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12/05/1999 |
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ジェニファー・ロペス ラテンブームの立役者???
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デビューアルバムからのシングル曲"IF YOU HAD MY LOVE"がアメリカのナショナルチャートでNO.1をゲット! 「女リッキー」と呼ばれ、ラテンブームの立役者のひとりに挙げられてる彼女だけど、どうも「横入り」の印象が否めないのね。 彼女のルーツはプエルト・リコ、ニューヨークの下町で生まれ育った。女優としては、「ファンクラブの会長に銃殺された悲劇の女性歌手セレナ」の伝記映画でヒロイン役を演じたり、アメリカに移住したメキシコ人一家を描いた『ミ・ファミリア』に出演したりしてる。あと、フツーのアメリカ映画では、『マネー・トレイン』などにも出てけど、存在感いまいち…じゃなかった? そんな彼女にチャンス到来! 勘のいいマネージメントかレコード会社が、爆発的ラテンブームがやってくることを察知。「ほんじゃ、一丁彼女をラテンの女王に仕立てましょ」とばかりに、ラテン・フレーバーを散りばめつつ、「アメリカ人」やヒッポホップ世代にもちゃんと受け入れられるアルバムを作り、ジェニファー・ロペスが誕生した。 マーケティングもしっかりやって、アメリカ人好みなサクセス・ストーリーも準備OK!
そんなふうに勘ぐっちゃうのって、ひねくれてるかしら??? なーんていう彼女のインタビュー記事読んでると、「出来すぎざんす」って、どうしても思っちゃう。 アルバムではスペイン語の曲も歌ってるけど、彼女、スペイン語を話すのは上手じゃないらしい。ラテン圏で超有名な"CRISTINA SHOW"(ラテンの「女みのもんた・クリスティーナ」が司会するバラエティ系TV番組)にゲストで出演したとき、受け答えがちゃんとできてなかったってハナシ…よ。 「マライア・キャリーが自分のラテン・ルーツを隠して成功を収めたことを考えると、オープンにしたジェニファーはえらい!」ってコメントも読んだことある。でもマライアがデビューしたのは1990年。当時と今じゃ、ラテンを取りまく環境が全く違う。あのころは、グロリア・エステファンだけを除いて、ラテンってイメージがまとわりついたが最後、ラテンのトップに昇りつめることはできても、全米を制覇することは不可能な時代だった。メジャーとマイナーの線引きがはっきりしてたのね。 そんな90年代前半、ラテンのトップから果敢に全米へと進出しようとしてた矢先に銃弾に倒れたのが前述のセレナ。映画界では、メキシコから単身ハリウッドに乗り込んだサルマ・ハエック、エトセトラ、エトセトラ。「ラテンブーム大爆発」はいきなり起ったわけじゃなくて、たくさんの人々が長い時間をかけて築き上げたものだと思うの。 ところでマライアの名前が出たところで、オマケ。こないだプロモ来日したときの彼女の会見、意識し過ぎた超セクシーさが浮いてなかった? 何を意識してるかって、またまた勘ぐってみると、マライアの元旦那トミー・モトーラが現在つきあっている「メキシコのNO.1セクシー女優タリア」じゃないかしら??? マライア、最近おヘソ出しまくったり、「わたしはトミー・モトーラにハメられた」なんて言ってみたり(ハメたのはどっち?)、ちょっとヘン。世界の頂点を極めたレインボーちゃんこと、女王マライア」がタリアに嫉妬してる???なんて考えると、けっこう楽しい。 ところで、現在のマライアのお相手といえば、ルイス・ミゲル。で、ジェニファー・ロペスはあのパフ・ダディと付き合ってる。ちょっと前に、ニューヨークのディスコで銃絡みの事件があったよね。パフ・ダディもそろそろ終焉って感じだし、さあ生き残れるか!?ジェニファー・ロペス???
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デビューアルバム -On The 6- ジャケ写真 この写真だと、ラテンっぽいジェニファー・ロペス。 これはラテンぽくない。 レインボーちゃんこと、女王マライア。 タリアに似てきた女王マライア。 |
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