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今週の「な〜に言ってんだか」(9)
このページを読む前に、テレノベラとは何か?をチェックしておきましょう!


2001年12月30日(日)今年見た映画/ビデオ・ランキング!
(エッラそうに、な〜に言ってるんだかバージョン)

本音でズバズバ言っちゃいましょう。ムカつかないでね! これから見ようと思ってる映画(ビデオ)だと、先が読めちゃうものがあります。
紹介してる作品 夏至 よみがえれカレーズ JSA もののけ姫 彼女を見ればわかること ピストルオペラ 蝶の舌 マレーナ フェリックスとローラ ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ オープン・ユア・アイズ(バニラ・スカイ) エリン・ブロコビッチ シュリ

ベスト!
夏至(2000年 フランス=ベトナム)
『青いパパイヤの香り』『シクロ』などの作品で、すでに巨匠化した?感のある、トラン・アン・ユン監督の最新作です。舞台は、ベトナムのハノイ。亡くなった母の秘密と、3人の娘たちが抱える現実をあぶり絵のように、ゆったりと描いていく。とにかく映像がきれいで、センスがいい! ルー・リードなど、音楽の使い方もすばらしい! すぐに食べるほうに向いちゃって申し訳ないけど、ベトナムで食べたうどん(フォー)、パン、生春巻などなど、ウルトラな美味が蘇ってくるような映像。フレンチ・コロニアル、好きなんだよね。マルティニークとか、カリブの旧フランス植民地だった島に通じるところもあってね。三女役、監督の奥さんでもあるトラン・ヌー・イエン・ケーが魅力的!

よみがえれカレーズ(1989年 日本=アフガニスタン)
「国際社会から見離された国」だったアフガニスタンは、今回のテロ事件で世界の注目を集める存在となってしまいました。そのアフガニスタンの過酷な歴史のなかでも重大なポイント、1988年5月のソ連軍撤退開始から約半年間にわたって現地で撮影されたドキュメンタリー映画です。戦争によって、言葉じゃ言い表せない傷を心と体に負った人々へのインタビュー・・・。映画を見ながら気づいた。こんなに毎日アフガニスタンのニュースが流れてても、現地の人々の声は、ほとんど伝わってこないことに。

カレーズとは地下水路のことだそうです。この映画の英語タイトルは、"AFGHAN SPRING"。ソ連軍が撤退し始めた時期に撮影されたためか、戦争の悲惨さを語りながらも、人々の表情にはちょっとだけ明るさや希望が垣間見られる。スプリングは涌き水のことなんだろうけど、春を連想させるような・・・。その後、もっと過酷な状況が続くことになるのに。この映画に出演したアフガニスタンの人々は、この後、どうしたんだろう。

正義という大義名分があれば、戦争していいの? 今年最後にもう1回だけ書いちゃおう。世界を従属させようとするアメリカの傲慢さに抵抗だっ! でも、抵抗ばっかりしてても始まらない。平和をわかちあうために、仲よくするために、できることはなんだろう? 

関連リンク この映画の製作配給会社シグロのサイト

JSA(2000年 韓国)
38度線上の共同警備区域(JSA)で、南北の兵士が絡んだ射殺事件が起こった。物語では、過去を遡っていくかたちで、射殺事件の謎を解き明かしていく。そして明らかになる衝撃の真実とは・・・。

北と南の兵士たちは、タブーを破って、交流を深める。その先に悲劇が待ち受けていることも知らずに・・・。でも見ているほうは悲劇が起こることがわかってるから、いっそうせつない。人間と人間が理解しあう喜びと、国が分断されてしまった悲しみが交錯して、日常的な会話や仕草のひとつひとつ、コメディ的な要素があればあるほど、さらにせつない。相反する国と国を扱った映画は星の数ほどあるけれど、敵国の兵士の人間的な魅力をこんなに鮮やかに描いた映画って、今までにあったのかな。北の兵士を演じるソン・ガンホの演技は、すごいです。ビデオも発売になってます。見てね!

もののけ姫(1997年 日本)
今まで宮崎作品は、『魔女の宅急便』を見ただけ。でも特にいいとは思わなかった。アニメ系ってあんまり興味ないし。でも、『千と千尋の神隠し』が爆発的にヒットし続けるのをみてて、なんでこんなにみんな惹きつけられるんだろうって思って、映画館に行った。アニメを映画館で見るのは、小学校のとき以来? 当たり前のことだけど、アニメはすっごく進化してた。海のシーンとかね、リアルでビックリ。ま、それもそうだよね、もう21世紀なんだから。もちろん、作品もすばらしかった。こんなに豊かになったのに、あんまり幸せじゃないような気がしてるわたしたちに、ヒントを与えてくれるような・・・。

で、見てなかった『もののけ姫』をビデオで借りた。自分のカテゴリーとか決めちゃ、ダメだよね。アニメだから興味ないしって、こんなにいい映画を見逃してた。『千と千尋・・・』に比べると、メッセージ色が強い。そのメッセージが今の時代にまさにピッタリじゃないかって思った。ラストシーン、主人公の男のコが、「君は君の世界に生きる。ボクはボクの世界に生きる。会いたくなったらいつでも会おう」っていうようなことを言うの。お互いを尊重する、従属にない関係を築くことができれば、平和になるのに・・・。

彼女を見ればわかること(1999年 アメリカ)
あの!ガルシア=マルケスのご子息、ロドリゴ・ガルシアの初監督作品。ロサンゼルス近郊の高級住宅地に住むキャリア系の女性たち、一見、何の不足もなく充実した人生を送っているかのような彼女たちが抱える孤独、現実、恋愛や心の葛藤などを緻密に描いた秀作です。脚本に惚れこんだ有名女優たち(キャメロン・ディアス、グレン・クローズなどなど)が出演したことでも話題になり、日本では、単館ロードショーながら、大ヒットしました。でもこの映画、アメリカでは、一般公開されなかったんだってね。地味だし、アクションも勧善懲悪もないし、お金儲けできそうもない映画だから?

いかにもアメリカの郊外的な風景のなかに、ちらっと見えるラテンを探すのも楽しいし、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』から受けたかもしれないインスピレーションだってあります。わたしとしては、『百年の孤独』にインスパイアされたテレノベラ"LAS JUANAS"との共通項を見つけちゃって、妙にうれしかったりした。それはともかく、演出、構成、脚本、演技、みーんなすばらしくって、必見!

関連リンク ガルシア=マルケス LAS JUANAS

ピストルオペラ(2001年 日本)
鈴木清順ここにあり! コメントをまだ読んでいないなら、ここをクリック!

期待し過ぎて、見たらいまいち
蝶の舌
(1999年 スペイン)
内戦前夜のスペイン、自然溢れるガリシア地方の小さな村を舞台に、深い洞察力を持つ老教師と喘息持ちの少年は交流を重ねた。しかしフランコ将軍率いるファシズム勢力の台頭により、平和な時代に終わりが来る。そして・・・。

丹念につくられた、すばらしい作品だと思います。こういう映画が、単館とはいえ、超ロングランするって、すばらしいこと! ただね、あれだけ「ラストシーンの衝撃!」って宣伝されて見ると、「えっ、こんなもん?」って思っちゃうのも否めない。あと、ま、こんなこと書いてもしょーがないんだけど、主人公の少年が、ナイナイの岡村くんに似てたのも、いまいち入りこめなかった原因かも。

マレーナ(2001年 イタリア・アメリカ)
『ニュー・シネマ・パラダイス』の監督、ジュゼッペ・トルナトーレの最新作。第二次大戦下の南イタリアを舞台に、年上の女性に憧れる少年の成長を描く。

南イタリアの風景に接したくなったのと、噂の?美形モニカ・ベルッチ見たさに、映画館に行きました。モニカ・ベルッチはセリフが少ないとはいえ絶品のきれいさだったし、ノスタルジックな南イタリアの風景も堪能できた。でも・・・何かが足りない。

ラストシーンで、老人になった主人公が当時を振り返る。長い人生のなかでいろんな女性に会ったけど、いちばん美しい思い出は、少年のころのプラトニックな、あの年上の女性に抱いた淡い気持ち・・・とか、そんな感じで締めくくられるのね。わたしはこういうセンチメンタルさって好きなんだけど、ともだちに言ったら、「そんなに長く生きたのに、初恋がサイコー!じゃ、人生の意味がないじゃん」って返ってきた。なるほど・・・。さて、どっち?

