2002年11月５日（火）
最近のテレノベラ系ニュースをドドドッと！
タリアの姉妹、ラウラ・サパタとエルネスティーナ・ソディ、誘拐される！
９月22日の夜、メキシコシティの劇場で仕事を終え、帰宅しようとしていた女優ラウラ・サパタと、ライターのエルネスティーナ・ソディが誘拐されました。先月（10月）ふたりとも無事解放されましたが、ことの真相は謎のまま。タリアの旦那トミー・モトーラが身代金として1000万ドル！！！（約12億円）を支払った・・・なーんてウワサがまことしやかに流れたりしています（タリア側は否定）。今回の事件に関しては、捜査当局がすでに５人組の容疑者の目星をつけているという記事も見かけたので、解決間近？あるいは、そうは問屋が卸さない！？
そういえば、さっき、ベッカムの妻ヴィクトリアの誘拐未遂事件逮捕の瞬間！をテレビでやってたけど、この事件で、犯人が要求しようとしていた金額も10億円。有名人の身代金って、すごーい。ちなみに、誘拐事件が頻発しているメキシコ市では、今年に入ってから133件の誘拐事件が起こり、そのうち犯人が逮捕されたものは40％・・・だそうです。これって、意外と検挙率高い？？？ でも、表面化しない誘拐事件もたくさんあるようなので、一概には言えないか。
関連リンク タリアってだれ？
アデラ・ノリエガの次回作は、BODAS DE ODIO（憎しみの婚礼）
今年、主演作の"EL MANATIAL"（泉）が当たったアデラ・ノリエガ。その前の作品、"EL PRIVILEGIO DE AMAR"（愛する特権）と"EL MANANTIAL"のインターバルが長かったので、もしかして、今度も？と思いきや、すでに次回作 "BODAS DE ODIO" の撮影が11月11日から始まることが決定！来年３月には放映開始だそうです。お相手は、おひさしぶり！のフェルナンド・コルンガ。この作品は、20年ほど前にクリスティアン・バックとウンベルト・スリータが共演したテレノベラのリメイクです。で、プロデューサーは、上記２作と同じ、テレビサの名物大物女性プロデューサー、カルラ・エストラーダ。これは、たのしみ！
関連リンク EL MANANTIAL
アダマリ・ロペスとルイス・フォンシ、ロマンスの噂！
"AMIGAS Y RIVALES" で好演したアダマリ・ロペスと、歌手ルイス・フォンシにロマンスの噂が流れています。アダマリは、モデルのアンヘル・ビエラや、メキシコ人俳優マウリシオ・イスラスと、ルイスは、コロンビアのテレノベラ
"LA BABY SISTER" に主演したパオラ・レイなどと浮名を流してきたけれど、今回の噂に関しては、「そっとしておいて」なーんてコメントしたりして、本格的に進行中！？ ふたりともかわいい系で、お似合いのカップル！！！ アダマリは、マイアミ在住。来年の５月までは、引き続き、現在アメリカなどで放映中のテレノベラ "GATA SALVAJE"（野良猫）の収録でスケジュールがいっぱいなので、この作品の撮影終了後、テレビサの新しいノベラで主人公を演じる・・・というハナシも出ています。早く見たいな、彼女の主演作品！
関連リンク AMIGAS Y RIVALES
ケイト・デル・カスティージョ、主演作品決定！？
サッカー選手のルイス・ガルシアと短い結婚生活の末破局、メキシコに戻ったケイト・デル・カスティージョが、ついに！始動。来年１月から撮影開始だそうです。タイトルは、"BAJO LA MISMA PIEL"（同じ肌の下で）。この作品はリメイクではなくオリジナルだとか。また、新しい情報が入ったら、アップします。
ヴェロニカ・カストロ、今度こそテレビサ復帰か！？
クリスティアンの母と言ったほうが、ピンと来るひとが多いかも。"LOS RICOS TAMBIEN LLORAN"（お金持ちだって泣くのよ）や、"EL DERECHO DE NACER"（生まれる権利/上記、ケイト・デル・カスティージョが数年前、リメイクで主演）などの代表作があり、70〜80年代、メキシコのテレノベラ界を背負って立っていたヴェロニカ・カストロが、長年ゴタゴタしていたテレビサと仲直り、復帰がほぼ決まったようです。あとは、音楽番組に出るか、ノベラに主演するか・・・を決めるだけとか。10月19日、50歳のお誕生日を迎えた彼女、いよいよ活動開始！（と書きながらも、一抹の不安あり）
ナイレア・ノルビンド、2003年のカレンダーはヨガ！
