゴハン食べたりするのは、昔のホームドラマ『寺内貫太郎一家』なノリ。そこに昔の吉本っぽいシンプルで古典的なギャクも乗っかる。これって、最近の日本のドラマにないテイスト、のんびり、懐かしモードでいい。

そしてこのテレノベラをとっても魅力的にしてるのは音楽!フアナたちのひとり、カロリーナ・サビーノが歌う主題歌や挿入歌は、クンビアっていうコロンビアのリズムで、サルサをのんびりさせたような、気持ちいい音です。何かにつけちゃパーティやってて(刑務所のなかでも!)、いつもラムと音楽と踊りがある。ラムでも飲まなきゃ、やってられない!?

 


フアナたち全員集合!


魚の形をしたお尻のアザに注目!

誰もこっちを見てないのがミソ???


主役のフアナ・バレンティーナ役 アンジー・セペダ

 
左 フアナ・バウティスタ役 スサーナ・トーレス
右 恐怖のストーカー役 ミゲール・ヴァローニ

 

もうちょっとハマってみる
前半のまとめ 9/9/98 LAS JUANASはなぜ続く? 10/14/98
最終回への道 10/23/98 LAS JUANAS、3つの偶然 11/1/98
その後のフアナたち 4/19/99 LAS JUANAS ロケ地の写真を見る
フアナたちの写真! 6/21/99 遂にカナダで放映始まる 9/15/99
ガルシア=マルケス 1/17/2000 登場人物のキャラクター

 



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