フェリックスとローラ(2000年 フランス)
シャルロット・ゲインズブールの最新作。監督は、『髪結いの亭主』『仕立て屋の恋』『タンゴ』の名匠パトリス・ルコント。移動遊園地のアトラクションのオーナー、フェリックスの前に、ある日、謎の女、ローラが現れる。自分を消そうとするかのような濃い化粧、過去の男の影に怯える彼女に、フェリックスは強く惹かれていくのだが・・・。

移動遊園地って、ふっと息を吐いた瞬間に消えちゃいそうなはかなさが好き。特に冬のヨーロッパ、イギリスやフランスあたりの移動遊園地・・・。で、あのルコントが移動遊園地を舞台の映画を撮った!って聞いて、かなり期待して見に行ったの。しかも主演は、シャルロット・ゲインズブール。

この映画のラストシーンには、裏切りがある。でも裏切り方が、わたしが望んでいた結末じゃなかったの。『勝手にしやがれ』みたいにバサッと切ってほしかった。でもね、音楽がとってもいい! 特に、挿入歌として何度も流れる、アラン・バシュングの歌。

オマケ
ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ
(1975年 フランス)
あの!ジェーン・バーキンがボーイッシュな少女役で主演した映画。監督は、セルジュ・ゲインズブールです。意味もわからなかったのにタイトルの響きが好きで、前から見たいと思ってた。物語はひとことで言っちゃうと、ゲイのカップルとボーイッシュな少女の三角関係と、衝動的な愛の終わり。突き放されたように、スパッと終わられて、取り残される、フランス映画的なエンディング。ちなみに、ジュ・テーム・モア・ノン・プリュは英語では、I Love You No More とか、I Love You, I Don'tとか、訳されています。

つまらなかった!
オープン・ユア・アイズ(1997年 スペイン)
最近公開されているトム・クルーズXペネロペ・クルース主演の『バニラ・スカイ』、トム・クルーズに強〜いインスピレーションを与えた映画がこれです。でも、ぜんぜん、わかんなかった。2時間見て、映画が終わって、「だから、どうした?」って感じ。同じわからない系なら、清順やフランスものがいいな。ただ、主演のエドゥアルド・ノリエガは、いいオトコ。ペネロペちゃんは、こっちにも出演しています。

エリン・ブロコビッチ(2000年 アメリカ)
もうストーリーはお馴染みでしょう。お金も職もなく、将来暗澹としてる30代の子持ち女性が、ひょんなことから大企業の水質汚染の隠蔽工作を発見、住民を救うために立ちあがる。さまざまな障害、苦難を乗り越え、史上最高額の和解金を獲得する!という実話を元にした映画。

もう、先が読め過ぎる。ステレオタイプなアメリカン・サクセス・ストーリー。途中でやめようかと思ったけど、レンタルビデオ代がもったいないからって、ウィンドウズに入ってるゲーム(ソリティア+フリーセル)しながら、音だけ聞きながら、最後まで見た?自分にも腹が立った。

シュリ(1999年 韓国)
『JSA』を見て感涙したわたしは、やっぱ、これも押さえとかなきゃ・・・と、ビデオを借りました。ソウルで行われるサッカーの南北交流試合を舞台に、テロを予告する北の組織と、テロを阻止しようとする韓国の情報機関の一員である主人公たちとの壮絶な戦いが繰り広げられる。アクション+恋愛もたっぷり絡め、大スペクタクルが展開!

この作品がキッカケで韓国映画に大注目が集まったこと、お金をかけてスペクタクルな映画を作って、ビジネス的な成功を収めるっていうハリウッド方式を実践したことなど、記念碑的な意味はあると思う。でもね、内容・・・特に敵対国の描き方とか、典型的にハリウッドで、ステレオ・タイプだと思うんだよね。『JSA』と比べると、ぜんぜん浅いなって。

でも韓国は、ホントいろいろいい映画作ってるんだってね。見逃した作品も多いし、来年は、テレノベラはちょっと控えて、韓国映画をもうちょっと見よう。以上。

さて、今年ももうおしまい。2001年って、あの映画のせいか、わたしのなかではずーっと「未来」だったのね。それが「過去」になっちゃうって、深〜い感慨があります。今年は本当にいろんなことがあって、特にテロ事件については、ないアタマ振り絞って、いろんなことを考えた。

締めくくりに、佐藤愛子さんの言葉を引用させていただきます。いまのわたしにいちばんふさわしい言葉。

「人生に秘訣なし」。

では、みなさま、よいお年を! そして、2002年がすばらしい1年でありますように! そうそう、お正月は(マイレージ使って)香港に行くことになりました。散歩して、食べて、散歩する・・・。そんな旅行になりそう。それなら東京にいるのと同じじゃん?って。次回の更新は、1/14(月)の予定です。

2001年12月25日(火)おっと・・・
今週は映画ランキングの予定だったんだけど、タイムアウトとなってしまいました。最近、深酒し過ぎ?いや、それだけでもなくて・・・。ま、年内に「拡大版?なーに言ってるんだか」を掲載して、2001年を締めくくる予定です。
お楽しみに!?

2001年12月16日(日)2001年CDランキング 発表!
日本もの アルバム
1位 スガ・シカオ / Sugarless
2位 m-flo / EXPO EXPO
3位 竹内まりや / Bon appetit!
次点 Monday Michiru / Selections '97-'00

日本もの シングル
1位 m-flo / come again
2位 スガ・シカオ / 八月のセレナーデ
3位 Les Mauvais Garconnes / 愛の讃歌
次点 Cristal Kay / Ex-Boyfriend

首位争いは、m-floとスガ・シカオの一騎打ち!まったく違うタイプの音楽なので比較するのは、なんだかな・・・って感じ、迷いに迷った末、痛み分け的結末になりました。シカオちゃんの詞の世界は、つくづくすごいと思う。「人魚の肉」とかね。ちなみにこの曲『マーメイド』、わたしはずっと「金魚の肉」を食べるんだと、思ってました。m-floの"como again"は、近年こんなに好きな曲なかった!っていうくらい、ホントに大好き。

竹内まりやは功労賞的だったりするかもしれない。むかしとまったく変わらない「まりやワールド」、聞いてると落ち着いちゃう。Monday Michiruは、ベスト盤。来年は、ぜひ!ライブが見たい。Les Mauvais Garconnesのパンクな世界は、もう一生好きです。Cristal Kayは、来年あたりブレーク!?

日本もの いまいち
松任谷由実 / Acacia
最近はむかしのバラード系ベストが絶好調な松任谷由実。彼女の曲を聞いて育ったわたしとしては、ラジオからいきなり『卒業写真』とか『海を見ていた午後』が流れたりすると、どきっとする。でも、Acaciaはぜんぜん聞けなかった。時代にムリして迎合しようとしてるかなしさっていうか・・・。もう新しいものをつくるのはむずかしいのかな・・・って。

ラテンもの
1位 Los Amigos Invisibles / Arepa3000
2位 Paulina Rubio / Paulina
3位 Thalia Con Banda Grandes Exitos

何度聞いても、いつ聞いても、ひさしぶりに聞いても、Los Amigos Invisiblesは、カッコいい。彼らの音が好きじゃないひととは、音楽の好み、ぜったい合わないって思っちゃうくらい好き。Paulina Rubinoは、サイト更新するんで聞き直してるうちに、ますます好きになった。マジ、好みな音です。そして、天下のタリア、バンダで歌うの巻。彼女の艶っぽ〜い声は、メキシコの民謡(演歌か?)バンダにもばっちりハマります。泥臭いけど、「考えてないで、いっちゃいましょ」的でグーッ!

来週は、映画篇です。


2001年12月09日(日)新助坂
むか〜し、総武線に乗って学校に行ってたころ、電車から信濃町の駅の近くにある坂を見るのが好きだった。勾配が急で、どことなく北陸の小さな港町の雰囲気が漂う。加えて、江戸情緒もあったりして・・・。あれから長〜い時間が過ぎて、先週、用があって、信濃町に行った。ふとあの坂のことを思い出し、降りてみた。初めて名前を知った。新助坂っていうのね。その日は曇りで、夕方近くなって、力のない陽ざしが差してきた。金沢・・・っていうか、もうちょっと細分化?しちゃうと、直江津のイメージなのね。ドカーンと雪が降る前の、短い秋、陽が落ちる前の、直江津。理由はちゃんと説明できないけど、グルッと大きな円を描いて、人生の一部分が回転したような気がした。いるべき場所に再び立ったんだ・・・みたいな。

どーでもいい話はこのくらいにして、来週のこのコーナーは、今年のランキング特集です。ま、これも、どーでもいいようなことかもしれないけど、今年、気に入ったCD、映画などを、ドーンと並べちゃいます。最近、辛口映画批評はやってるから、一言も二言も言いたい、ムカつき系もいっちゃいましょう。そして来週は、いよいよ! 1980が最終回を迎えます。お楽しみに!