"ABRAZAME MUY FUERTE"（わたしをぎゅっと抱いて） の強烈な悪女演技も記憶に新しいナイレア・ノルビンド。その後、テレビサのリアリティ・ショー "BIG BROTHER VIP" に参加して、かなりズタズタになったことが原因かどうかはわからないけど、2003年のカレンダーはヨガで迫ります。そういえば、アメリカでも、またまたヨガが大ブームなんだってね。関係ないけど、わたしが通っているティップネスでも、「ヨガ・ヌーボー」をキャッチフレーズに、新しいヨガのプログラムが始まりました。
スサーナ・ゴンサレス、パブロ・モンテーロとの結婚を否定！
"ENTRE EL AMOR Y EL ODIO"（愛と憎しみのはざまで）で、初主演を果し、好評を得たスサーナ・ゴンサレス。上記、"ABRAZAME MUY FUERTE" に出演していたパブロ・モンテーロとの熱愛は認めているけど、結婚説は否定！ さて、公私共に充実している彼女、次のお仕事は？？？ そうそう、"ENTRE EL AMOR Y EL ODIO" は、来週紹介する予定です。
関連リンク ABRAZAME MUY FUERTE
スサーナ・トーレスの最新作は "SIETE VECES AMADA"（７回愛されて）
スサーナ続きで、最後にもう１本。今だに「わたしが一番好きなテレノベラ」、不動のランキング・ナンバー１、"LAS JUANAS"（フアナたち）に出演していた SUSANA TORRES。最近は、コロンビアのノベラを見る機会が全然ないんだけど、彼女の最新の出演作は、"SIETE VECES AMADA"（７回愛されて）という作品だそうです。愛する男がことごとく、亡くなったり、不運に見まわれてしまう女性が主人公で、「魔術的リアリズム」が散りばめられていたりする作品とか。マジ、見たい！
関連リンク LAS JUANAS
2002年９月17日（火）
姉御健在！「わたしは美しく、しかも、より円熟している」−ルシア・メンデス
少しは頻繁に更新するため、このコーナーを作ったのに、３か月も空いてしまいました。ということで、今回は、復活？第一弾にふさわしい、メキシコのテレノベラ界の重鎮？大姉御ルシア・メンデスにスポットを当てましょう。主演ノベラ15本、20枚以上のアルバムを出した輝かしいキャリアを持つ彼女だけど、最近、テレノベラのお仕事もしてなくて、歌のほうもニュースを聞かない。が、心配はご無用、姉御は健在です。今度、彼女ブランドの香水を売り出すことを計画しているそうです。で、なんでも、この香水をつけると、カラダから異性を魅了するフェロモンが発散しちゃうとか。その名も「ルシア・メンデス・エキゾチック」！ 異性を魅了・・・ってことは、女性版、男性版があるのかしら。これ、すでにアメリカでは、発売されてるってハナシもあるんだよね。この香水、見かけた！（嗅いだ！）という方、ぜひ！メールください。
で、お仕事のほう。テレビサに戻るというウワサは頻繁に流れていて、９月初旬、ついに具体的な話し合いに至りました。プロデューサーは、今年、起死回生のヒット作 "El Manantial"を世に送り出した、名物女性プロデューサー、カルラ・エストラーダ！ と聞いて、色めきたったんだけど、「役柄が気に入らない」ということで、きっぱり断ったとか。
もうひとつ、コロンビアからもノベラの出演依頼が来ているそうです。アメリカのスペイン語テレビ局ウニビシオンとのコラボもの。つまり、アメリカで放映されるノベラであることが、彼女の心を掴んだけど、まだ決定には至っていないよう。
日頃、「わたしの名前と威信を傷つけるような、安っぽい仕事はしないのよ」とコメントしたりしてる彼女、次の主演ノベラが決定するまでには、ひと波乱も、ふた波乱もありそう。あと、音楽活動の再開も着々と準備を進めているようです。
ところでタイトルの「わたしは美しく、しかも、より円熟している」っていうのは、彼女に関する記事を見てたとき、見つけたフレーズ。やっぱ、この自信がいいよね〜。彼女とか、下に書いたラウラ・レオン、ベロニカ・カストロなどなど、熟年世代（って呼んだら失礼？）にもっと活躍してほしい！ 特に、ルシア・メンデスは、むかし、スペインにいたとき、初めて見たノベラのうちの１本が彼女の作品（"EXTRANO RETORNO DE DIANA SALAZAR"）だったこともあって、思い入れ深いの。ゴー！ゴー！ゴー！
関連リンク ルシア・メンデスについてもっと知りたい El Manantial ラウラ・レオン