関連リンク 
1980's

2001年12月03日(月)鈴木清順、宇宙で一番アヴァンギャルドな78歳
昨日は、鈴木清順監督の『ピストル・オペラ』を見てきました。しかも!なんと!鈴木清順監督の生トーク・ショー付きで。題して、「清順、語る!」。どこまでが本音かわからない、茶化したような、のらりくらりとかわしながらのお喋り。映画のことなんて、語らない。そんなことは、見て感じてくれ!とでもいうかのように。そこにいるのは、大正の色気があるジジイ。

『ピストル・オペラ』は清順監督で、出演は江角マキコに山口小夜子、永瀬正敏、樹木希林、加藤治子に沢田研二、加えて平幹二朗。江角は「黒猫」の異名をとる殺し屋。和服に黒猫の帯を締め、ブーツで闊歩する。謎の代理人が山口小夜子・・・。大正の香りが漂う様式美とエロティシズム、鮮やかな色彩感覚、人呼んで「極彩色のフィルム・ノアール」。あとは見て確かめて! 

で、これ読んで『ピストル・オペラ』見に行ったら、「なんだ、これ、わけがわからん」って思うかも。でもいいの。これがアヴァンギャルドな清順ワールドなんだから。あたし、難解だったり、わかんない映画はキライだけど、清順だけは特別。きれいだから。彼の世界に束の間入りこめちゃうだけで、しあわせ。


2001年11月25日(日)平穏な1週間
先週、燃え滾って書きまくったので、今週はシンプルに。この1週間は静かでした。カチャイートのライブに行ったり、その後騒いだり、紅葉+温泉に浸ったり・・・。近場だったけど、紅葉きれいで感動した。

さて、今年もあっという間に過ぎちゃって、残すところ約1か月。サイト上でやり残したことがいくつかあるので、できれば仕上げて、2002年を迎えたいと思ってます。

その1 メカノ。80年代、一世を風靡したスペインのバンドであり、わたしが一番好きな、思い入れヘヴィー級のバンドであり・・・。彼らの紹介は、必ず今年中にやっちゃいます。

その2 80'sサイト。何年も前からやってて、1988までいきました。あと1回で、ひとまず完成。

その3 パウリナ・ルビオ。けっこう長いキャリアを持つメキシコの女性シンガー。今年は最良の年だったよね。

ちなみに、「2001年ラテンな旅」は、まだまだ続きます。さ来年になってもやってるかも・・・。うわぁ・・・。


2001年11月18日(日)怒り爆発!
そう、盗まれた自転車は出てきました。ある日、自転車集積所から届いたハガキにこう書いてあった。「あなたの自転車を撤去し保管しているので、速やかに引き取るように通知します」。自転車は乗り逃げした人が放置して、撤去されたわけね。放置撤去料は2000円。「自転車を盗られて、新しい自転車買ったあたしが、なんで撤去料まで払わなきゃいけないの!」。でもまだこのときは、平静モード。区役所の自転車課に駐輪場の再交付申請をしていたので、これを証拠に撤去料は免除してもらえると思っていた。

ところがどっこい、自転車課に電話をしてみると、「再交付の際に、盗難届が提出されていないので、免除はできない」との返事。なんで盗難届を提出できなかったかというと、防犯登録番号がわからなくなっちゃったので、交番で盗難届を受理してもらえなかったのね。そう、そもそもは防犯登録の控えがなくなっちゃったのが、間違いの始まり。ちゃーんと取っておくことが、大切です。

最近は区役所も「サービス業」という意識が根付きつつあって、「申し訳ありませんが・・・」と丁寧な受け答えはするんだけど、「盗難届の受理番号がなければ、撤去料は免除できない」という決まりは変えられないとのこと。「あとは、交番で盗難届を受理できるか、もう一度聞いてみてください」。

で、夕方、近所の交番に行った。事情を一通り話したあと、お巡りさんは開口一番に言ったのは、「自分で放置しておいて、撤去料を免除させるために、盗難届を出そうとする人がいる」というようなハナシ。ここで完全にわたしはキレました。被害者のわたしが、こんなにややこしいことになったうえに、なんで無実の疑いまでかけられなきゃいけないの! マジで怒ると、お巡りさんは引いたよね。最初は、「盗難届けは受理できない」の一点張りだったけど、「刑事課」というところに電話をして確認すると、「盗難届と発見届?を同時に出せば、特例として受理できるんだってことがわかった。

こと犯罪に関しては、被害者が被害にあったってことを立証しないといけない。よく新聞とかに「被害者より加害者の権利が重んじられてる」って出てる。今回、こんな些細なことだったけど、確かにね・・・って実感した。で、世の中言ったもん勝ちだしね、怒るのもカラダによくないけど、怒らなかったらストレスたまって、もっとよくない。

そうそう、もうひとつマジギレしたのは、ADSL導入時のプロバイダの対応。でも、長くなるからこれはいいか。相手もちゃんと謝ったし、問題は解決したし。これで、人間不信になっちゃった? なーんてことはありません。人間不信になるのは、こういうときじゃないんだよね。

そうそう、どのくらい怒ったかを知りたいひと、ここの、その3 くらいです。


2001年11月11日(日)フリーマーケット・ハイ+8メガADSLがやってきた!
今日、2年半ぶりにフリマをやった・・・。と書いていて、あれからもう2年半たったのかと思いが巡り、ガク然。あっという間に、今年ももうすぐおしまいだもんね。ま、それは置いといて、今回のフリマは、目黒不動尊。苗字がいっしょだから・・・ってわけじゃないけど、毎年初詣に行くゆかりの地。むか〜し、セールに通いまくってたとき(約10年前)に買いまくった服が中心の品揃え。だから、赤字にならなきゃいい・・・くらいの気持ちで臨みました。

真っ先に売れたのが、実家から掻き集めた「環境によくないキッチン用ラップ」(思わず商品名を書きそうになっちゃった)と同様の台所洗剤。謙虚な値段設定、1コ10円にしたら、おじさんがラップを9本まとめ買いしてった。30円にしとけばよかった? ってわけで、あとはご察しの通り。4桁に乗る売値なんて、なし。でも、ジーパン、セーター、ジャンバーなど、かさばる系の昔の服が計5枚くらい売れて、うれしー。この寒いのに妙にハイになって売りまくり、超微々たるものだけど儲けも出たし、環境にいいことしたような気にもなったし、うーん、ビールがおいしい! 

そして、ついにウチもADSLになりました。なんか最近、世の中の進化に嫌気さし気味だったけど、ひっさしぶりに「文明っていい!」って実感しちゃった。いわゆるひとつの快適なネット環境状態。「あっ、これチェックしたい!」って思ったときに、ウチですぐチェックできるしあわせ。が、プロバイダのサーバーにアクセスしようとして、トラブった。すっごくカンタンな設定変更するだけだったんだけどね。

そうそう、前に書いた盗まれちゃった自転車、出てきたの! このハナシは、また来週。

2001年11月7日(日)NO MUSIC, NO LIFE
今週のライブは奥田民生。またまた渋谷AXでした。ライブレポートもこれで3週連続なので、今回はカンタンに。奥田民生って、ちょっと紙一重なところあって、顔とか声の伸ばし方とか、いまいち・・・だったりもする。でも歌詞が好きなのね。今の気持ちは『イージュー★ライダー』で『マシマロ』なの。観客の盛り上がりはBABYFACE以上で、始まった途端にどーんと押されて、ウォーッ!って感じ。お陰で?けっこう前のほうのいいポジションで見れちゃった。やっぱ、ライブはスタンディングがサイコー。一体感あってね。

さて早いものでそろそろ年末。今年のベスト・アルバムは?なんて思いを巡らす季節になりました。有力候補は、スガ・シカオの『シュガーレス』。とにかく歌詞の毒がすごい。グルグルにひねってて、過去や内面、失いそうなものへと突っ込んでいく。すでに懐かしくなっちゃった今年の夏の大ヒット!『八月のセレナーデ』の2番の歌詞、そして『ココニイルコト』。飲んだあと、この曲聞きながら自転車で公園走ると、泣けるよ。タイトル通り、シュガーレス。彼ってJ-WAVEでずーっと番組やっていて(現在は木曜日22:30からの"Oh my radio"担当)、トーク聞いてると「おもしろくて感じいいおにいさん」系なんだけど、この落差・・・。このCDがオリコンで1位になったっていうのも、けっこうすごいことかも。

2001年10月28日(日)SUPER SEXY BABYFACE
最近、ライブ尽くし。今週は、渋谷AXでのBABYFACE。あのBABYFACEが、こんな小さいライブスペースで見れちゃうなんて、とにかく感動、拍手!喝采!お見事!

彼ってとにかくセクシーなの。バラードなんて歌ってくれちゃったりすると、心臓+恥骨がバクバク。ひさしぶりだわ、こんなにセクシーなオトコを目の当たりにしたの。少年をそのまま大人にしたような、シャイな感じもたまらない! しかも、彼って絶対いい人。懐深くて、やさしくて・・・。そういう彼の人柄が、空気伝わって、びんびん届く。人間的魅力があるって、いいよね。

ステージ構成もすばらしくて、最新のナンバーから、ちょっと前の曲、そして大物アーティストたちに彼が書いた曲のメドレーまで、バラエティに富んだ選曲。ボビー・ブラウンの"Every Step I Take"とか、踊りながら思わずウルル・・・。なつかし過ぎる・・・。絶品だったのは、ボビー君と同じころ流行った、キャリン・ホワイトの『スーパー・ウーマン』。言葉なし。最新アルバムの曲を中心に・・・ってライブよくあるけど、こうやって楽しませてくれるって、うれしい。

ダンサー6人、コーラス4人、ホーンセクションが4人に、ギター、ドラムス、キーボード、ベース・・・総勢20人くらいのメンバーを連れてきて、これがまたみんな上手。特に、コーラス。それぞれソロで歌ったんだけど、うまい、うまい。特に一番左にいた女性、表情豊かで、カッコよかった。

しかもクライマックスには、な、な、なんと!平井堅登場。彼が登場すること知らなかったから、驚!の瞬間でした。で、『チェンジ・ザ・ワールド』をデュエットしたの。

アンプラグドなライブになるんじゃないか・・・なんて思ったりもしたけど、ぜーんぜん、そんなことなかった。アンプラグドって、ライブのひとつの要素だから、全体それでいかれたらたまんないってところある。ライブの醍醐味を堪能させてくれたBABYFACEに感謝!

ところで、BABYFACEは1959年生まれ、現在42歳だそうです。年齢的分類では「中年」? でもそんなこと微塵も感じさせない。ゴー!だよね。

2001年10月21日(日)日本人ならアレサ・フランクリンを聞く前に・・・
和田アキ子を聞け!という名言?がある。だからってわけでもないけど、彼女のコンサートを見に行ってきた。何年か前、R&Bを歌う彼女をテレビで見て、一度生で見たいと思ってたの。すっごいだもん、声が出てて、出てて・・・。

まずは彼女の本懐?60年代後半風、超パンチが効いた「ゴーゴー歌謡」で幕を開け、次に50〜60'sの海外スタンダードナンバー(『煙が目にしみる』『トゥ・ヤング』など)、しっとり系歌謡バラード、アレンジを変えて歌う往年のヒット曲、それにお得意の芸能界裏話系トークを加え、たっぷり2時間以上、楽しませてくれました。R&Bは1曲だけだったけど、『ワーク・ソング』を歌ったときは、前のめりになった。

タバコを1日3箱吸うという彼女、動き回った後は息切れしたりして、心肺系はちょっと心配だったけど、声帯が人並みはずれて頑丈で機能的なんじゃないかしら。とにかく声が出る。アンコール前のラスト曲『あの鐘を鳴らすのはあなた』の歌い出しなんて、マイクなしのアカペラ。東京国際フォーラムホールAに響き渡っちゃうんだから、恐れ入った。

本人いわく、TVのバラエティ番組じゃ緊張することなんて絶対ないけど、コンサートは緊張しちゃうんだそう。何があっても動じないのかと思ってた。「歌手としての和田アキ子」は、特別なものなのかもね。TVの中の彼女とは全然違う、初々しさや、歌う喜びも見せてくれた。

彼女って、United Future OrganizationやCosa NostraとコラボレートしたR&Bのミニアルバムを何年か前に出してるんだよね。今度、こういう系のライブ、クラブ系の場所でやらないかな。それとも見逃したか?

2001年10月14日(日)思わぬ展開、そして・・・
ある朝、出掛けようとしたら、自転車がなかった。じっくり探したけど、ない。「もしかして・・・」。バッグの中に入れてる自転車のカギを探したら、これもなかった。しまった、カギ掛け忘れちゃった。今までも掛け忘れたことは何度もあったけど、年季の入った自転車だったし、いつもちゃんと待っててくれたのに。マンションの前の歩道に置いてるから、持って行こうと思えば、すぐに持っていけちゃう。

その日は自転車で動く予定だったので、そのまま近所のオリンピックに行って、新しいの買っちゃいました。11800円。なのにオレンジ色の車体もカッコよく、3段変速だからスピードもすごく出る。妙にうれしくて、用もなくあちこち走り回る日々。相変わらず歩道に置いてるんだけど、夜、寝る前とか、「ちゃんとあるかな?」って、ちょっと気になる。もう1個カギつけようかな。でも、掛けるの忘れたら何にもならないよね。

海に行った。キツいウェットスーツを思いっきり引っ張りながら着ようとしたら、派手に破れた。20cmくらい。さすがにこれじゃ恥ずかしいので、もう100年くらい着てない、トランクの底で眠ってたむか〜しのウェットを出してみた。苦しんだけど、ジッパーはちゃんと閉まった。ちょっとうれしかったりする。

リンク集にアフガニスタンでNGO活動している「ペシャワール会」を載せました。ぜひ!チェックしてね。

2001年10月7日(日)気持ちいいこと
今週はエクスタシーでした。といえば、もう決まりでしょう。海です。ひさしぶりに入って、天気もよくて、気持ちいい波が適度にあって、サイコーでした。「しあわせ〜!!!!!!!」とか叫びながらボディ・ボードしたの。現実はきびしいし、いろいろあるけど、この至福感があれば、OKでしょう。ま、っていうことに、しておこう。

音で気持ちいいのは、Monday満ちる。"Monday Michiru Selections '97-'00"っていうベストアルバム。クラブ系イメージ強い彼女だけど、このアルバムはそうでもなくて、ジャズ、ラテン、アコースティックなバラード、ダンス系などが、ばらけることなく、気持ちよく、まとまって入ってます。秋晴れのドライブにも、必携!

浄水器を新しくした。今までのは、蛇口ひねると水が飛び散っちゃって、たいへんだったの。浄水にすると、水が漏れまくって、吹き出す水を手で押さえながら、やかんに入れてた。それが新しくしたら、水がフツーにまっすぐ出て、すぐに溜まる。たったそれだけのことが、妙に気持ちいい。意味もなく、蛇口ひねりまくる今日このごろ。

2001年9月30日(日)最近のお気に入りCM篇+α
コマーシャルだと、松坂慶子の東京電話。大根を手にしたイメージがすっかり定着しつつある。でも彼女がすごいのは、大根に引きずられて辛気臭くなるんじゃなくて、大根が彼女に近づきノーブルに?なっちゃってるところ。今回は、大根抱えて、フランスの美術館イメージな「絵」になった。で、フランス語でぶじゅぶじゅ言うの、「関東一の微笑み」って。何度見ても、笑える! あと、浜ちゃんの缶コーヒー。これって、究極のショートフィルム? 大人の現実と子供のころの夢、ふっとこみあげる羨望が上手に折りこまれてて、ちょっとグッとくる。

週末になって、長嶋監督辞任のニュースが踊った。終身名誉監督とか、駆け引き的なハナシもあるけど、これからはもっといろんなところに登場して、長嶋語録を増やしてほしいな。彼が喋るだけで、和むんだもん。天然ボケとプラス・エネルギーの相乗効果。こんな時代だし、彼のキャラが必要!