2002年６月23日（日）ラウラ・レオン、アルコール中毒説を大否定！
メキシコの宝石！と呼ばれるラウラ・レオン。このところテレノベラから遠ざかっていましたが、ひさしぶりに！マスコミの話題にのぼりました。ＴＶ
Ｎｏｔａｓという雑誌（テレビガイド＋女性自身＋フォーカスといった趣き）に掲載された「ラウラ・レオンはアルコール中毒！」という衝撃的な記事がそれ。もちろん、本人は強烈な怒りと共に否定したそうです。別れた前恋人がでっちあげた、全くのデマだと怒り心頭、告訴してやる！と息巻いたとか・・・。最近、お仕事をしていなかったのは、次のＣＤの製作準備で忙しかったからだと、徹底抗戦の構え！ ラウラ・レオンといえば、星の数ほどいるテレノベラ女優のなかでも、かなり濃いぃ部類に入り、とりわけ、大人の骨肉の争いさせたら、右に出る者はいないんじゃないかと思ってる。あと、怒らせても絶品なんだよね。フツーは、「怒る−>泣く」なんだけど、彼女の場合、「怒る−>カッカッカ！と磊落に笑う−>泣く」ってな展開になって、これがすっごい迫力。だから、今回の記事が出たときの彼女の怒りったら、もう想像するだけで、ノベラ・・・。
そういえば彼女、前にも、ノーメイクでエクササイズしてるところを、写真雑誌のカメラマン（いわゆるパパラッツィね）に撮られて、カメラを叩き壊したとかで、訴えられた！っていう記事があったっけ。血流沸騰型かもね。
ただ、わたしは彼女、大好き！ 怒るときは怒るけど、情に厚い感じがするんだよね。今年の始めくらいから、新作ノベラが放映されるっていう説もあったので、楽しみにしてたんだけど、結局、延びちゃった。今月、テレビサの「父の日特別番組」にひさしぶりに出演したっていうニュースもあったけど、やっぱ、彼女のノベラが見たい。怒りまくって、世の中の浮気オトコたちを退治してくれなくちゃ。ちなみに彼女の新作ＣＤは、もうすぐ（メキシコで）発売になるそうです。あと、テレビサからの出演依頼も来てるらしい。
名作？"Mujeres Enganadas"から、もう２年。そろそろ行こうぜ、ラウラ・レオン！ それにしても、あれからもう２年もたっちゃったのね。時間がたつのは、ホントに早い・・・。
関連リンク
Mujeres Enganadas
2002年６月３日（月）EL MANANTIAL
またまたメキシコ/テレビサのノベラ登場！
テレビサには、カルラ・エストラーダっていう名物？女性プロデューサがいて、かつては、次々とヒット作を世に送り出していました。ところがここ数年はいまいちな状態が続き、2000年、起死回生を狙って、Lucero、Jorge Salinasなどドリーム・キャストで挑んだ"Mi Destino Eres Tu"も不発。もはや神通力も衰えたか？状態だったんだけど、不死鳥カルラは、この作品で見事に復活しました。
主演は、1998年、"El Privilegio De Amar"（これもカルラのプロデュース作品）に主演して以来、沈黙を守っていたアデラ・ノリエガ。お相手は、"Mi Destino Eres Tu"では、最初のほうで殺されちゃう役だった、Mauricio Islas。眉毛つながってる系で、かなーり濃いです。
物語としては、言うに及ばず？愛と復讐系。アルフォンシーナ（アデラ・ノリエガ）の母（アセラ・ロビンソン）は、フスト（アレハンドロ・トマッシ）と不倫関係に落ち、彼の策略にまんまと乗って、自分の夫を殺してしまう。悪い男フストは、なんと！娘のアルフォンシーナにまで手をだすが、村の実力者であるフストを訴えることはできずに、一家は村を出る。しかし、アルフォンシーナは、実は、フストの息子（マウリシオ・イスラス）に淡い恋心を抱き、そして、彼もまた・・・。
数年後、メキシコ・シティで大学に通うアルフォンシーナに運命の夜が訪れる。自堕落な生活を続けていた母が、肺ガンに侵されたことを悲観して、自殺を図ったのだ。病院に向かう救急車の中で、母は娘に告げる。「何もかもフストのせい。すべての罪は彼にあるの。わたしの二の舞を踏んじゃダメ」。そう言い残して息を引き取る・・・。
昭和40年代的アイドル顔？のアデラ・ノリエガは、今年33歳とは思えない可憐さで迫ります。マウリシオ・イスラスは、今のところマザコン・キャラ状態だけど、これからの展開次第でおもしろくなるかも。そして、今回も悪女役のアセラ・ロビンソンの演技は壮絶です。声にも迫力あるし、存在感もある。大人の悪女、或いは堕ちていく女を演じさせたら、彼女の右に出る者はいないでしょう。彼女って、ロンドン生まれのロンドン育ちなんだってね。