そして、おめでとう、高橋尚子!!! ベルリンマラソン優勝+世界新!!! すっごい精神力、なのに走り終えた後は淡々としてるのが、すごい・・・。凄すぎる・・・。

2001年9月23日(日)救命病棟24時最終回
今週は、アメリカの同時多発テロの話は、お休み。書きたいことはアタマのなかで溢れかえってるけど。ひとつだけ! ジョン・レノンの『イマジン』が、アメリカのラジオ局で放送自粛になったのは、なぜだろう??? 今こそこの歌が必要なのに・・・。でも、4大ネットワークが共同で制作したチャリティ番組では、歌われてたよね。涙でした。

今週はドラマについて(テレノベラじゃなくて)。何年かぶりに続けて見た連続ドラマ『救命病棟24時』がついに最終回を迎えました。最近、医療機関と接点があったりしたので、なおのこと、興味深かった。近ごろよく目や耳にする病院や医療の問題点も浮き掘りにしてたしね。

すっかり大人のいい女になった「元魔性系」松雪泰子、クールでカッコよかった。お医者さんや看護婦さんたちもリアルなキャラで魅力的。それにしても、松雪と江口洋介って、最後に結ばれないのね〜。ノベラだったら、絶対!ハッピーエンドなのに・・・。ま、好評だったから、また続編作るかな。

最近、「何曜日の何時にドラマを見る」って習慣がなかったので、忘れて、ずいぶん見逃した。ビデオ借りて見直しちゃおうかな。冬に放映の「スペシャル」も、チェックしなくちゃだわ。

2001年9月16日(日)・・・
サザエさんの時代がいちばん幸せだったかもしれない。高度成長期で、これからどんどんよくなると無邪気に信じていたころ。21世紀にはたくさんの夢がかなうと希望を持っていたころ。よくなることはあっても、悪くなることはないと・・・。

アメリカの同時多発テロのニュースを見続けながら、いろんなことを考えている。政治的なことを。そしたら、中学生の時に好きたった詩が浮かんできた。本棚の奥にまだあった。

それはずつとずつとさきの事だ。
太陽が少しは冷たくなる頃の事だ。
その時さういふ此の世がある為には、
ゼロから数字を生んでやらうと誰かが言ふのだ。
さうか、天文学の、それは話か。
仲秋の月ださうだ、空いちめんをあんなに照らす。
おれの眼にはアトムが見える。


天文学の話 『高村光太郎詩集』(新潮社)より
Copyright Kimie Takamura

太陽が少し冷たくなった最近、ゼロに戻したいと、追いつめられたひとたちがいる。
追いつめたのはだれ? 
罪のないひとたちの人生が、突然幕を降ろさなければならなくなった不条理。 
善悪を決め、裁きを下すのはだれ? アトムを見るのは・・・。

どうしても言いたい。戦争は嫌だ。
「違う」考え方や宗教が共存共栄できる世界がほしい。

犠牲になってしまったひとびとに、心からの合掌を。
これが「終わりの始まり」にならないことを祈って。


2001年9月9日(日)オマーラさん、ふたたび至福
今日は待ちに待ったオマーラ・ポルトゥオンドのコンサート。昨晩は、眠れなかった。いつもなら、テレノベラ見てるうちにいつのまにか寝ちゃうのに・・・。念力?で取れちゃった、1階1列め、ほぼ中央の席。汗と唾がかかるほどの、正真正銘のかぶりつき。まるまる2時間、オマーラさんを凝視してたら、魂が抜けちゃったような脱力状態になっちゃった。魂が入りこんだのかも、しれないけれど・・・。

歌って、音があって、音程がある。でも、それ以外のこと、彼女の表現力、ユーモア(やっぱり吉本的)、人柄、バック・ミュージシャンとのかけ合いとか、そういういろんなことが、すっごい感動+感涙を呼ぶんだって、改めて思った。なんか、まだ直後なので、うまくまとまらないけど、近いうちに、コンサート・レポートを掲載する予定です。

先週は『蝶の舌』も、やっと見た。これまた、すごかった。こういう映画に、あんなにたくさんの人が集まるって、いいよね。それにしても、(巷でも言われてるけど)主人公の少年、ナイナイの岡村に似てた・・・。

2001年9月3日(日)全館停電
ウチのマンションの屋上にJ-PHONEの基地局アンテナが立った。それに伴い配電の切り替えをすることになり、全館停電へ。それがなんと!午前0:00〜3:00までの3時間! いくら何でも0:00からは早すぎるし、3時間は長すぎる。が、仕方ない。20:00ごろ、冷蔵庫用の紙で包まれたドライアイスが配られた。2時間ほどすると、再びチャイムの音。怪しみつつドアを開けると、「もう1コ、ドライアイスをお配りすることになりました」。スーツを着た、若い男のコが言った。

停電したら、テレノベラも見れないし、音楽も聞けない。慌しくネットを切り上げ、ウォークマンに旅行用のスピーカーをつなぎ、クリスマス用のキャンドルに火をつけたころ、0:00になり、パチンという音とともに電気が切れた。

電気がなくなったら、非日常的な空間(!)になった。普段は閉めているカーテンを開けると、街の灯りがほのかに入ってきて、ちょっといいムード。ラジオからは小さな音で、Okino Shuya選曲の気持ちいい音楽が流れる。停電もたまにはいいかも。居ながらにして、潔く別世界に行けて・・・。それにしても、ネコって、電気要らないのね、当たり前だけど。食べかけのネコ缶を入れるのに、冷蔵庫が必要なだけ。それだって、当猫は意識してないし。いつもと同じように、ただ寝つづける彼女の底力!?

2001年8月26日(日)つぶやき
近所で森久美子にそっくりなネコに会った。胴回りはウチの飼いネコの、かる〜く2倍はありそう。ムッチリとお肉が詰まった、豊満なボディ。思わず、「ダイエットしたほうがいいよ」と話しかけると、「うにゃ」と鳴く。「かわいいね」と言えば、「うぎゃ、ふにゃ」。愛想よく、なつっこく、ファンになりました。帰り道、あのボディは何かに似てる。ネコじゃない。えーっと、えーっと、と考えながらしばらく歩いて、やっと思い出した。パグだ・・・。

アクエリアスの「ワールドカップ・チケット・プレゼント」に応募しようと、せっせとシールを集めた。ペットボトル2リットル9本分のシールを、丹念にハガキに貼り、氏名・住所・連絡先などを書きこみ、切手を貼った。最後に念のため、応募要項を読んでみたら、締め切りは6月30日でした。来年じゃなくて、今年のね。

祝!全国制覇 日大三高。そして、祝!完全復活 今井美樹。それにしても、今週は芸能ニュースがてんこ盛り。いしだ壱成大麻、あゆ+長瀬くん、特に吾郎ちゃん逮捕のニュースは、ショック・・・。

2001年8月19日(日)最近の大好き!
『めくれたオレンジ』東京スカパラダイス・オーケストラ+田島貴男
次の着メロは、これしかない!と思ったら、ダウンロード・サイトには、まだアップされてなかった。そのまま切るのも不本意なので、『チュッ!夏パーティ』と『波乗りジョニー』を落とした。でも、『チュッ!夏パーティ』は、ちょいと恥ずかしいので、目覚まし用に使ってる。『波乗りジョニー』は、フツー過ぎるかな・・・とか思ったりして、着メロは、m−floのまま。何かいい曲はないかと、洋楽系のサイトに行き、Nirvanaの"Smells like teen spirit"も落とした。しかし、とってもカッコ悪くて、がっかり。

Back Up 
フジTV系、水曜日深夜1:30ごろから放映してる、おすぎとピーコのトーク番組。あの古典的なオカマ・トーク、もう楽しくてしょうがない。見そびれることも多いので、ビデオ撮っておこうかと思う今日、このごろ。

飼いネコ
今年9歳になる飼いネコ MIMI。ネコ・バカな飼い主にとっては、宇宙一のネコ。というわけで、ひさしぶりに、彼女の写真を追加してみました。


2001年8月14日(月)世界陸上
今年も世界陸上が終った。やっぱ、女子マラソンは燃える! 古館+増田明美のゴールデン・実況コンビに加え、小出監督も登場し、こりゃ、見逃せない! と意気込んでいたのに、ビール飲んだら、ウトウトしちゃって、不本意の巻。でも、35km以降は、バッチリ見ました。ひたすら走り、全力を出し切る・・・って、いつ見ても感動的。土佐の銀も、シモンの初金メダルも・・・。ドミニカ共和国や、トリニダード・トバゴ、懐かしい国々も登場するのも、うれしいし。

さて、今日からまた更新を開始しました。なんか、更新作業が妙に懐かしかったりする。ネタはたまりにたまってるので、またちびちび追加していきます。「2001年ラテンな旅」、年内には終らないだろうなあ。これからもよろしくね!

2001年7月22日(日)ハングルの壁
J−WAVEで好みなK−POPがかかったので、曲名とアーティストをサーチし、メモを握りしめ、今週も渋谷のタワー・レコードへ。しかし、ハングルの壁にブチ当たった。アーティスト名は漢字、曲名はアルファベット表記、なのにK−POPコーナーは、ハングル語の嵐! なんて発音するのかもわからない。通い慣れたタワーのワールド・ミュージック・フロアが、異空間に思えました。で、インフォに行って訊ねると、マニアック系な女のコがやってきた。

「ああ、これですか。これは、シャウリムというバンドです。ジャウリムと発音することもあります」
「このバンドのこの曲が欲しいんですけど」
しばし、アルファベット表記の曲目を見つめる彼女。
「これは、曲名ではなく、歌詞の一部ですね」
「はあ・・・」
「この曲なら、このオムニバス・アルバムに入っています。こちらに彼らの最新アルバムもありますが、この曲が入っているかは、わかりません。申し訳ないんですが」
申し訳ないなんて、とんでもない! わたしは揉み手状態になってました。彼女がいなければ、求めていた曲は手に入れられなかったんだから・・・。

「この曲」は、シャウリム(紫雨林)というバンドの、"Sorry, I hate you"です。Radio Headをちょいとポップにした感じ、ボーカルの声の雰囲気は、フェイ・ウォン系かな。で、このオムニバス・アルバム、いまどきの韓国のポップ、ラップなどのバンドが入ってて、カッコよく、聞きやすい。特にRoller Coasterっていう女のコ・ボーカル・グループ、ポップでサイコー! 違和感全然ないんだよね。フランスものっぽくもあり、Do As Infinity的でもあり・・・。

ところで、しばらく更新はお休みになります。3週間くらいかな、夏休みして、また8月中or下旬ごろ戻ってきます。そのころには夏も終わりね。ボディボード一枚持って、波を求めて、放浪・・・な〜んちゃって。それではみなさん、よい夏を!

2001年7月15日(日)最高気温
ここまで暑くなるとは思わなかった。連日35度を超え、熱帯夜が続く。最高気温をチェックせずには、1日は終わらない。気温が高くなれば高くなるほど、妙な達成感がある。今日は東京都心で34.4度までしか上がらなくて、なぜかガッカリ。

怪猫(飼いネコ)は、文句も言わずにひたすら寝てる。もともとねこは砂漠出身なので、暑さには強いんだってね。閉めきった部屋で、エアコンもつけずに留守番してても、帰ってくるとちゃんと元気にしてるもんだから、感心・・・。ビールも飲まず、宇治金時かき氷も食べずに、ときどきネコ缶を食べては、また寝る。これってストイック?

最近は天気はいいけど、湘南に波がない。気功やヨガのクラスに出たら、血のめぐりがよくなり、ビールのまわりも早くなった。そうそう、『マレーナ』を見た。モニカ・ベルッチが、タバコ吸いながら、ミシンかけるシーン、色っぽかった。それにしても主人公の少年、顔はもっと全然濃いのに、「えなりかずき」とダブっちゃった。


2001年7月8日(日)暑いから、寒い話
小泉首相が『オペラ座の怪人』を見て、感動していた。そばに飼いネコがいたので、「オペラ座の怪猫」と呼びかけてみた。何度か呼んでから、一文字変えるだけで発音が「飼いネコ」になることに気づき、妙にうれしくなった。そして、気温がグッと下がった。あぶない、あぶない、すっかりオヤジになってしまいました。

ところで昨日は、すご〜く波がよかった。稲村ガ崎でボディボードしたんだけど、セットで頭くらい、きれいにブレイクする、気持ちいい波。寝る前、瞼を閉じるとロングライドしたときの波が浮かんできた。いつもこのくらいの
サイズがあるといいな。こういうエクスタシー感じちゃうと、波のある場所に住みたくなる。
で、たくさん波に乗ったら疲れたので、返りにリポDを買って飲んだ。やっぱ、オヤジ。

2001年7月1日(日)『非・バランス』
長いこと、ノベラばっかりで、もしかしてすっごい損失?と(やっと)気付き、最近、せっせと映画やビデオを見てる。6月末で有効期限切れのご招待チケットがあったので、渋谷シネセゾンに行った。隣りの映画館では、『マレーナ』をやってた。「こっちのほうがいいな」と思い、マレーナの入り口で天然的に「これ、使えますか?」と訊ねてみたけど、ダメだった。ま、いいかって感じで見始めた『非・バランス』。よかったんだ、これが・・・。

小学校のときにいじめにあった過去を持つ、中学生のチアキ。ともだちは作らず、クールに生きていくと決心するが、オカマの菊ちゃんとの出会いによって、大きな変化が訪れる・・・。

ストーリーを読んでも、そんなにそそられなかった。でも、見ると心を打つものがあったのね。なぜだろうと考えた。むか〜し、すっごくたくさんマイナーな邦画を見てた、そういう映画と共通点があったから? それとも全然別の理由で? 主人公は中学生だけど、全世代に共通するお話。正直に真正面から人間を捉えた、いい映画!

東京での公開は、7/6(金)まで。シネセゾン渋谷にて。

2001年6月24日(日)80'sな呪縛
19年ぶりでユーミンのアルバムが夏に出た。『パールピアス』以来なんだってね、夏にアルバム出すの。山下達郎、竹内まりや、サザン(桑田さん)も新譜を出すし、松田聖子もこわいほど元気。ホントに今って、2001年の夏? これじゃ、1981年の夏と同じじゃない? 彼らの音って基本的に同じ路線なのに、古臭くなってない。テクノロジー的には20年前と今って雲泥の差なのに、音楽に関しては、あんまり変わってなかったりする。だって1980年と1960年のヒットチャート比べてみたら、20年前のヒット曲って、み〜んな超懐メロで、互換性ないもんね。80'sって今の音の元ネタ的なところもあるし、だから80'sがブームになったりするのかな。

というわけで、今週は80'sを1年ぶりに更新してみました。ただし、後半の1988年。それでもすっかり80'sモードになっちゃって、大瀧詠一の『ロング・バケーション』を聴きながら、クルマ飛ばしちゃったりして。『雨のウェンズデイ』で、じーん。


2001年6月17日(日)ソープオペラ内閣
小泉内閣は、ソープオペラ内閣と呼ばれているらしい。ソープオペラとは、英語で超連続昼メロドラマ、つまりテレノベラのこと!!! 命名の理由は、ついつい次を見たくなっちゃうから。確かに最近の政治って、「次回に続く」的展開が多いもんね。ふっふっふ、ついに時代がテレノベラに近づいた・・・と、ほくそ笑んでる今日このごろ。

おもしろきゃいいってもんでもないし、「いかんざき」なんてマジな顔して言ってるの見ると、あらら・・・って思うけど、とにかく、言葉がわかりやすくなったのがいい。小泉首相の言葉って、簡潔で、感情がこもってて、メリハリがあって、外に向かっていくんだよね。田中真紀子はどう? まだやることやってないけど、開かずの間に風を通したのは爽快、悪者が淘汰されるテレノベラの最終回的エッセンスありか? でもまだまだ続く。さて、次回は? やっぱり見たくなっちゃうじゃん!


2001年6月10日(日)好きな音123
1 レ・モーヴェ・ギャルソンヌ/愛の讃歌 
桃の天然水のコマーシャルで使われてる曲。エディット・ピアフの名曲をパンク系にアレンジ、疾走感がたまんない。これ聞いて、クルマや自転車乗ると、サイコー。60分のエンドレス・カセットをつくりました。

2 エアロ・スミス/JUST PUSH PLAY
思わず買っちゃった。齢50歳を超えて、このパワー。クサい言葉でイヤなんだけど、ロック魂ここにあり、あっぱれ! このCDに入っている"JADED"は、旅行中、各地のMTVで流れまくってた思い出の1曲。すでに懐かしかったりする。

3 m−flo/EXPO EXPO
80年代から今まで、クラブ系の音がどんどん洗練されていき、21世紀になったら、こうなった!って、時代の集大成みたいな1枚だと思う。特に、リサがボーカルのメロディアス系な曲が好き。

コンフェデ、残念だったけど、よくやったよね。川口君、見れば見るほど、カッコいい。さあ、来年へゴォ!