そして、主題歌は、ルイス・ミゲルの "Amor Amor Amor"。確か、むか〜し、フリオ・イグレシアスが歌ってた、クラシック・ラテン！ いい曲なんだ、これが・・・。この曲は、下記のテレビサ・サイトで試聴できます。ノベラの詳しい紹介もここで！（スペイン語）
Photo: www.esmas.com
関連リンク
Mi Destino Eres Tu El Privilegio De Amar
2002年5月19日（日）ベネズエラ人俳優カップル誕生！
ペルーのテレノベラ "Milagros" に主演したSonya Smithと、Jorge Reyesが結婚！ すでにプロポーズ済み！ ふたりが共演するテレノベラ "Pecadora" の撮影が終わる来年の２月ごろ、結婚式を予定しているそうです。彼らは、1998年に製作されたベネ・ノベラ "Destino de Mujer"での共演がキッカケで交際を始めたとか・・・。
そう、"Destino de Mujer"、最初の何回か見ました。この写真だと、「えっ？」って思うかもしれないけど、Jorge Reyes、ウットリするほどカッコよくて、ファンになった。ただ、物語は、ものすごーく濃くって、見てるだけで、脈拍＋血糖値が確実に上がっちゃう系。親の代の怨恨が子供の世代に引き継がれ、出会った若いふたりは愛憎の嵐に翻弄され・・・。ま、ノベラはだいたいこんな展開だけど、とりわけ女優さんたちの感情表現が強烈に激しかった。あんな、泥沼のドロドロ・ノベラを撮影しながら、しっかりと愛を育んでいたのね・・・。ちなみに、"Destino de Mujer"は、「女の運命」って意味。でも、演歌っぽく、「女のみち」なーんて訳のほうがピッタリくる気もする。
Jorge Reyesは、最近、"Mambo Y Canela"っていうベネ・ノベラで、元ミス・ユニバースのAlicia Machadoと共演しましたが、この作品は評判いまいちで打ち切りになったそうです。夢の競演！って思ってたのに、残念。でも、ま、いいよね、Jorgeはプライベートで超ハッピーだし。
Photo: http://www.venevision.net
関連リンク
MILAGROS 奇跡
Alicia Machadoが主演した "Infierno en el Praiso"
2002年5月12日（日）テレノベラの女王タリア、ニューアルバム発売迫る！
ニューシングル "Tu y Yo"が発売になったのに続き、いよいよ、タリアの新しいアルバム、その名も"Thalia"が、５月21日、全世界的に！発売になります。スペイン語の曲が10曲、英語曲が３曲、やっと本格的に世界制覇モードに入ってきたか！？ だって、シャキーラに先越されちゃったもんね。
ま、下世話なハナシとしては、「タリアは、シャキーラとデュエットしたいと言っている！」という記事を読みました。で、もひとつ下世話系としては、「でも、パウリナ・ルビオとコラボレートはしない」と言ったとか・・・。パウリナはすでに全部英語のアルバム出したしね、ライバルと呼ぶに値しない、と言ったかどうかは知らないけど、自分のほうがずっとスーパースターだと思ってたら、パウリナに「お先に失礼！」って声掛けられた感は否めなかったりする。
そんなタリアも、12月には全部英語で歌ったアルバムを出すそうです。そして、今年後半には、ラテンアメリカ、ヨーロッパ、アジアをまわるワールド・ツアーを敢行！予定。日本に来る・・・なんてこと、ありかな。うわぁ、考えただけで、ドキドキする。
で、このニューアルバムでは、彼女にしては珍しくカバー曲が入っています。その曲とは！スペインのグラマラス系ロックユニット、Alaska Y Dinaramaが1986年にリリースした "A Quien Le Importa"。この曲が入っていた"No Es Pecado"っていうアルバム、実は思い出の１枚なんだよね。ま、これに関してはまた別の機会に書くとして、とにかくタリアのニューアルバム、とっても楽しみです。日本発売があるかどうかは未チェックだけど、アメリカでも５月21日に発売されるということなので、輸入盤屋さんに入ってくるでしょう。チェックしようぜ、ベイビー！
それにしても、上の写真、先行シングル"Tu y Yo"のジャケ写真なんだけど、ビョークに似てない？ ずいぶんイメージ変わったよね〜。
関連リンク このＣＤに関してもっと詳しく知りたい！