2001年6月3日(日)感動した!
昨日のサッカー、コンフェデ・カップは、世界のカメルーン相手に2対0で快勝! 日本のメンバーたち、すっかり立派になっちゃって・・・。ゴールキーパーの川口君がシュートをビシッと止めて、「ウォーッ!」と叫ぶ顔がアップになったときなんて、心臓がバクバクしちゃった。カッコよくて・・・。2得点を上げたワンダーボーイ鈴木、最年長中山、みんな引き締まったいい顔してる。このままワールド・カップへ突入だっ! やっぱ、国際試合になると、燃えちゃうの。

先週見た『JSA』。今だに、感動で満たされている。韓国が描く北朝鮮兵士の、なんと魅力的なこと!ユーモアとサスペンス、そして人間愛。北と南の兵士の禁断の交流の先に、悲劇が待ち受けていることが最初に示されるだけに、見ている間じゅうウルウル・・・。っていうか、見苦しいほど、泣いてしまいました。金成日も「見てみたい」と言ってるらしいこの映画、もうぜったい!おすすめ。

ガルシア=マルケスの息子が監督した『彼女を見ればわかること』も、おすすめ! 一見、幸せそうな女性たちの奥に潜む孤独。『百年の孤独』がセリフに登場したり、画面のそちこちに登場する「ちょっとラテンアメリカ的なもの」を探すのも、楽しいかも・・・。


2001年5月27日(日)懸賞狙い

前はチケット・プレゼントに、よく応募してた。けっこう当たったんだよね。試写会、ライブご招待、ファッション・ショー、フリスビー、Tシャツ、エトセトラ。お金もなくなったことだし、また応募してみることにした。とりいそぎ、基本は映画。『ベンゴ』っていうスペイン映画と、『天上の恋歌』っていう、香港映画の劇場招待券プレゼント。最近は、「XXXが当たる!」っていう文字に、敏感になってきた。愛用している「皮むき白ゴマ」にも「キャンペーン」の文字発見! 何が当たるのかと思ったら、「あなたの写真を商品パッケージに掲載します!」。あらま・・・。
懸賞って、「当たるかな?」なんて欲だしてると、当たらない。「忘れてた!」っていうのが、突然舞い込んでくるの。これって、何かに似てるような・・・。

今日は映画を2本見た。ガルシア=マルケスの息子が監督した『彼女を見ればわかること』と、話題の韓国映画『JSA』。2本ともすばらしかった。全然違うタイプの映画だから、比較はできないけど、両方とも、絶対見る価値ありよん。今、見たい映画がたくさんある。ノベラ三昧してる場合じゃないって。

2001年5月20日(日)メロン とか
近所のOKストアに行った。レジには若い新人の女のコがいた。あいにく、細かいのがなかったので、2000円出した。若い女のコは、尋ねた。
10円とか、ありますか?」
わたしも「とか」は、よく使う。あんまり使い過ぎるのはよくない・・・と自覚はしてるけど、気づかないうちに使ってる。便利だし、もうカラダにしみついている。でも、この場合、「とか」は要らないと思う。「とか」もここまで進出したか?と、年寄り臭い感慨が押し寄せくるの巻。

ちょっと前の日曜日、朝起きたら、『波乱万丈』に森山加代子が出てた。彼女が歌ってたラテン系古典的名曲に『メロンの気持ち』っていう曲があって、すっごく好きだったの、思い出した。で、カセットを探し出し、ずっと聞いてる。♪コラソン・デ・メロン、デ・メロン、メロン、メロン、メロン、メロン・・・。だれも知らない? もちろん、わたしもリアル・タイムでは、知りません、念のため。父母の世代の曲だからね。80年代前半に、「メロン」ってテクノバンドが、この曲、カバーしてたような気がする。

そういえば、カーニバルでいっしょに燃えた、トリニダードのともだちから絵葉書が届いた。彼女は現在、欧州旅行中。メールより、うれしかったりするんだよね。

2001年5月13日(日)燃え尽きた
ついに見終えました、EL PAIS DE LAS MUJERES(女たちの国)。物語にすっかり入りこんじゃって、電車に乗っても、渋谷に行っても、まわりの人たちが、みーんな登場人物に見えちゃって・・・。あぶない、あぶない、現実に戻らなくっちゃ。

最近、気に入ってるもの。樹木希林、岸本加代子、田中麗奈のフジカラーのコマーシャル。デジカメで撮った写真が、プリントに・・・と言いながら、樹木希林が頭から煙を出すやつ。ちなみにこないだ頼まれて、デジカメの写真をプリントにしてみたら、たった85万画素なのに、きれいに仕上がりました。

お気に入りのエクササイズは、パワーラッシュとソウルダンス。パワーラッシュは、筋肉コンディショニング系、エアロビクス的に、スタジオでみんなで筋トレするの。甘やかした腹の肉をシェイプする使命があります。ボクシングのつもりで参加したら、実は・・・って、棚からボタ餅で参加したソウルダンス。やってみたら、おもしろかった。むか〜しの、リアルタイムじゃ知らないソウル(ジェームス・ブラウンとか)のステップで、踊ります。これが意外と汗かけた。いつもと違う筋肉使ったらしくて、次の日、カラダが痛かった。ちょっと、ショック。

2001年5月6日(日)ノベラ三昧
こんなことをしている場合かはともかく、昨日は1日ヒマで、ずーっとノベラを見てた。EL PAIS DE LAS MUJERES(女たちの国)っていう、ベネズエラもの。1年半くらい前から見始めたんだけど、途中で入手不可能状態に
・・・。ノベラのような紆余曲折を経て、ついに!最終回が近づいてきた。とても濃い〜ので、続けて見てると窒息しそうになる。部屋の窓は開けて、もちろんカーテンも開けとかないと・・・。それでも見る価値あり! たぶん、ノベラ人生でベスト3に入る作品になること確実! 近々に紹介する予定です。すごく思い入れあるから、紹介サイト、どぼんとハマって作っちゃいそう。で、今日はドライブ三昧。天気よかったからね、と〜っても気持ちよかった。なんのことはない、連休でした。

2001年4月29日(日)う〜ん
もう長いこと、せっせとHPを更新してる。マメなところもあるんだけど、「やらなきゃいけないこと、大切なことを先延ばしにする」ところもある。最近、先延ばしにしたばっかりに、あらら・・・な状態になることが続いた。ちゃんと考えて、大事なことは先にやる
ことを心がけよう!と誓うの巻。あんまり自信ないんだけど・・・。

といいつつ、昨日はお誘いがあって、「つつじ見」をしました。天気よかったからね、自転車であちこち走りまくるのもサイコーに気持ちいい! ついでにティップネスにも行き、たどりついた哲学堂公園で見たつづじはキレイだった。ともだちがつくってくれたゴハンもおいしかった。ものすごく食べた。確実に体重が増えた。一生やってる?

2001年4月23日(月)少しづつフツーに戻る
気が抜けた状態が続いてたけど、やっと、少〜しづつフツーなモードに戻ってきました。で、今週から本格的に更新再開です! ゲストブックも復活しました。これからもよろしくね。

で、ケータイも買いました。そう、出発直前になくしちゃったのね。今度は、H"。紀香オーラにやられそうになっちゃって、J-PHONEもいいかなって思ったけど、やっぱ通話料かなり違うもんね。今度のはタダじゃなくて、ちゃんとお金払って、最新的なのにした。着メロ、ダウンロードしたり(もちろん!m-flo/come again)、待ち受け画面にカーニバルの写真貼りつけたりして、な〜に、やってんだか・・・。メールアドレスなんて、thaliaなんだから! おこがましいって、ひんしゅく買ってます。
あらら。

2001年4月16日(月)帰ってきたの巻
50日間はあっという間に過ぎました。なんか、まだぼーっとしてて、何から書いていいんだか、わからないけど、ホントにすごい旅行だった。トリニダードのカーニバル、トバゴのターコイズ・ブルーの海、ガイアナの秘められた滝、ジャングル、大河、ベネズエラでは雲の上を散歩し!?、コスタリカでは初体験!ラフティング、そしてイベント盛りだくさんのメキシコ・・・。すべてが夢だったような気になったりもして・・・。夢じゃない証拠は、デジカメの写真!? 

これからの更新は、次回(今週末)に旅行のあらまし、次はトリニダードのカーニバルの爆発写真、それからスペイン語圏各国テレノベラ事情、ホテル・ランキングなどなど予定してます。ネタいっぱいあるし、またまた長期連載になりそう。請うご期待!?

2001年2月16日(金)ゴォ!
そうこうしているうちに、出発
の日が近づいてきました。ビザも取ったし、シティバンクの口座にお金も入れといたし、新聞+郵便物も止めたし、大家さんと管理人さんにご挨拶もしたし、ぬかりはない? う〜ん、何かを忘れているよな、忘れてないような・・・。

今日はエクササイズ納め。ボクシングで燃焼し、サンチョ・パンサに行き、テレノベラのビデオを返してきた。やってることいつもと同じ。違うのは、見るノベラがなくなって気が抜けたこと。いや、あった。去年、買いとって、まだ見てないノベラが・・・。一生見てろ!か。

話変わって、旅行に持っていく音楽は、Jポップ系が中心。旅行に行くと、日本の音楽が聞きたくなる。aiko、スガ・シカオ、平井堅、bird、puffy、Love Psychedelico、そしてm−flo。"Como Again"は、今回の旅行のテーマになるかも・・・。

文字通り、「な〜に言ってんだ」なつぶやきになってしまいました。じゃ、行ってきま〜す!

2001年2月12日(月)オマーラ、そしてケータイ
このところ、m-floの"come again"が大のお気に入りで、ウォークマンでいつも聞いている。あんまり聞き過ぎて電池がなくなり、J-WAVEに替えたら、「さて、お待たせしました。いよいよ、オマーラ・ポルトゥオンドさんの登場です」の声。運命だ!いやあ、すごい。存在感、信念、愛、そして自信・・・言葉を探すのがばかばかしくなるほど、絶対的な人間的魅力が声から伝わってくるのね。特に、「歌う曲紹介」は、背中がゾクゾクッとした。そして、大ニュース!ついに彼女の単独日本公演が、今年の8〜9月に実現するそうです。すべてを超越した、すばらしいライブになること、請け合い! これを見ずして、何を見る?

ハナシは変わって、ケータイ紛失するの巻。1週間ほど前、蒲田のペルー料理屋ベンボスで大騒ぎをしたその晩、家に帰ったら、ケータイがない!すぐに回線止めたので、損害はなかったけど、とっても不便。「ケータイなんて、なければないでなんとかなる」と思ってた。しかし、待ち合わせ、渋滞したとき、ケータイがあればカンタンに済むことが、手間取る、手間取る。今度はどこのケータイにしようかな。紀香オーラにやられちゃうかも・・・。

さて、出発まで1週間になりました。旅行の詳細は、次回の更新で!


2001年2月4日(日)初体験レポート
昔、オールナイト・フジでこんなコーナーがあったっけ。井上明子とか、片岡聖子とか、出ててね。最近、とっても懐かし志向。80年代前半のロックばっかり、聴いてたり。それはさておき、何が初体験かと言うと、タンニング・マシーン! 年末年始以来、体重が高値安定し、ついでに更に増えたりもして、とてもじゃないが、カーニバルでイケイケなビキニの衣装を着れるような腹ではない。しかし、後戻りはできないので、日焼けでごまかそうと思った。いざ、スポーツジムのタンニング・ルームへ。
巨大なホットサンド用フライパンみたいなのがあって、間に挟まって寝ころがる。フタは閉めるもんだって、気がついたのは、焼き終わってから。フタ開いてたら、光が飛び散っちゃって、うまく焼けないじゃん。でもね、ブラックライトみたいなのに焦がされるのは、あんまり気持ちいいもんじゃない。人工的なんだもん。というわけで、このまま本番に臨みます。直前に、現地で半日、トドになってれば、なんとかなるでしょう。カーニバルの衣装は、来週一挙公開よ〜ん。


2001年1月27日(土)雪国
「明日は大荒れの天気になるでしょう」と天気予報は言っていた。どうせはずれるだろうと思ったら、当たった・・・。仕事だったので、朝、早く起きたら、東京が雪国状態。雪が斜めに降っている。なのに、無謀にも自転車で駅に向かった。行きはムキになって乗ったけど、帰りはムリだった。傘さして、雪の中、自転車を押して歩いてたら、妙にハイな気分になってきた。生きてる〜みたいな。それにしても、今年は暖冬なんて、言ったのだれ?
 ま、いいか。もうすぐ、むふふな南国のカーニバル!

2001年1月21日(日)飼いねこMIMIの胃炎
シエラ・マエストラのライブがあった日、家に着いたのは12時過ぎ。見ると、部屋のそちこちにゲボの跡・・・。ネコは嫌がらせで吐いたりすることもあるから、その晩はあんまり気にしなかった。しかし、翌日、今度は早く帰ったのに、また吐いてた。元気もない。こりゃたいへんだ! 次の日、獣医さんに連れて行った。
問診の後、獣医さんはMIMIの顔つき、耳の中、口元などをチェックし、体を触り、腫れがないかをチェックする。その間、無言。抵抗しないよう、洗濯ネットに入れられたMIMIも、診療台の上で、不気味な沈黙を守っている。悪い病気だったら、どうしよう。
「どうでしょうか?」
「胃炎の可能性が高いです。炎症を抑える薬と、栄養剤を注射しておきましょう」
「診察手帳」を取りに駐車場に行ったので、現場には立ち会えなかったが、獣医さんが注射をしたら、MIMIは、「グルルル、ウウウ・・・、ハア!」と唸り、威嚇したそうだ。
「6年ぶりですね。もうちょっとでデータ抹消されるところでした」と、看護婦さん。
コンピュータにデータを入力してた看護婦さんは、しばらく画面を見つめ、「あっ!」と叫んだ。
「先生、どうしよう。年齢が変になっちゃった」
獣医さん、駆け寄る。
「なんだ、年齢が100万歳になってるじゃないか!」
「じゃ、このネコちゃん、100万歳まで生きるわよ、きっと」
看護婦さんは、高らかに笑った。
注射をしてもまだ吐くようなことがあると、別の病気(尿毒症など)の可能性があるそうだ。ドライフードはやめて、缶詰に切り替えること、明日まで絶飲絶食を必ず守るようお達しがあった。家に帰り、しばらくすると、MIMIはケロッとした顔をして、寝始めた。その後、吐くことなし。あの1日半は何だったの? あんまりにもあっさり直っちゃって、狐につままれたような感じ。それにしても、健康のありがたさが、改めて身にしみた出来事でした。

2001年1月14日(日)ユニクロのポイントカード
年末からひとつ気になっていることがある。せっせと貯め続けたユニクロのポイントカードが見当たらない。あと2000円くらい買えば、5000円分の商品と交換できるはずだった。あるとき、ふと思いだし、お財布の中をチェックしたら、ユニクロのポイントカードだけがない! クレジットカード、キャッシュカード、タワーのポイントカード、図書館、エトセトラはぜ〜んぶあるのに・・・。「あと少しなんだよね〜」とか言いながら、見せびらかしたことが、脳裏に蘇る。あのとき仕舞い忘れたのか、落としたのか・・・。そのうち出てくるかと思ったけど、出てこない。これを書きながらもう一度、チェックしてみたけど、やっぱない。ショック!


2001年1月7日(日)21世紀になりました。
2001年、初めての更新です。まだまだHP続けていきそうなので、これからもよろしくね!
去年から言いつづけているけれど、21世紀になったら劇的に世界が変わるものだと、子供のころは思っていた。でも、あんまりにも変わらなくて、そっちのほうがビックリだったりする今日このごろ。でもまあ、いい区切りだし、今年はやや飛ばしめで行こう!と思ってます。手始めに、2月の下旬、トリニダード・トバゴのカーニバルに参加する予定。トリニダードのカーニバルは、6年前にも見に行ったんだけど、縁あって今回は参加することになりました。リオのカーニバルみたい、おっとビックリ!な衣装で踊ることになりそう。現地に住んでるともだちからの指令は、「必ず日の丸を持ってくること」。かの地では、日本からわざわざやってくる観光客に、期待が集まっているらしい。さあて、どんな展開になるやら???

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